タグ

関連タグで絞り込む (195)

タグの絞り込みを解除

reviewに関するkenjiro_nのブックマーク (288)

  • 「ぽっちゃりブーム」でもオンナは痩せ続ける - コスプレで女やってますけど by 北条かや

    どうも世の中、「ぽっちゃり」ブームのようです。 発端は2010年。『an-an』の「いまポッチャリさんが大人気」特集です。当時はまだ「小特集」止まりでした。 ところが今年の7月、『Cancam』の表紙にデカデカと『この夏、ぷに子がかわいい理由』の文字が踊ります。 これは革新的な変化です。なぜなら同誌では数年前まで、エビちゃんや押切もえなど、「痩せすぎ」のモデルが人気を集めていたからです。 『Cancam』は今年の5月号で、ふっくらした女子を「ぷに子」と命名。「ぷに子の大逆襲、始まる!」特集を組んだのですが、これが読者に大好評だったそうです*1。 同誌が男性にアンケートをとったところ、身長155cmで46kgは「痩せすぎ」、52~64kgが「ぷに子」、68kg以上は「太っている」との判定が下されました。 えぇっ!?と思いました。私は身長157センチですが、男子基準で「痩せすぎ」の46キロのと

    「ぽっちゃりブーム」でもオンナは痩せ続ける - コスプレで女やってますけど by 北条かや
    kenjiro_n
    kenjiro_n 2013/11/05
    広告が入らないというのは切ない。/一般論はわかった。で、筆者個人の考えがないのは逃げなのかそれとも別の理由なのか?
  • 清廉潔白な今の世界に下品でがさつなコンテンツは必要ない - あざなえるなわのごとし

    Manson makes a statement / Rock Cousteau ・納豆やボウリングは殺人とは関係なく、アニメやマリリン・マンソンは殺人を誘発するんですか? http://hotakasugi-jp.com/2013/10/10/bowling-for-columbine-anime-scapegoat/ マイケル・ムーアが監督した「ボウリング・フォー・コロンバイン」というドキュメンタリー映画がある。 コロンバイン高校の銃乱射事件についてのドキュメンタリーだが、タイトルの由来はこの乱射事件を起こした少年たちはボウリング好きだったことからつけられた。 これは皮肉であって、事件発生当時、メディアではさかんにこの少年たちがマリリン・マンソンが好きだったとあたかも少年たちの犯行にマンソンが影響を与えたと批判されたのに、事件当日少年たちが趣味のボウリングをプレイした後に犯行に及んだこ

    清廉潔白な今の世界に下品でがさつなコンテンツは必要ない - あざなえるなわのごとし
    kenjiro_n
    kenjiro_n 2013/11/02
    タイトルに対する皮肉。
  • iモード事件 松永 真理 - 増井の本棚

    ドコモの立場からiモード立ち上げ時のいきさつを記述した。 著者はリクルートで雑誌を作っていた人物だが、 何故かドコモにリクルートされて 昔の知り合いの夏野氏を引っぱってきてiモードサービス立ち上げにかかわった。 ドコモは最初はマッキンゼーの連中を交えてサービス仕様を決めようとしていたらしいが 最終的には松永氏/夏野氏の意見で押し切ったらしい。 このおかげで、メールが250文字しか書けないとか 出鱈目なメアドとか ドコモ認定サービスとそれ以外を激しく差別するとかいった 数々の困った仕様が決定されたようである。 「iモード」という変な名前も松永氏の発案らしい。 最初にこの名前を聞いたときは激しく違和感を感じたものだが、私はいまだにこの名前には馴染むことができない。 夏野氏は、銀行やZagatのようなサービス提供者を 「詐欺士のように」集めてきたのが大きな功績らしい。 300円というサービス料

  • 深町秋生の序二段日記

    速水健朗さんの「自分探しが止まらない」を読んだ。 読み終えたあとに感じたのは恐怖だった。この感覚は斎藤貴男の傑作ルポ「カルト資主義」でも感じたが、現代日に覆う得体の知れないものの正体に肉迫しているように思える。凡庸な表現になるが、これこそが警鐘を鳴らしてくれる「社会の木鐸」というやつなのだろう。 ただ違和感を覚えたのは帯だ。バックパック背負った若者とゴス娘のヘタウマイラストがあって、「こんな若者にはもううんざり」と挑発的な文句が並んでいる。これはベストセラー新書の「他人を見下す若者たち」とかにならったものなのかは知らないが(こっちの著者名も速水だ)、の内容と乖離した帯は、宣伝になるどころか上滑りするだけではないかと思う。あれは「こんな若者につけこむ輩にはもううんざり」とすべきだったのだ。でもこれじゃあまり宣伝にはならないのか。 http://d.hatena.ne.jp/S2D2/2

