いったんは公開が予定されていた「MMRワクチン告発」という映画を公開中止にすると、日本の映画配給会社が発表しました。会社のサイトでは公開中止にいたった経緯が詳しく説明されています。公開中止という映画配給会社の決断を私は支持します。誠実な対応だと考えます。 MMRワクチンとは麻疹、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)、風疹の混合ワクチンのことです。日本ではMMRワクチンは無菌性髄膜炎の副作用の問題で現在ではほぼ使われておらず、単独ワクチンもしくはMRワクチン(麻疹・風疹混合ワクチン)が主流ですが、海外ではごく一般的に使用されているワクチンです。 公開中止となった映画は、このMMRワクチンが自閉症(自閉症スペクトラム障害)の原因になるという仮説を示唆し、混合ワクチンではなく単独ワクチンを推奨する内容です。日本で公開中止になったきっかけは、日本向けメッセージとして作成された「日本の状況についての解説」
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