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ブックマーク / courrier.jp (302)

  • 人口の1000倍以上が集まる村で実践される、観光公害が起きない仕組み | “生きた”世界遺産・白川郷のインバウンド戦略 

    ますます拡大するインバウンド市場。外国人観光客の目的地は、日旅行の定番である東京・京都から地方へと移りつつある。なかでも、世界遺産・白川郷の合掌造りで知られる岐阜県白川村には、年間100万人を超える外国人観光客が押し寄せるという。現地では今、何が起きているのか。白川村役場観光振興課、小瀬智之課長補佐より話を聞いた。 人口の1000倍の観光客が訪れる村 ──外国人観光客は、いつごろから増加しましたか? 小瀬 大きなきっかけは世界遺産に登録された1995年ですが、ここ10年ほどで飛躍的に増加しました。2013年の外国人観光客の年間訪問者数は15万人で、全訪問者の1割程度。しかし、2019年には100万人を超えました。 外国人観光客の国籍も多様化しています。以前は台湾やタイなどアジア圏の方が多くを占めていましたが、現在は欧州や南米など多種多様な地域からいらっしゃっています。

    人口の1000倍以上が集まる村で実践される、観光公害が起きない仕組み | “生きた”世界遺産・白川郷のインバウンド戦略 
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    kechack 2024/12/14
  • 若者の経済的不満による「テストステロン投票」がトランプに勝利をもたらした | デジタル経済の先にあるもの

    この記事は、ベストセラーとなった『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』の著者で、ニューヨーク大学スターン経営大学院の経営学者であるスコット・ギャロウェイによる連載「デジタル経済の先にあるもの」です。月に2回お届けしています。 彼女が負けた理由を議論するよりも、彼が勝った理由を考察する方が興味深い。わたしたち左派は「彼は僅差で国民投票に勝っただけだ」とか「ウィスコンシンはたった3万票差だった」といった言葉で自らを慰めようとするが、現実にはドナルド・トランプはカマラ・ハリスを完膚なきまでに打ち負かした。 トランプは初めて国民投票で勝利し、7つの激戦州すべてを制した。これは政治的な地震であり、従来型メディアと戸別訪問を20世紀の遺物に変えた。トランプはラテン系から13ポイントを獲得し※1、その衝撃はカリフォルニアの選挙戦にまで及んだ。その余震は今後4年間(そしてそれ以降も)続くこ

    若者の経済的不満による「テストステロン投票」がトランプに勝利をもたらした | デジタル経済の先にあるもの
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    kechack 2024/12/10
  • 米紙「自民党の一党支配が70年も続く日本は、民主主義国家といえるのか」 | 石破新首相が誕生しても…

    岸田首相が退陣し、石破新内閣が発足することになったが、「顔」が入れ替わっただけで自民党政権であることに変わりはない。過去70年近く続く自民党の一党支配について、「それは健全な民主主義なのか」と米紙は疑問視する。 他の議会制民主主義と比べても特異 日の与党・自民党の支持率が過去最低を記録するなか、岸田文雄首相は退任し、10月1日、石破茂が新首相に就任する。 だがこれは大きな変化の前兆とはいえない。石破は岸田と同様、世襲議員であり、自民党は依然として政権を維持しているのだ。 同党は過去69年のうち4年を除くすべての期間において日を統治してきた。その息の長さは、他の議会制民主主義国と比較しても特異であると専門家らはみている。 評論家や活動家たちは、一党支配の長期化と野党の弱体化は深刻な欠陥であり、日の民主主義と有権者の政治参加意識の健全性について疑問を投げかけるものだと指摘する。 政治学者

    米紙「自民党の一党支配が70年も続く日本は、民主主義国家といえるのか」 | 石破新首相が誕生しても…
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    kechack 2024/10/02
    「常に自民党中心の政権が続くことで不確実性リスクがないことが日本のビジネス環境の優位性だ」と口には出さないが思っている人が実に多い。だから日本では政権交代は起きない
  • 米大統領選を前に民主党の政治家が「FOXニュース」に出まくっている理由 | 共和党の政治家もリベラル派放送局に

