羽田空港の航空機衝突事故で欠航が相次いでいる北海道の新千歳空港(千歳市、苫小牧市)では、3日夜から4日朝にかけて約200人の利用客が夜を明かした。2日夜から3日朝にかけても256人が足止めされており、2日連続で多くの滞留者が一晩を過ごす事態となった。 新千歳を離着陸する約400便のうち4分の1が羽田便。羽田などと結ぶ18便の欠航が決まっている4日も航空各社のカウンター付近には長い列ができ、係員が台の上から「出発時間ごとに案内しています」と声を張り上げていた。 「4日から仕事だったので、本当は戻りたかった」と話すのは、3日に乗るはずだった羽田便が欠航し、空港の休憩スペースで夜を明かした東京都の会社員奈良山郁朗さん(27)。5日の飛行機で仙台へ移動し、新幹線で帰ることになり、「スケジュールも変更しなければならないし、お金もかかって大変」とこぼしていた。 空港を運営する北海道エアポートは3日夜、
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