  • 國分功一郎・古市憲寿『社会の抜け道』 - 紙屋研究所

    革命と改良 社会問題の解決、ということについて、古市と國分が語り合っている。一言で言って、國分が論じて古市が突っ込んでいる。だから國分のだといえる。このは社会問題の解決、ということがテーマで、オビにあるように、「あらゆる社会問題は『解決』しない。けれど、必ず“抜け道”はある」ということが主張の核になっている。 そして…なぜか書には随所にマルクスが登場する。そんなに必然性があるとは思えない箇所にいろいろマルクスが。マルクスが社会問題の解決として意識されているのだ。まあ、國分がドゥルーズがどうした、フーコーがこうした、と言っている哲学者なのだからその前提になっているマルクスが「チラッチラッ」と意識されて当然なんだけど。 ということは、そう、これは「革命と改良」をめぐるだといえる。 「革命と改良」はマルクス主義では古くからあるテーマだ。 改良を積み重ねて社会を改革するのか、それとも革命

    國分功一郎・古市憲寿『社会の抜け道』 - 紙屋研究所
  • 「里山資本主義」原価0円で地域再生を目指す新しいモデルがベストセラーに

    7月に発売された『里山資主義 —日経済は安心の原理」で動く』(角川oneテーマ21)が反響を呼んでいる。発売3ヶ月で16万部を突破。3年前にベストセラーとなった『デフレの正体』の著者、地域エコノミストの藻谷浩介氏とNHK広島取材班による共著である。作家の佐藤優氏や歌手の加藤登紀子さんなどの有識者が推薦。発売以来、首都圏だけでなくの舞台となった中国山地など全国で売れているという。

    「里山資本主義」原価0円で地域再生を目指す新しいモデルがベストセラーに
  • 森達也『「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい』書評 当事者の代弁に隠れている欺瞞|好書好日

    「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい 正義という共同幻想がもたらす当の危機 著者:森 達也 出版社:ダイヤモンド社 ジャンル:社会・時事・政治・行政 「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい―正義という共同幻想がもたらす当の危機 [著]森達也 とても長い、しかも問いかけの形を採った題名。その言葉の響きは挑発的でさえある。では、いったい何を問おうというのか。BS放送の対談番組で死刑廃止論を展開した際に(森氏の死刑論は『死刑』に詳しい)一部の視聴者から寄せられた批判の多くが、「死刑制度がある理由は被害者遺族のため」という論調であったことに対して、著者はこう問う。「もしも遺族がまったくいない天涯孤独な人が殺されたとき、その犯人が受ける罰は、軽くなってよいのですか」。詭弁(きべん)のように聞こえるかもしれないが、続けて読んでいくと、著者が

    森達也『「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい』書評 当事者の代弁に隠れている欺瞞|好書好日
  • 女をめぐっての殺し合いを繰り返した国、まるごと音信不通の国……『国マニア』の怪しい世界 - エキサイトニュース

    ぼくの知人に、中学時代(いまから20年ほど前)、ナウル共和国という南太平洋の島国の大統領宛てに手紙を送ったという人がいる。ただ、当時東京にあったその国の領事館に手紙をことづけたものの、あとで電話で問い合わせたら、そんな手紙は届いていないと大使館員に言われたらしい。 ちなみに知人は、手紙のなかで「あなたの国では燐鉱石の採掘が盛んだそうですが、それだけでは資源が枯渇したときに困りますよ」と忠告していたという。 こんな話を思い出したのも、先頃文庫化された『国マニア』を読んでいたら、ナウルのことがとりあげられていたからだ。 それによると、この国は、島全体から採掘される燐鉱石(肥料の原料になる)を輸出して莫大な富を得ていた。このため、税金や教育費はタダ、人口1万人強のうち58%を占めるナウル人は年金で十分に暮らせるのでほとんど働かず、労働は出稼ぎの外国人まかせっきり……という状態が長らく続いていたの