    今回の米大統領選では、前回の選挙ではあまり見られなかった現象が起こっている。民主党・共和党の政治家たちが、政治的スタンスの異なるメディアに盛んに出演しているのだ。なかでも、運輸長官のピート・ブティジェッジはFOXニュースによく出演している。なぜこうした現象が起こっているのか、英紙「ガーディアン」が解説した。 8月に開催された民主党大会で、バイデン政権の運輸長官ピート・ブティジェッジは民主党員たちに向けて、少し変わった自己紹介をした。 「ピート・ブティジェッジです。FOXニュースで私を知っている人もいるかもしれませんね」 この発言は笑いを誘ったが、そこには確かな真実があった。大統領選挙までの最後の約2ヵ月間、政治家たちはまだ説得可能な有権者たちの票を得ようと、イデオロギー的に一致しないメディアにも出演しているのだ。 ブティジェッジは、「ハリス−ウォルズ陣営を代表して保守系放送局に出演すること

    米大統領選を前に民主党の政治家が「FOXニュース」に出まくっている理由 | 共和党の政治家もリベラル派放送局に
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    kechack 2024/09/06
  • 長崎・平和祈念式典を欠席する駐日米大使が「米紙に語ったこと」 | イスラエル不招待の波紋

    イスラエルが招待されなかったことを理由に、米国や英国の駐日大使が長崎の平和祈念式典への不参加を表明した。米紙「ニューヨーク・タイムズ」はこの問題について、米国のエマニュエル大使への独自取材も交え、次のように報じている。 ロシアの侵攻とイスラエルのガザ攻撃 長崎市で8月9日に開かれる平和祈念式典に、米国と英国の駐日大使が欠席すると表明した。イスラエルの駐日大使が招待されていないことが理由だとしている。 この式典には、150以上の国と地域から要人が招待されている。毎年開催されるものだが、2022年以降、ロシアとベラルーシはウクライナへの侵攻を理由にリストから外された。そして今年は、パレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルも外された。 米国と英国の大使は、ガザ地区のハマスに対する戦争ロシアの行為を同列に並べるべきではないとして、イスラエルを招待しない長崎市長の判断は誤りだと述べている。

    長崎・平和祈念式典を欠席する駐日米大使が「米紙に語ったこと」 | イスラエル不招待の波紋
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    kechack 2024/08/10
  • 2024年夏の「世界のオーバーツーリズム対策」 “大幅値上げ”が続々… | 観光地の「目に見えない負担」を減らすには

    世界各地で大幅値上げ コンビニエンスストア越しの富士山が撮れるとして、外国人観光客に人気の山梨県富士河口湖町。観光客による迷惑行為が後を絶たないため、同町がとった「黒い幕を設置する」という対策は、日のみならず海外でも話題となった。 新型コロナによるパンデミックが収まって以降、世界の多くの観光地がオーバーツーリズムに悩まされている。夏の旅行シーズンを迎える前に、具体的な対策に乗り出すところも少なくない。酔っ払った観光客に悩まされてきたスペインのイビサ島とマヨルカ島の一部地域では、深夜のアルコール販売と路上での飲酒が禁止された。 だが、最も多いのは「お金」に訴えるやり方だ。

    2024年夏の「世界のオーバーツーリズム対策」 “大幅値上げ”が続々… | 観光地の「目に見えない負担」を減らすには
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    kechack 2024/06/07
  • バイデンの「日本は外国人嫌い」発言に米紙読者 「米国が言えた立場!?」 | 保守系英紙には「日本は日本のままでいい」の声も

    ジョー・バイデン米大統領が「日は外国人嫌いで移民を望んでいない」などと発言したニュースは海外メディアも一斉に報道した。なかには、記事のコメント欄に異例の数の書き込みがあった欧米メディアもあり、この報道に対する読者の関心の高さをうかがわせた。 「中国ロシアと一緒くた」に違和感 米紙「ワシントン・ポスト」は、「バイデン、選挙イベントで同盟国日を中露のような『外国人嫌い』と呼ぶ」と見出しをとった5月2日付の記事で、問題となっている発言に触れ、「米国の同盟国を中国ロシアといった権威主義的なライバル国と同じグループに入れ、移民不足が『経済がひどく行き詰まっている』理由ではないかと示唆した」と記した。

    バイデンの「日本は外国人嫌い」発言に米紙読者 「米国が言えた立場!?」 | 保守系英紙には「日本は日本のままでいい」の声も
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    kechack 2024/05/07
  • ピーター・ターチン「トランプを支持して権力拡大を狙う対抗エリートたち」 | 米国はロシアより「崩壊」に近い

