東北産「アクア」初の首位、産業集積に弾み 10月新車販売 プリウス(奥の赤い車両)を超え、月間販売台数が初めて国内首位となったアクア=仙台市宮城野区のトヨタカローラ宮城アムシス苦竹店 トヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)が岩手工場(岩手県金ケ崎町)で全量生産を担うトヨタ自動車の小型ハイブリッド車(HV)「アクア」が、月別の車名別新車販売台数で初めて国内首位となったことが6日、日本自動車販売協会連合会などのまとめで分かった。10月の台数は2万4192台で、16カ月連続トップだったトヨタのHV「プリウス」を抜いた。 アクアは昨年12月、トヨタが東日本大震災からの復興支援と位置付けて生産を始めた。9月のエコカー補助金終了後も受注は好調。トヨタが国内第3の生産拠点と位置付ける東北の産業集積に一段と弾みがつきそうだ。 軽自動車も含めた10月の国内販売台数上位10車種は表、アクアとプリウスの販売台数
南相馬の町工場、浄水器を大量受注 オマーンの取引先が支援 福島第1原発事故で屋内退避圏(原発から20〜30キロ)に含まれた南相馬市原町区の落合工機に、中東オマーンの企業から約26億円分の浄水器などの大量発注があったことが7日分かった。受注で同社は生産再開を決め、避難していた従業員を呼び寄せたほか、地元での新規雇用を検討している。復興を支援する大量発注に斉藤秀美社長は「再開に向け山積する課題を克服していきたい」と意気込む。市も「市内製造業の復興につなげたい」と後押しする考えだ。 発注したのは取引先のオマーンの王族系企業。震災後、報道で南相馬市の被災を知り、浄水器700台と大型浄水装置14台を特別発注した。 落合工機は板金加工を手掛けていた技術を生かし、浄水器分野に進出した。昨年12月、中東の農業支援NGOが母体の企業「J―ACTION COMMERCE」(東京)と事業組合を設立、中東向け
海峡の底出現 引き波後に津波激突 仙台の写真家撮影 大規模な引き波で海底が露出した金華山と牡鹿半島の海峡 南北からの津波が激突し、大きく盛り上がる海面=3月11日午後3時36分、宮城県石巻市の金華山から東野さん撮影 東日本大震災で、宮城県の牡鹿半島と金華山の海峡で海底が見えるほどの引き波が発生し、南北から押し寄せた津波が激突する様子を、仙台市青葉区の元NHKカメラマンで山岳写真家の東野良さん(66)が撮影した。 東野さんは3月11日、石巻高の同窓生の登山仲間12人と一緒に金華山に来ていた。金華山港で、鮎川港に戻る定期船を待っていた午後2時46分、地震が発生。高台への道は土砂崩れが起きていたが、何とか通って高台に避難した。 午後3時12分ごろ、海面が上昇し始め、さっきまでいた待合室は水没。同29分ごろ、今度は南に向かって水が引き始め、同33分には撮影場所から約1キロ先に見える牡鹿半島との
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