主人公がコメを育てて強くなり、鬼を倒す――!? 斬新なアクションRPG「天穂のサクナヒメ」(以下、サクナヒメ)が、昨年11月中旬に発売。田植え、稲刈り、脱穀など11の工程を丁寧にやるほど良質な米が収穫できるなど、ゲーム内の稲作のリアルな描写が農業界でも話題になりました。企画・開発した同人ゲームサークル「えーでるわいす」の「なる」さんと「こいち」さんを、絶賛プレー中のコメ農家の長男であり、笑農和(えのわ)代表の下村豪徳(しもむら・かつのり)さんとインタビューしました! コメ農家も唸るリアリティ 材料は論文とバケツ稲 ――今日はよろしくお願いします。初めに、自己紹介&ゲームのご紹介をお願いします。 なる:エーデルワイス代表のなると申します。 プログラムやゲームデザインを担当しています。「サクナヒメ」は「稲作で主人公が強くなる」という一風変わったシステムを取り入れたアクションRPGです。 こいち