首相やその夫人による「不可解な招待者の選定基準」だけでなく、反社会的勢力の関係者と見られる人物までもが参加していたことが明らかになった、総理大臣主催の「桜を見る会」。身の潔白を主張する首相ですが、招待者名簿が意図的とも思われるタイミングで破棄されたとあっては、額面通りに受け取ることも困難と言わざるを得ません。元全国紙社会部記者の新 恭さんは今回、自身のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』で、名簿廃棄を巡る内閣府の一連の答弁は、森友問題の際と同じ構図だと指摘するとともに、ここでも「ごはん論法」を繰り広げる安倍首相を批判しています。 社会貢献表彰の昭恵会長が功労者を招かない「桜を見る会」の不思議 安倍昭恵氏は2014年6月から公益財団法人「社会貢献支援財団」の会長をしている。役員名簿の肩書は、内閣総理大臣夫人である。 筆者がこの財団の存在を知ったのは、旧知の元読売新聞記者Y氏からのSNSで「