    女をめぐっての殺し合いを繰り返した国、まるごと音信不通の国……『国マニア』の怪しい世界 - エキサイトニュース
  • 年収300万が一番幸せ? “プア充”のススメ | ダ・ヴィンチWeb

    総務省が7月に発表した「就業構造基調査」によると、パートやアルバイトなどの非正規社員数は2043万人となって2000万人を初めて越え、働く人全体の38.2%を占めているそうだ。また過去5年の調査によると、正社員だった人が転職すると非正規社員になってしまう割合は40.3%、半数近くの人が不安定な仕事を選んでいるそうだ。その反対、非正規社員から正社員になったのは約4人に1人の24.1%、こちらもかなりの狭き門となっている。 正社員になれず、なれたと思ったらブラック企業だった、なんて落とし穴があったり、サービス残業や過酷な労働に対して収入が見合わなくて、お金も貯まらずに将来には不安がいっぱい、さらにはセクハラ、パワハラ、モラハラ、マタハラなどもあり、これじゃ結婚や子育てどころじゃない!…… などなど、働く人を取り巻く環境が問題となっている日。そんな不安ばかりな人たちに、そこそこ働いて、企業に

    年収300万が一番幸せ? “プア充”のススメ | ダ・ヴィンチWeb
  • 絶対に他言できない趣味。人間観察マニュアルver1.0 - はてブのまとめ

    はじめに 「趣味は人間観察です」こんなことをガチで言う痛い人がたまにいる。 おいおい、そんなこと言っちゃったらこっちをジロジロ見られてる気になるじゃないか。距離置こう。こうなる。 人を観察するのはそりゃ好きな人が多いんだろうけど、観察されるのが好きな人なんてほとんどいない。 あくまでも自分の心の中だけの趣味に留めておこう。 それでは題に入る。 人間観察マニュアル 【スポンサードリンク】 1、なぜ人間観察をするのか 人間観察ってのは非常に楽しい。人が100人いれば100通りの性格があり、100通りの人生がある。 それを見るだけで想像するのだ。 慣れていくと無意識のうちに自分なりのカテゴリーに当てはめていくだろう。観察眼が鋭ければ鋭いほど、実生活に役立っていく。 なぜなら初対面の人を見るだけでこんな人だろうってことがわかる。そして相手に当てはめたカテゴリーによって立ち振る舞えば心をガッチリと

    絶対に他言できない趣味。人間観察マニュアルver1.0 - はてブのまとめ
    kenjiro_n
    kenjiro_n 2013/09/11
    まあはてな界隈でのネットウォッチも「ネットを媒介とした変人ウォッチ」の略だしなぁ。
  • 「JTB小さな時刻表」隠れたヒットの意味 | タビリス

    この3月、JTBから新しい時刻表が登場しました。「JTB小さな時刻表」です。 新しい、といっても、JTBが手をかけて新時刻表を編集したわけではありません。大型版の「JTB時刻表」を縮小して小型時刻表サイズにして販売しただけです。当然、文字もそのまま小さくなり、まるで豆粒のよう。フォントサイズで表現すれば4級くらいでしょうか。書籍のルビくらいの大きさです。 売り切れになる書店も 世の中、新聞も雑誌も書籍も文字は大きくなるばかりの時代に、これだけ文字の小さな印刷物を「創刊」するのは冒険といえます。売れ行きが気になるところですが、なかなか好評のようす。はっきりとした数字は持ち合わせていませんが、売り切れになる書店も出ているようです。 この「小さな時刻表」がヒットした理由は明確です。鉄道ファンは「乗り鉄」をするときに、全駅全列車が掲載された詳しい時刻表を利用したいもの。さりとて、大判時刻表は大きす

