【読売新聞】 大幸薬品が18日発表した2021年12月期連結決算は、最終利益が95億円の赤字(前期は38億円の黒字)となった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて主力の除菌製品「クレベリン」を大幅に増産したものの、大量に売れ残り、損
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◆ファンの来訪チャンスに 今夏、テレビ放映されたアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の舞台となった沼津市で、急増する来訪ファンを狙った新商売が続々と誕生している。地元のパン製造会社が販売するコラボパンが10万本を超え、旅館組合のラリー企画も盛況だ。今月8日には公式カフェが開店し、関係者は「予想以上の反応」と、“ラブライブ特需”に頬を緩めている。 ◆コラボパン 「当初予想を大きく上回る販売数。店頭だけでなく、ネットの注文も多い。これまでパンと縁遠かった若い男性客の増加が販売を伸ばしている」と、沼津市のパン製造会社「バンデロール」の担当者は話す。 県内23店舗を展開する同社は、菓子パン「のっぽ」が看板商品。コラボパンは、のっぽのクリームを塩キャラメルにして、包装には登場人物の女子高生9人のイラストをあしらった。9月の発売開始で、11月上旬には10万本を突破した。 ◆パズルラリー アニメの主な
7月にテレビ放送の始まるアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の舞台となる静岡県沼津市内浦地区が、ファンの注目を集めている。 内浦湾や水族館などでは、作品の登場地を訪ね歩く“聖地巡礼”をするファンが急増。地元は「新たな観光資源として、誘客と地域振興につなげたい」と期待する。 シリーズ2作目の「サンシャイン!!」は、内浦にある架空の女子校「浦の星女学院」に通う9人のアイドルグループの物語。9人は昨春以降、CDや雑誌、スマートフォン向けのアプリ、イベントなどに、内浦の海岸や街並みなどを背景に登場している。 これに伴って、聖地巡礼のファンが増加。昨年7月には、湾に面した地元管理の三の浦総合案内所に登場人物9人のパネルなどを置いた特設コーナーをファンが設置した。人形や無料配布の「舞台探訪マップ」はファンの手作りで、コーナーはファンが自主的に運営している状態という。 案内所が今年1月に始めた集計によ
長野・善光寺でのドローン飛行禁止を記した看板(読売新聞掲載)。15歳の少年がドローンを飛ばし、落下させた事件のあとに掲示された 逮捕されたドローン少年に、様々な臆測が流れている。筆者もインターネットライブ配信を仕事と趣味で行う立場にあるので、個人のライブ配信のしくみと収入についてまとめておきたい。(ITジャーナリスト・三上洋) ネットライブ動画配信での収入:「アフリカTV」では投げ銭に似たしくみあり まずは申し上げておきたい。筆者は、仕事や趣味でインターネット上でのライブ動画配信を行っている。今回の事件は、そのネットライブ配信でのトラブルであり、そのために主観的な意見が入ってしまう可能性がある。できる限り、客観的にまとめるように心がけたが、筆者がネットライブ配信に関わる立場であることをご承知おき願いたい。 逮捕された15歳の少年は、ノエルというハンドルネームで、ネットライブ動画配信を行って
昔懐かしいアニメキャラクターのフィギュアなど、約8000体を一堂に集めた「BANKYO(ばんきょう)フィギュア博物館」が、三重県多気町仁田にある万協製薬第三工場にお目見えし、今月から公開を始めた。 展示されているフィギュアは、松浦信男社長(52)が1億円以上つぎ込んで集めたコレクションの一部。同社では、町の新たな観光スポットになればと期待している。 同社は、医薬品やスキンケア商品などを製造する製薬会社で、1960年に神戸市内で創業したが、95年の阪神淡路大震災で社屋などが被災。翌96年、高速道路のインターチェンジが近くで利便性がいいとして、現在地に本社工場を移した。 完成した博物館には、松浦社長が92年から趣味で集めた2万点以上のフィギュアのうち、「機動戦士ガンダム」や「宇宙戦艦ヤマト」などの人気アニメのキャラクター、特撮映画で世界的人気のゴジラなど自慢の数々を展示。強化プラスチックででき
