救急を取る病院がまだまだ少なかった頃。 地域の基幹病院は県立病院。救急車で30分。救急対応も今ひとつ。 地域に「住民のための」新しい病院への欲求が高まった頃、200床程度の規模でその病院は開院した。 何もない開院したての病院。外来の棚の中は空っぽ。買ったばかりの備品は全てダンボールの中。事務も看護もみんな初対面。場所によっては、誰かが梱包をあけて棚に備品を並べてくれていたりするけれど、どれもビニールがかかったまま。洗面台の水は妙にシンナー臭い。 新しい病院を立ち上げる仕事は楽しい。医師の派遣元にも十分な人手はいないので、みんな交代で出張。 新しい病院。新しい町。医局の引継ぎノートには、新しく作った約束処方、備品のありか、地元に詳しい事務の名前や電場番号、近所のコンビニの場所などが記載されていく。遊びに行くにもどこにいっていいのか分からないから、医局の冷蔵庫には魚肉ソーセージと酒の瓶。毎晩野
2007年11月15日15:45 カテゴリOpen SourceMedia ニコニ考 - オープンソースプログラマーとニコ厨の違い ひさびさのニコニ考、今度は私が一番気になっている点を考えてみる。 プログラムからプログラムを生み出し続けるオープンソースプログラマーたちと、同じく作品からまた作品を生み出し続けるニコ厨たち。その違いは何なのか。 オープンソースプログラマーとニコ厨の一番の違い。それは、オープンソースプログラマーが、誰が何を作った、あるいは作り直したかがはっきりしているのに対し、ニコ厨の場合は、誰が何を作ったのかが簡単にはわからず、そしてそのことをニコ厨たちはあまり気にしていないようだということ。 オープンソースプログラマーにとって、これはかなり驚くべきことなのだ。 違いを語る前に、まずは似ている点をおさらいしておこう。オープンソースプログラマーとニコ厨、この二者は、かなりの部分
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基本的なITサービスにも、運用が意外に難しいものが多い。メール、DNS、FTPを例に、実際の運用にかかわる問題点を紹介する ITサービスやソリューションの導入における大原則は、仕組みを正確に理解し、きちんと準備することである。一番無難なのは、導入や運用に自信を持てないソリューションを導入しないことである。しかし、導入しないわけにはいかないものも多い。今回は、よく使われるものでありながら扱いが難しく、お恥ずかしながら個人的に苦手だと感じているサービスを3つ取り上げ、苦手としている理由も記してみたい。 その1 メールサーバ メールサーバ関連の仕事は最も苦手なもののうちの1つである。苦手な理由にはいろいろあるが、おそらく一番の理由は、どこまで気を使っても完璧とは思えないところにある。 メールサーバ関連作業を行う際には、知っておかなければならない知識が多い。「うそ~、簡単だよ」と言う読者がいるとす
昨今、伝統的な出版社もデジタル画像を受け付ける傾向があり、そのような状況を受けて漫画家やイラストレータも作品の作成にFOSS(free and open source software)系のツールを利用する人が増えている。 線描 ベクトル方式とビットマップ方式のどちらの描画プログラムでも線を描くことができる。一般的に言って、ベクトル方式の線は再利用や修正が容易で、ビットマップ方式の線は技巧的な傾向が強い。 どんなツールを使う場合も描画作業に入る前に最終的なレイヤ数を決めておくとよい。簡単なビットマップ図形(たとえば、背景と人物と自動車で構成されるようなもの)ならレイヤ数は3か4で十分だろう。ベクトル図形はレイヤ数がもっと増えるかもしれない。図形内のたった1つの要素が複数のレイヤで構成されることだってあるからだ。レイヤを用いると図形の修正や再利用が容易になる。 ビットマップ方式のプログラムで
各種Linuxディストリビューションには共通点が多い。しかし、ソフトウェアのインストールとアップデートのためのツールはバラバラだ。Gentoo LinuxはPortage、SUSEはYaST、Red HatとFedoraはyum、LinspireはCNRといった具合。おまけにパッケージの形式もさまざまだ。RPM、Debian、ソースの他、聞いたこともないようなものまでいろいろある。Smart Package Managerは、そうした多様なツールとパッケージ・タイプに代わって、すべての主要ディストリビューションに対応するインストールとアップデートのためのツールだ。 openSUSEユーザーとして、筆者は、YaST、Zen、zypper、apt-get、Synapticを使ってきたが、最終的にSmartに落ち着いた。今では、Linuxをインストールしたりアップデートしたりすると、まず、Sma