    理論生物学から始め、歴史を自然科学のように研究してきた進化人類学者のピーター・ターチン。その独得で大胆な主張は、世界から注目を集めてきた。ターチンから話を聞いた、英紙「フィナンシャル・タイムズ」のヘンリー・マンス記者が、その主張を鋭く分析する。 危機を予測した進化人類学者 2010年、英誌「ネイチャー」は、各分野の専門家らに自分の分野が10年後にどうなっているか、予測するよう求めた。グーグルのリサーチ・ディレクターは、インターネット検索がタイプ入力ではなく、ほとんど音声入力でなされるようになるだろうと述べた。 そこにはピーター・ターチンのものもあった。もともと生態学者であった彼の予想は、なかでもおそらく最も大胆だった。「次の10年は米国と西欧が不安定化する時期になる」というのだ。特に「2020年ごろに一気に不安定化する」と示していた。 この予想がなされたのは2010年2月のことだ。同年末に

    ピーター・ターチン「トランプを支持して権力拡大を狙う対抗エリートたち」 | 米国はロシアより「崩壊」に近い
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    kechack 2024/05/05
  • 角界“追放”の元力士が出場、米国流SUMOに現地メディアも驚き | エジプト出身の大砂嵐ら、試合前に舌戦も

    エジプト出身の大砂嵐ら、試合前に舌戦も 角界“追放”の元力士が出場、米国流SUMOに現地メディアも驚き 2024年4月13日、米ニューヨークで開催された「ワールド・チャンピオンシップ・スモー(WCS)」で、トロフィーを掲げる大砂嵐とソスラン・ガグロエフら Photo: Roy Rochlin / Getty Images 米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで相撲の世界大会とされるスポーツイベントが開かれ、米紙「ニューヨーク・タイムズ」によると、観客はプロレスさながらのリングネームや相手選手への挑発も含む“米国流”の相撲を興味津々で楽しんだという。 同大会には、大相撲の元幕内で引退勧告の処分を受けたエジプト出身の大砂嵐や、大麻所持事件で日相撲協会を解雇された元若ノ鵬とみられる選手も出場。それぞれ現地メディアの取材に応じている。 「礼儀正しい日の相撲」と大違い 複数の現地メディ

    角界“追放”の元力士が出場、米国流SUMOに現地メディアも驚き | エジプト出身の大砂嵐ら、試合前に舌戦も
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    kechack 2024/04/23
  • 経済格差を生んだのはグローバリゼーションではなく、「金あまり」だった | 英誌が分析、量的緩和政策の「功罪」

    金を増やせば「経済は上向く」と信じられた 「緩和」という奇妙なフレーズは、日で使われていた言葉だ。1995年、資産バブルを作り出した日銀は貨幣を印刷し、バブル崩壊後の不良債権を買い取った。ヴェルナーによると、これは「会計上の問題に過ぎない」のだ。 しかし、日銀が2001年3月に量的緩和政策を実施したときには、異なるアプローチが採られた。ジャンク級の金融資産ではなく、安全な国債を金融機関から買い上げたのだ。そうして市中銀行に融資を再開するための大量の資金を供給した。 通常の量的緩和政策は金利を下げることでなされ、金利によって経済を加速も減速もできる。事業は借り入れをもとに操業するからだ。景気が冷え込んでいる場合、中央銀行は金利を引き下げることで、企業は設備投資や雇用を増やせる。同時に、人々は住宅ローンや自動車ローンを組みやすくなり、支出が増える。そうすれば物価や賃金が急激に上昇し始めるかも

    経済格差を生んだのはグローバリゼーションではなく、「金あまり」だった | 英誌が分析、量的緩和政策の「功罪」
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    kechack 2024/03/31
  • 英誌が分析「トランプ当選、英国EU離脱を招いたのは日本発の量的緩和だ」 | 過剰なマネーが世界を分断した