インターネット掲示板などに書き込まれた中傷記事を「2ちゃんねる」に転載した匿名の投稿について、東京高裁が、転載でも名誉毀損(きそん)に当たると判断し、海外在住の日本人男性の訴えを認めて、投稿者の氏名などの情報開示を契約プロバイダー(接続業者)に命じる判決を言い渡していたことが分かった。 投稿者の特定を受け、男性は先月、名誉毀損容疑で警視庁に告訴状を出した。インターネットでは、匿名人物による真偽不明の書き込みや、安易な転載が横行しており、警鐘を鳴らす判決と言えそうだ。 判決によると、問題の転載は昨年3~5月頃、ネット掲示板「2ちゃんねる」で匿名の投稿者によって行われた。他のネット掲示板や雑誌の記載内容を引用し、男性が国際間の違法送金や資金洗浄に関与しているかのように書かれていた。 男性は昨年10月、投稿者を特定するため、投稿者がネットを利用するために契約しているプロバイダーを相手取り、情報開
JR東海の山梨リニア実験線で29日に始まった超電導リニアの新型車両「L0(エル・ゼロ)系」の本格的な走行試験。 午後からは報道陣に走行中の車内が公開され、本紙記者も時速500キロ超を体感した。 ◇ 「L0系」は飛行機のように、タラップが乗車口に接続される。客車内部は通路を挟んで1列4席。窓は新幹線よりやや小ぶりだ。 最初はゴム製車輪による走行で、かすかにゴトゴトと振動が伝わったが、すぐに時速140キロに到達。車輪は車体に収納されて10センチほど浮いて走行し、音と振動は急に小さくなった。 出発から3分ほどで時速500キロに到達。車内の速度モニターで500キロ以上の走行が約1分半続いた。この日の最高は505キロ。ほとんどがトンネル内だが、地上に出る計7・3キロの区間では甲府盆地に連なる峰の眺望が楽しめた。新幹線なら15分かかる42・8キロを、9分で走り終えた。(八木さゆり)
リンクのトラブルで試合が中止になったが、観戦に来た小学生らのためにプレーを披露するアイスホッケー成年の東京チームの選手たち=鈴木毅彦撮影 東京国体冬季大会は最終日の1日、都内でアイスホッケーの決勝など4試合が予定されていたが、リンクのトラブルで2試合が中止となり、成年の部は都勢と北海道の「両チーム優勝」と決まった。 屋内リンクでの試合中止は「前代未聞」(日本アイスホッケー連盟)というハプニング。客席で落胆する子供たちを楽しませようと、両チームの選手が即興で“決勝戦”を披露し、客席を沸かせた。 会場は、西東京市のダイドードリンコアイスアリーナ。先立って行われた少年の部の決勝戦の途中で氷の下の冷却用配管が破損、緑色の液体が氷上にしみ出すトラブルが起きた。 業者を呼んで応急処置を施し、予定より約2時間遅れて成年の決勝を開始しようとしたが、今度はリンクに出入りする扉が閉まらなくなる不具合が発生。約
おしゃべりを妨害する「スピーチジャマー」でイグ・ノーベル賞を受賞した栗原さん(右)と塚田さん。スピーチジャマーを手にしている(米ハーバード大で)=中島達雄撮影 【ケンブリッジ(米マサチューセッツ州)=中島達雄】人々を笑わせ、考えさせる研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の今年の授賞式が20日、米ハーバード大で開かれ、しゃべっている人を黙らせる装置「スピーチジャマー(おしゃべり妨害器)」を発明した産業技術総合研究所の栗原一貴研究員(34)と、科学技術振興機構の塚田浩二研究員(35)の2人が「音響学賞」に選ばれた。 装置は、特定の方向からの音だけを拾う指向性マイクと、音を遅らせる電気回路、特定の方向だけに音を出す指向性スピーカーを組み合わせた。おしゃべりしている人に向けると、その人の声を拾い、0・2~0・3秒遅れて本人に送り返す。微妙に遅れて届く自分の声に脳が混乱し、しゃべり続けられなくなる。