迷惑メールとウイルスは直接関係ないと思っている読者もいるかもしれない。しかし,迷惑メール対策には,ウイルスを防ぐという効果もある。まだ迷惑メール対策を実施していないユーザーは,ぜひ利用すべきだ。 ウイルスの大半はメールと共に届く 一般ユーザーからのウイルス発見報告を受け付けている情報処理推進機構(IPA)がまとめた統計情報によれば,2007年2月に報告があったものの約97.6%がメールから来ているという。 メールに付いてくるウイルスの手法はさまざまだ。添付ファイルにウイルスが仕込まれているものから,本文中のURLをクリックすると感染するもの,HTMLメールを見ただけで感染するもの,などがあるだろう。 もちろん,ウイルス対策ソフトを使っていれば,既知のウイルスは発見できる。しかし,これまで見てきたように,中には検出できないウイルスもある。こうしたウイルスにはどう対処すればいいのか──。ユーザ
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2007/11/13 米オラクルは11月12日(米国時間)、開催中のイベント「Oracle OpenWorld」で「Oracle Database」やオラクル製アプリケーションを標準でサポートするサーバ仮想化技術「Oracle VM」を発表した。Xenハイパーバイザーをベースにした製品で、オラクルは「従来の仮想化環境と比べて3倍の効率性を実現した」としている。 Oracle VMはオラクルのLinux OSである「Oracle Enterprise Linux」と同時にインストール可能。ゲストOSはOracle Enterprise LinuxのほかにRed Hat Enterprise LinuxとWindows Server 2003、XPなどをサポートする。オラクルはOracle DatabaseのほかOracle E-Business SuiteやPeopleSoftなどのオラクル
2007/11/15 デルは11月15日、サーバ管理ソフトウェアの最新版「Dell OpenManage 5.3」の提供を開始すると発表した。x64系サーバ「PowerEdge」シリーズの中・上位向け機種に無償で標準添付されるもので、サーバ・ストレージ、ネットワーク、クライアント製品によって構成されたシステムを統合管理するソフトウェア。システム導入時のセットアップから、運用状況の監視、障害の発見と対処、BIOSやドライバアップデートの実施などの機能を持つ。 OpenManage 5.3では管理コンソールの簡略化のほか、新たに「業界標準のPMBusベースの電源監視」「仮想化環境の監視」の機能が追加された。 電源監視機能を使うと、サーバ単位やシステムグループ単位ででリアルタイムな消費ワット数や、消費アンペア数を確認できるほか、電力消費量があらかじめ設定した値を超えるとアラートで管理者に知らせる
2007/11/15 11月15日から2日間の予定で、東京・渋谷で「Web2.0 EXPO Tokyo 2007」が開幕した。Web2.0関連技術やサービスを持つ企業が会して展示を行っているほか、技術セミナーやトレンド情報のレクチャーなどが行われた。 1日目の15日、朝一番に行われた基調講演には「Web 2.0」というキーワードの名付け親で、技術系出版社「オライリー」の創業者CEOであるティム・オライリー(Tim O'Reilly)氏が登壇。「Bringing Web 2.0 to Japan」と題してネオテニー 代表取締役社長の伊藤穣一氏と対談を行った。 Web 2.0が生まれた西海岸と、生まれなかった東海岸の違い 対談はオライリー氏が伊藤氏に対して“日本のWeb 2.0”の現状と今後の見通しを聞くというスタイル。伊藤氏は日本のインターネット黎明期からデジタルガレージやインフォシークなど
私は以前SIベンダーに所属し,Web系システムのソフトウエア・アーキテクチャを設計,開発していました。正直に打ち明けると,そのころはシステムの設計や開発と比べ,運用や保守をあまり楽しい仕事だと考えず,そうした仕事を避けていたと思います。こんなことを書くと怒られるかもしれませんが,ITアーキテクトを志す人には,そういう方が少なくないのではないでしょうか。 現在は音楽配信サイトのベンチャー企業を立ち上げ,自分たちで設計・開発したシステムを自分たちで運用・保守する立場になりました。そしてやってみて,私は心底ガックリしました。ほかでもない,自分の設計にです。本エントリではこの経験を基に,「ITアーキテクトと運用・保守」について,考えをまとめたいと思います。 まずは,ちょっとまどろっこしいかもしれませんが,ITアーキテクトと呼ばれる役割の仕事について,レストランのシェフに例えて少し想像しながら考えて
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