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東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会 中間報告 昨年末に出たんだけど、非常に分厚くて、まだ一部しか読んでない。以下は、この中間報告に関するマスコミ報道を見聞しての感想。ただし報道の内容を私が正しく理解しているとも思えない。 さて、三流技術者の感覚としては、福島第一原発の事故は、最も単純には、非常用のディーゼル発電機がひとつの部屋にまとめて置かれていたことが原因。原発の背後の台地に予備の非常電源小屋を建てておけば、事故は起きなかった。非常用電源自体を増やすわけじゃないから、費用は100億円以内で足りたと思う。 あるいは、非常電源車に、冷却装置に電源供給するための変換プラグを積んでおけばよかった。せっかく海嘯後に電源車をかき集めたのに、電線をつなぐことができなくて使えなかったというのは、悲しすぎる話だった。これなんか、きっと対策コストは10億円スケールだと思う。 非常用電源を一
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