2007年11月14日 普通の人の普通の仕事 (6) テーマ:ニュース(99643) カテゴリ:格差社会 最近、共感することの多い日経夕刊のコラム(柴田翔「あすへの話題」)でまたまたよいことを書いていた。 新幹線の車内清掃で中年女性従業員があっという間に車内を綺麗にしてゆく手際に感嘆しながら、社会というのは実はこうした多くの「普通の人の仕事」に支えられているのではないかとコラム子は言う。車内清掃一つとってもこうした仕事がきちんとなされるから、先端企業の社員も気持ちよく出張ができる。 そう考えると、実は格差社会の弊害の一つは「普通の人の普通の仕事」をだめにしていくことではないのだろうか。多くの仕事は、長時間の熟練を必要とするし、大なり小なりその職業に対する誇りがあってこそモラルが維持される。 ※ もちろん高度の専門職と普通の人とが同じ給料待遇であるべきだなどというつもりはない。 しかし普通の