    世界経済を根から変えた、日発の「量的緩和」政策 1995年9月2日、日経済新聞は、ドイツ人エコノミスト、リヒャルト・ヴェルナーの記事を大きく取り上げた。日は第二次世界大戦の惨禍から驚異的なスピードで立ち上がり、世界第2位の経済大国になった。しかし、1980年代に巨大な資産バブルが発生し、その崩壊後に深刻な不況に陥った。 日が抜け出せなくなった不況の解決策として、香港の投資銀行に勤めるヴェルナーは中央銀行による信用創造を提案していた。この方法は「量的金融緩和」と呼ばれていた。 それから数十年間、彼のアイデアは形を変えて採用され、2001年の日、2008年の米国と欧州、パンデミック中の2020年に積極的に導入された。各地の中央銀行が量的緩和政策を通じて創出した信用総額は、いまや300兆ドル(約4京5430兆円)を上回る。 量的緩和政策によって巨額の資金がもたらされたことによって、現

    英誌が分析「トランプ当選、英国EU離脱を招いたのは日本発の量的緩和だ」 | 過剰なマネーが世界を分断した
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    kechack 2024/03/31
  • 人手不足に地価高騰… 米誌が「ニセコの投資ブームに陰り」と報じる理由 | 計画の再検討を迫られる事業者たち

    海外からの投資が過熱する日有数のスキーリゾート地ニセコでは、いまコスト高騰などが原因で手を引く開発業者が増えている。 米誌「ブルームバーグ・ビジネスウィーク」が、開発計画を断念したニセコの事業者たちに話を聞いた。 開発コストは10年前の「3倍」 近年、ニセコから巨額の利益を得ようとしている開発業者らの思惑が外れつつある。海外投資家たちからの投機により、日の地価が史上最大レベルに高騰しているからだ。 ニセコで何年間も働いてきた開発業者たちによると、10年前と比べて開発費用が3倍にも跳ね上がったという。この2年間だけでも約30%もの値上がりだそうだ。銀行からの融資が難しくなったことや、行政が大規模な開発を制限したこともあり、新規投資のハードルは高くなっている。 「いまニセコに投資する人は、かなりのチャレンジャーです」と、ニセコの不動産会社ニセードの創業者ジョナサン・マーティンは語る。

    人手不足に地価高騰… 米誌が「ニセコの投資ブームに陰り」と報じる理由 | 計画の再検討を迫られる事業者たち
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    kechack 2024/03/21
  • 英紙が報道「立憲民主党の泉健太が起こす変化にもっと注目すべきだ」 | もっと高く評価されるべき政策案

    では自民党による支配が長く続いてきたが、その原因は野党の弱さにあると言われることがある。だが、英誌「エコノミスト」は、2021年に立憲民主党代表に就任した泉健太に注目し、現実的な舵取りをして政策を提言する彼の姿勢に着目すべきだと指摘している。 低すぎる野党への支持率 日の主要野党である立憲民主党の党首の泉健太は、変化を渇望している。彼は誌「エコノミスト」によるインタビューに応じ、日の低成長と人口動態の悪化を嘆く。その原因は、過去70年間続いた自由民主党の保守的な支配にあると、「進歩主義者」を自認する泉は考えている。 「古い価値観がこの国の活力を失わせてきました。私たちは変えていきたいのです」 理論的には、彼にはまたとないチャンスが巡ってきている。自民党は財務スキャンダルに見舞われ、党首である岸田文雄首相の人気はガタ落ちだ。しかし泉の政党は、その好機を生かせていない。ほとんどの世論

    英紙が報道「立憲民主党の泉健太が起こす変化にもっと注目すべきだ」 | もっと高く評価されるべき政策案
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    kechack 2024/02/26
    日本で評価されないのは、中道、無党派層に「その程度の進歩主義者は自民党にもいて、そのような政策を推進するなら、政権交代より自民党内の擬似政権交代で実現された方が安全」という考えがあるからだろう
  • 世界最強の傭兵企業ブラックウォーター創業者が語る「米軍の弱点」 | 米軍は中国軍に手痛い攻撃を喰らう