    「JTB小さな時刻表」隠れたヒットの意味 | タビリス
  • 脱社畜の働き方~会社に人生を支配されない34の思考法 - 自由日記

    2013-09-09 脱社畜の働き方~会社に人生を支配されない34の思考法 読書 脱社畜の働き方~会社に人生を支配されない34の思考法作者: 日野瑛太郎出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2013/09/07メディア: 単行この商品を含むブログを見る 「脱社畜の働き方」で提起される「プライベートプロジェクトのススメ」は、酷な労働環境に苦しむ人の助けになるのだろうか?やれ社畜だなんだと叫ばれるようになったのは、ここ数年の話ではあるけれど、労働環境そのものが抱える問題やそれに対する不満は昔からあった。統計でも日人は世界で一番仕事が嫌いであるという結果が出ており、昔から会社という存在を憎んでいた。それでも日人が勤労だという印象があるのは、日の労働市場は流動性が低く一度退出すれば戻ってくることが困難だからだ。近年右肩上がりの経済成長が見込めなくなり、物質的にも豊かになり、大企業も簡単

  • 「世界が認めたニッポンの居眠り」書評 会議でも目をつぶる仮眠の国|好書好日

    世界が認めたニッポンの居眠り 通勤電車のウトウトにも意味があった! 著者:ブリギッテ・シテーガ 出版社:阪急コミュニケーションズ ジャンル:歴史・地理・民俗 世界が認めたニッポンの居眠り 通勤電車のウトウトにも意味があった! [著]ブリギッテ・シテーガ パリに留学中、私はよく地下鉄の車内で居眠りをしたが、あるとき、車内で眠っている人は他に誰もいないことに気がついた。地下鉄だけではない。カフェでうとうと眠ってしまうと、すぐにウエーターがきて「大丈夫ですか」などときいてくる。どうやらカフェで眠るのはご法度らしい。大学の授業でも居眠りしている学生は見当たらない。何人もの学生に「授業中に居眠りすることはないのか」ときいたところ、全員から「ない」という返事がきた。小中高の授業でも居眠りする人はいないという。要は、他人がみている環境のなかで眠るという発想そのものがないのである。 そうした常識をもつ多く

    「世界が認めたニッポンの居眠り」書評 会議でも目をつぶる仮眠の国|好書好日
  • 幕末落涙史奇譚 メソメソする公家と号泣する老中 - 虚無回転レシーブ

    『孝明天皇と「一会桑」 幕末・維新の新視点』を読んだ。 孝明天皇と「一会桑」―幕末・維新の新視点 (文春新書)posted with AZlink at 2013.8.20家近 良樹 文藝春秋 売り上げランキング: 249826 Amazon.co.jp で詳細を見る 明治維新から約150年の月日が経過して今がある。150年も経ったと見るか、150年しか経っていないと見るか。現在の社会と150年前の社会とがどれくらい類似しているのか。もう少し欲を出すと、ある事件を客観的に記述できたとして、その記述を読んでこみあげてくる感情は、現在の我々それと150年前の人々のそれとでどれくらい異なっているのか。そんなことを知りたいと思うことがある。 『孝明天皇と「一会桑」 』の第三章で紹介されていたあるエピソードを読んでハッとした。時は幕末期の日。鎖国体制下で徳川の平和を謳歌していたわが国も、ペリーをは

    幕末落涙史奇譚 メソメソする公家と号泣する老中 - 虚無回転レシーブ
  • http://book.asahi.com/ebook/master/2013072500005.html

  • 『「少女小説」の生成』書評 規範と逸脱の麗しき輪舞|好書好日

    「少女小説」の生成―ジェンダー・ポリティクスの世紀 [著] 久米依子 近代日の「少女小説」。このジャンルの独自性は、日の近代化と文化表象の特異性を裏書きしている。少女小説が登場したのは、明治30年代のこと。その系譜は近年のコバルト文庫に至るまで、百年にもわたる歴史をもつ。だがその内容や領域に一貫性はなく、ときに相反する特性をも包摂する。これは、いわゆる欧米の「家庭小説」などとも一線を画すと筆者は指摘する。 明治後期、いわゆる少女向け読みものとしての少女小説が誕生。だが同時期書かれた田山花袋「少女病」等、青年と若い娘の恋愛小説もまた、少女小説と呼ばれていた。無垢(むく)なる性愛対象という「少女」は、後発近代化国・日の成人男性にとって、抑圧された自らの自然を回復するための救世主でもあった。このあり方は、その後次第に教育的配慮とは齟齬(そご)をきたす。 近代教育における少女への要請もまた、