ニコニコ動画主催のDJイベントで、ボカロPのkzがかける曲を楽しむ人たち。動画視聴者がつけた反響コメントも画面に流れた(東京・六本木「ニコファーレ」、2012年7月14日) 歌声制作ソフト「ボーカロイド」が、音楽業界で存在感を増し続けている。ボーカロイドを使用した楽曲が次々に発売され、チャートの上位も占める。人材発掘の仕組みや楽曲の変化など音楽の世界さえ変えつつある。 ◆ボーカロイドとは ボーカロイド(以下、ボカロ)はヤマハが開発したシステムで、パソコン画面上で歌詞とメロディーを入力することにより、楽曲のボーカル部分を制作できる。 同社や同社と契約を結んだソフト会社により、歌手や声優の声を基にした声色の異なるソフトが多数発売されている。それぞれパッケージには愛らしいキャラクターが描かれているため、あたかもそのキャラクターに自作曲を歌わせている感覚を味わえる。 中でも、クリプトン・フューチャ
県内初となるプロ野球チームの設立準備が進んでいる。会社経営者や、昭和町出身で元巨人軍の四條(よじょう)稔さん(45)らが発起人だ。31日には甲府市内で記者会見が開かれ、プロ野球地域独立リーグ「BCリーグ」への2014年度参戦を目指すことが発表された。(笹本貴子) チーム設立を推進しているのは「山梨風林火山球団設立準備室」(石坂正人室長)。ヴァンフォーレ甲府や山梨クィーンビーズなどをモデルに「県民から親しまれるプロ野球チームがあれば地域が盛り上がる」と考え、今年に入ってからチーム発足を決意したという。チーム名は公募で決める。 運営会社「山梨風林火山球団」は、準備室メンバーを中心に10月10日に発足予定。現時点ではGM兼監督に四條さんを予定しており、試合会場としては、櫛形球場(南アルプス市)や小瀬球場(甲府市)などを検討中だ。今後、球場を運営する自治体に協力を依頼するという。 出資金は31日ま
素粒子のニュートリノが進む速度について、名古屋大などの国際研究グループ「OPERA」は、昨年発表した「光より速い」との実験結果を修正する方針を決めた。 指摘されていた実験の不備を解消したうえで先月、再実験し、ニュートリノと光の速さに明確な差は出なかったという。事実上の撤回で、3日から京都市で開かれるニュートリノ・宇宙物理国際会議で報告する。 OPERAは、スイス・ジュネーブ近郊の欧州合同原子核研究機関(CERN)からニュートリノを飛ばし、約730キロ・メートル離れたイタリアの研究所までの所要時間を測定。ニュートリノが光より60ナノ秒(ナノは10億分の1)早く到達したという結果を、昨年9月に発表した。「光速は超えられない」としたアインシュタインの相対性理論を覆すのではないかと注目された。
横浜駅と元町・中華街駅を結ぶみなとみらい線で、朝の通勤時間帯に運賃を支払わない「不正乗車」が横行している。 運営する横浜高速鉄道(横浜市中区)は、2月から不正乗車をやめるように求めるポスターを横浜駅など3駅で掲示を始めたが、根絶には至っておらず、対策に頭を悩ませている。 朝の通勤時間帯に横浜駅から都心方面に向かう東急東横線は混雑する。このため、横浜駅で東横線に乗り入れているみなとみらい線の下り線に乗り、都心とは逆方向のみなとみらい駅や馬車道駅まで戻り、すいている上り電車に乗り換える不正乗車が大半という。 これら2駅は、ホームが対面式で乗り換えがしやすいほか、急行や通勤特急が停車するため、不正乗車が横行しているようだ。横浜駅の隣の新高島駅は、ホームが対面式ではなく乗り換えには階段を上り下りする必要があるため、ほとんど不正乗車はないという。横浜駅からみなとみらい駅や馬車道駅を往復すると本来は3
主人公が実在の店を訪れ、食事をする。男一人の食事シーンが、心理描写とともに淡々と映し出されるだけ。(泉田友紀) そんな異色の“グルメドキュメンタリードラマ”「孤独のグルメ」(テレビ東京系、水曜深夜0・43)が、話題を呼んでいる。 原作は「週刊SPA!」に不定期掲載中の同名マンガ(原作・久住昌之、作画・谷口ジロー)。輸入雑貨商を営む井之頭五郎が、主に東京の実在店をモデルにした店にぶらりと入る。料理と対話するかのような独特の作風には、根強いファンがいる。 実写ドラマ化について、川村庄子プロデューサーは「暗い時代に、視聴者に喜んでもらえるものは何かと考えた時に、おいしいものをおいしく食べられることが、一番ほっとするのではないかと思った。それをドラマでやってみたかった」と語る。 主人公には、誠実な父親から悪役まで幅広い役を演じてきた松重豊を起用。舞台となる店は、原作の久住がマンガでモデルにした店を
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