    米国が誇ってきた「覇権」 米国という帝国は、ドルという基軸通貨と、自国の軍隊を通じて、世界の覇権を行使してきた。 ドルがこれほど長いあいだ覇権を握れたのは、1980年代以降、インフレ率を2%という妥当な水準に抑えてきたからだ。米軍がその地位を確実なものにできたのは、その覇権に疑いの余地がなかったためだ。 しかし、いまその両方が疑問視され、米国の衰退が実感されている。米国では生活必需品の価格は2桁のインフレに見舞われ、米軍の態勢は急速に衰え、その勝利はもはや確実ではない。 米軍の何が間違っているのかを理解するには、米軍事会社ブラックウォーターの活躍に目を向ける必要がある。同社が活躍したのは、軍隊が官僚主義的になりすぎていたためだ。2005年、米南東部を襲ったハリケーン・カトリーナの直後、被災地の連邦政府施設の保護を担当したのも彼らだ。当時、警察の労働組合が介入し、警官の派遣が阻止されたためで

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    kechack 2024/02/12
  • トヨタが掲げた「実験都市の夢」はなぜ迷走してしまったのか | 老舗 ✕ スタートアップの融合の行方は

    クーリエ・ジャポンのプレミアム会員になると、「ウォール・ストリート・ジャーナル」のサイトの記事(日・英・中 3言語)もすべてご覧いただけます。詳しくはこちら。 世界首位の販売台数を誇るトヨタ自動車は2021年に社内でITスタートアップを立ち上げた際、販売規模と同じくらい大きな夢を描いていた。米国人の技術専門家を経営トップに起用し、業界の標準となるような車載ソフトウエアを実用化するビジョンを掲げていた。 壮大な野望を抱いたこの子会社のプロジェクトの一つは、富士山の麓に新都市を建設し、自動運転車やロボット、水素エネルギーの実証実験を行うことだった。 当時の豊田章男社長は、自動車が電動化され、インターネットにつながり、自律走行し、ソフトウエアへの依存が大きくなる「100年に1度の大変革期」をトヨタが乗り切るために、新部門が役立つだろうと述べた。 トヨタのルーツが1920年代に設立された自動織機メ

    トヨタが掲げた「実験都市の夢」はなぜ迷走してしまったのか | 老舗 ✕ スタートアップの融合の行方は
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    kechack 2024/01/22
  • 日本が旧統一教会につけ込まれたのは韓国への「恥ずべき過去」を忘れたから | 「無知への怒り」が奇妙なカルトを生んだ

    日韓が「アダム」と「エバ」になった理由 安倍晋三元首相の暗殺後、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)が依然として影響力を持っていることに多くの人が驚いた。米国でも日でも、同教団の活動は下火になったと考えられていたからだ。 1980~90年代にかけての教団は、不気味で全体主義的な体質、異様な合同結婚式政治的な影響力を持つことへの露骨な執着で話題を集めた。文鮮明は米国で保守系新聞「ワシントン・タイムズ」を創刊したことでも知られる。 こうした教団の活動の屋台骨を支えていたのは、日だった。旧統一教会の部は韓国だが1970年代以降、多くの日人が熱狂的な信者となり、活動資金の大半も日から得ていたことに人々は驚かされた。 2017年に教団から追放された元幹部の桜井正上によれば、日は「事実上、教団の資金源の“支柱”となっている」という。日国内の旧統一教会の活動を取材するなかで話を聞いた人

    日本が旧統一教会につけ込まれたのは韓国への「恥ずべき過去」を忘れたから | 「無知への怒り」が奇妙なカルトを生んだ
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    kechack 2024/01/04
  • 米誌「山上徹也と旧統一教会信者との間には“皮肉な類似性”があった」 | 安倍元首相の死で日本は変われるのか

    安倍政権からの「大きな見返り」 旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)は、選挙で奇跡の勝利を呼び込んだ見返りに、どんな利益を得たのだろうか? それほど大きな見返りは、必要なかったのかもしれない。 同性婚や女性の権利、伝統的な家族形態など、教団にとっての重要な関心事に対する自民党の保守的な見解を信頼していたのだろう(文鮮明には同性愛嫌悪があった。かつて彼は同性愛者を「糞をらう汚らわしい犬」と表現した)。 とはいえ安倍政権は教団に少なくともひとつ、大きな見返りを与えた。 2015年、日政府は旧統一教会の名称変更を承認した。この決定は物議を醸し、長年教団を批判してきた人たちを憤慨させた。一方、教団にとって名称変更には大きな意味があった。 1990年代半ば以降、日では旧統一教会という名称は「キズもの」だった。現在、旧統一教会は「世界平和統一家庭連合」という無害な看板に掛け替えて宣伝に励むが、

