シンガー・ソングライターの松任谷由実が、5月29日にチャリティーシングル「acacia[アカシア]/春よ、来い(Nina Kraviz Remix)」を期間限定リリースすることを31日、発表した。収益は能登半島地震の災害義援金として、石川県に寄付される。 ユーミンは1972年、無名の時代から才能を認めてくれた“金沢の恩師”と呼ぶ北陸放送プロデューサーと出会い、プライベートでも、度々同県を訪問。第2の故郷と呼ぶほどだ。2015年には、同県の観光ブランドプロデューサーに就任。「いしかわ百万石物語~ひゃくまんさん小唄」の作曲を務めるなど、関係を深めてきた。 「acacia[アカシア]」(2001年)は、被災した石川・河北郡内灘町に咲く野生のアカシアが群生する風景に感動して制作したナンバー。3月16日から、北陸鉄道浅野川線栗ヶ崎駅から内灘駅までの車内到着メロディーとして、歌入り原曲のまま同曲が使用