作家が生きた時代を生々しく感じる3冊ピチカート・ファイヴのリーダーとして、90年代に渋谷系を牽引した小西康陽。解散後は作編曲家、DJとして活躍し、2010年代に入ってからはPIZZICATO ONEとして2枚のソロアルバムもリリースした。 そして、今年の4月に刊行された小西康陽の新刊『わたくしのビートルズ 小西康陽のコラム1992-2019』(朝日新聞出版)には、彼がこれまで作ってきた音楽と同じように、圧倒的で、豊かな知識が詰めこまれている。今の時代に、こうした書籍が刊行されること、それ自体が類い希なる幸せだと思えるほどだ。そんな小西康陽はどんな本を読んできたのか? 愛読書を語ってもらった。
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