    米誌「山上徹也と旧統一教会信者との間には“皮肉な類似性”があった」 | 安倍元首相の死で日本は変われるのか
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    kechack 2024/01/04
  • 戦後間もない頃に、新たな未来を目指して米国へ旅立った日本人「戦争花嫁」の生き方 | 戦争花嫁を母に持つジャーナリストにインタビュー

    戦争花嫁のイメージと現実 ──第二次世界大戦後、占領下の日に駐留する米国人軍人と結婚し、渡米した日人女性が約4万5000人いました。その女性たちは「戦争花嫁」と呼ばれています。トールバートさんは、ご自身の母親が戦争花嫁だったこともあり、米国各地で暮らす戦争花嫁とその家族に会ってインタビューをし、それをオーラル・ヒストリーとして記録に残す活動をされています。世間一般の人が戦争花嫁に関して誤解しがちなことがあるとすれば、それは何ですか。 戦争花嫁たちは従順な女性だったのだろうと思い込まれがちです。それがまず思い浮かぶ誤解です。米国人たちも最初、渡米してきた戦争花嫁たちを見て、きっと従順な女性なのだろうと思い込んでいました。でも、実際の戦争花嫁は、みんな芯の強い女性でした。 リスクを負うことを厭わず、自分の前にチャンスが転がってきたら、たった一人でも賭けに打って出る人たちだったといえばいいで

    戦後間もない頃に、新たな未来を目指して米国へ旅立った日本人「戦争花嫁」の生き方 | 戦争花嫁を母に持つジャーナリストにインタビュー
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    kechack 2024/01/04
  • 安倍元首相銃撃は数十年にわたり「蓄積された悲劇」の果てに起きた | 米記者が見た自民党と旧統一教会の“偽善”

    安倍晋三は人生最後の日の朝、奈良にいた。 五重塔で知られる古寺と、神の使いの鹿で有名なこの地方都市にやってきた目的はいかにも事務的で、市内の主要駅に面した街路の広い交差点で、地元選出の国会議員の再選を訴える応援演説をするためだった。 安倍は2年前に首相を辞任していたが、日の歴代首相で最長の在任記録を持つ彼の名前には非常に大きな重みがあった。その日は2022年7月8日だった。 詰めかけた群衆が撮影した写真を見ると、後ろになでつけられた髪、チャコールの眉、気さくな笑みで安倍人とすぐ認識できる男性が午前11時30分頃、急ごしらえの演壇に上がり、片手でマイクを握る姿がうつっている。 その周囲を自民党支持者の集団が取り巻いていたが、安倍の後方に立つ男に気づく者は誰もいなかった。グレーのポロシャツにカーゴパンツ姿で、黒いストラップを肩にかけていた。男は他の群衆が拍手を送るなか、ただ立ち尽くしていた

    安倍元首相銃撃は数十年にわたり「蓄積された悲劇」の果てに起きた | 米記者が見た自民党と旧統一教会の“偽善”
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    kechack 2024/01/03
  • 私の家には奴隷がいた… 罵られ、殴られても、一家に仕え続けたフィリピン女性 | ピュリッツァー賞作家、衝撃の絶筆

    遺灰は、トースターくらいの大きさの箱に収まった。プラスチック製の黒い箱で、重さは1kg半。それをトートバッグに入れてスーツケースにしまい、マニラ行きの飛行機に乗って太平洋を横断したのは2016年7月のことだ。 マニラに降り立つと、車で田舎の村へと向かう。到着したら、私の家で奴隷として56年間を過ごした女性の遺灰を受け渡すことになっている。 彼女の名前は、エウドシア・トマス・プリド。私たちは、彼女を「ロラ」と呼んでいた。背は150cmで、肌はチョコレート色だった。アーモンドの形をしたロラの目が、私の目をのぞきこんでいるのが人生最初の記憶だ。 祖父が私の母にロラを“贈り物”として与えたとき、ロラは18歳だった。そして、家族が米国に移住したとき、彼女も一緒に連れていった。 ロラが送った人生を言い表すのに、「奴隷」という言葉以外には見つからない。彼女の1日は、ほかのみんなが起きる前に始まり、誰もが

    私の家には奴隷がいた… 罵られ、殴られても、一家に仕え続けたフィリピン女性 | ピュリッツァー賞作家、衝撃の絶筆
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    kechack 2024/01/03