    『「少女小説」の生成』書評 規範と逸脱の麗しき輪舞|好書好日
  • 【読書感想】地方にこもる若者たち ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    地方にこもる若者たち 都会と田舎の間に出現した新しい社会 (朝日新書) 作者: 阿部真大出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2013/06/13メディア: 新書この商品を含むブログ (19件) を見る 内容紹介 若者はいつから東京を目指さなくなったのか? 田舎と東京の間に出現した地方都市という存在の魅力とは? 若者が現在と未来に感じる満足と不安とは? 『搾取される若者たち』で鮮烈デビューを果たした気鋭の社会学者が甲南大学准教授と なり、 地方から若者を捉え直した新しい日論。 岡山における「社会調査」(現在篇)、 BOOWY、B'z、ミスチル、KICK THE CAN CREWなどのJ-POPから独自分析した「若者と地元の関係の変遷」(歴史篇)、 そして「新しい公共性の出現」(未来篇)などで現代日を切り取る意欲作。 ★現在篇★ 地方にこもる若者たち 第1章 若者と余暇──「ほどほど

    【読書感想】地方にこもる若者たち ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】ネットのバカ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ネットのバカ (新潮新書) 作者: 中川淳一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/07/13メディア: 新書この商品を含むブログ (17件) を見る 出版社からのコメント ツイッターで世界に発信できた。フェイスブックで友人が激増した。そりゃあいいね! それで世の中まったく変わりませんが……。ネットの世界の階級化は進み、バカはますます増える一方だ。「発信」で人生が狂った者、有名人に貢ぐ信奉者、課金ゲームにむしられる中毒者、陰謀論好きな「愛国者」。バカだらけの海をどう泳いでいくべきなのか。ネット階級社会の身もフタもない現実を直視し、正しい距離の取り方を示す。 あの『ウェブはバカと暇人のもの』の中川淳一郎さんの新刊。 私がネットについて論じた書を初めて書いたのは2009年4月発売の『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)で、あれから4年。人間の趣味嗜好など質についてはまったく変わら

    【読書感想】ネットのバカ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 長年の疑問に答えてくれるか? ―『肉食妻帯考』を読む - 関内関外日記

    なんで坊さんが帯してんの? ってさ なんで(浄土真宗以外の)坊さんが結婚して子供作って跡継がせて高級車乗ってんの? ……って、高級車関係ないけど、ちょっと仏教関係のなど読んで、仏教に興味持ち始めてから抱いてる疑問。これ、便利なインターネットで各宗派のサイトやお寺の人のサイト見てみても、いまいちわからんかった。どうにも歯切れが悪い文言が並んでた。 でも、なんというのか、べつにだからといって「現代仏教はあかん」とか言えた立場でもねえし、そこまで現代の寺や僧侶に興味ないわけ。いや、ちょっとはそういう気持ちがないわけでもないんだけど、純粋に「なんで?」ってのがあって。明治維新があって、太政官布告でって言われてもさ。たとえば、国に「朝飯をパンにしてもよろしい」って言われても、今までシリアル派だったやつがパンを強制されるわけでもねえよな、というか。 太政官布告っていうけれど そう、よく引き合い

    長年の疑問に答えてくれるか? ―『肉食妻帯考』を読む - 関内関外日記
  • [書評]日本人はなぜ貧乏になったか?(村上尚己): 極東ブログ

    自民党総裁に安倍晋三氏が返り咲いた当初、奇異な目で見られていたその経済政策、通称アベノミクスだが、比較的短期間に多くの人から支持されてきたようだ。理由は単純。安倍首相がアベノミクスを掲げただけで円高が止まり、株価が上がり、実感としてもこれから日経済が前向きになってくる期待が醸成されたからだ。 それはいいとしよう。では、実際に、アベノミクスの内実がどれほど理解されているというと、どうだろうか。なかなか難しそうだ。メディアで活躍された経済専門家もしばしばとんちんかんな説明をしたり、どうでもいい賛否両論でお茶を濁したりする。その点、書「日人はなぜ貧乏になったか?」(参照)は、アベノミクスの要点を、いわば想定問答集のようにして、通説の誤りを逐次指摘する形式で明確にまとめている。解答集の虎の巻といった趣向である。 重要な論点の一つは、長期に渡り日経済を蝕んできた「『デフレ』の正体」である。第