統一地方選後半戦の埼玉県2市町長選と29市町議選は24日、投開票された。北本市長選は、現職の石津賢治氏(46)が新顔との無所属同士の一騎打ちを制し、3選を果たした。前町議の無所属新顔2人が争った毛呂山町長選は井上健次氏(52)が初当選した。全ての市町議選も新しい顔ぶれが確定した。 県内5市町長が立ち上げた地域政党「埼玉改援隊」(代表=清水勇人・さいたま市長)は、深谷とふじみ野、和光の3市長の地元を含む4市議選で推薦・支持した計18人が挑み、8割超にあたる15人が当選した。 深谷市で現職と新顔計8人、ふじみ野市で同計5人、和光市で新顔4人を推薦。いずれも無所属で、ふじみ野市と和光市は全員、深谷市は5人が当選。メンバーの首長がいない自治体でも、所沢市でみんな新顔1人を支持し、当選した。 和光市の松本武洋市長は「震災で改援隊の活動が十分できず、浸透する前に選挙が終わったので、個々の頑張りの結果。