ブラジル政府は、これまで先住民を保護するための予算を組んできたが、その予算が次第に減少している。それに加えて森林の伐採が盛んになり、彼らの生活を脅かすようになっている。鉱物資源の採掘でアマゾンに侵入して来た採掘業者を追い返すだけの力も手段もない先住民は彼らの採掘を受け入れ、その代償として例えばワル保護地区の先住民の場合は利益の10%を受け取ることにした。 ところが、鉱物の採掘で使用する化学薬品などで地質が侵食されてそこを流れていた小川の水がコーヒー色のように変色して先住民の子どもたちが下痢をするようになった。しかも、森林の伐採による影響で気温も5年前と比較して2度上昇して雨量が大幅に減少。このような現象から食料の確保にも問題が発生している。 ボルソナロ大統領の支持率は悪化 これはワル保護地区だけに限ったことではない。多くの先住民が同様の問題を抱えるようになっている。また、開発にくる人との接
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