SNSが大きな影響力を持つなか、私たちの関心・注意(アテンション)が価値を持つ「アテンション・エコノミー」が広がっています。その特徴や弊害について考えます。

11/17(日)17:00から行われた 「第1回いわきの漁業の未来を考える会」に参加してきました。 この集まりは、震災以降、おさかな喰楽部(吉田)が三陸の漁師と 交流を重ねてきた中で、福島の漁業の将来を真剣に考えている 2人の漁師(新妻竹彦さんと石井宏和さん)と出会ったことが、 きっかけに誕生いたしました。 2人の漁師は、 「福島第1原発事故以降、魚貝サンプルを獲るために網を30分ほどしか入れないにもかかわらず、 震災前なら2時間以上網を入れたときよりたくさんの魚が獲れる」 と言います。 これは、強制的に行われた禁漁により、 魚の資源が急速に回復してきたということです。そして 「福島の今の現状を考えると、自分の代には結果は期待できないかもしれないけど、 孫子の代に豊かな海を残して、漁師をやれるようにしてあげたい」 という強い気持ちがあります。 そのような話を一緒にする中で、この禁漁というマ
先日のエントリー「COP19 台風30号直撃のフィリピン代表が涙の断食宣言」で「温暖化懐疑派の政治家や科学者はサニョ代表の問いかけにどう反論するのだろうか」と呼びかけたところ、中部大学の武田邦彦教授所から早速、反応があった。 武田教授のブログに「御用・国際ジャーナリスト・・・これでも仕事になる?? これだから??」と書かれている。これはおそらく筆者のことを指しているのだろう。 武田教授には個人的な思い出がある。産経新聞ロンドン支局長時代、武田教授が2010年2月に産経出版社から「『CO2・25%削減』で日本人の年収は半減する」を出版された際、当時の上司からこの本の内容に沿った取材をして、記事にできないかと連絡があった。 一体、誰がどんな趣旨で記事を書けと言っているのか要領を得なかったが、とりあえず武田教授の本を読んでみた。典型的な地球温暖化懐疑派の主張が書き連ねられていた。いくつかの論点は
11日、ポーランドの首都ワルシャワで始まった国連気候変動枠組み条約第19回締約国会議(COP19)で、フィリピンを直撃し、死者1万人と推定される観測史上最大規模の超大型台風30号「ハイエン」について、同国政府のサニョ代表が涙を流しながら17分超の大演説を行った。 フィリピンでこの3日間、食事も口にせず、両手で遺体を集め続ける兄弟を思いながら、サニョ代表は「COP19で意義ある合意を形成できるまで、私は自発的に断食する」と宣言。会議場ではスタンディング・オベーションが1分近く鳴り響いた。 サニョ代表は日系人のように見えるが、ソーシャルメディアのFacebookやTwitterによると、マニラ出身で、日本で言えば東京大学の当たるフィリピン大学ディリマン校を卒業した秀才。2010年からフィリピン政府の気候変動委員会で勤務しており、現在は委員長。 環境運動家で哲学者、自然愛好家、平和活動家、急進的
元NASAのHanes Hansenら地球環境や気候分野でのトップ研究者4人が、連名で原子力発電システムの開発を推進することを求める公開書簡を発表したそうだ(CNN.co.jp、AP)。 発表者として名を連ねているのはJames Hansen氏のほか、Ken Caldeira氏、Kerry Emanuel氏、Tom Wigley氏という、この分野では世界トップクラスの研究者らだ。彼らの主張は、化石燃料による二酸化炭素排出量増加を止めるために原子力発電が必要というものだ。 また、太陽光発電などの再生可能エネルギーの利用については、現実のエネルギー消費量の増大に対応できるほどの規模拡大はできないとしている。とはいえ、既存の原発がまだ完璧ではないということも認識しているとのこと。そのため、より安全な原子力発電システムが必要との主張だ。
バッタもん日記 うんこと食料自給率 −物質循環− http://d.hatena.ne.jp/locust0138/20130821/1377085971 以前,上記記事に疑問のコメントをしましたが,その後もう少し考えて見ました。 locust0138さんの意見を要約すると,「うんこは輸出や自然循環で海外に移動しないので,うんこの原料の食物は輸入せずに,国内生産しなければならない。さもなければ,うんこが貯まる一方である。」になるかと思います。 要するに出口がないから入り口を閉じなければパンクする。食物循環は国内で閉じている必要がある。という意見かと思います。 出口がないというのは,うんこは国内栽培の肥料としてしか循環しないので,国内栽培しないと、溜まる一方だという理屈ですが,これが疑問です。うんこ(有機物)は微生物等によって分解されます。人工的な下水処理もあれば自然の働きもあります。その結
東京電力福島第一原子力発電所周辺の海底にたまった放射性物質の濃度を東京大学などのグループが計測し、周囲よりくぼんでいる場所や川の河口などで、濃度が周辺の数倍の高さになっていることが分かりました。 東京大学生産技術研究所などのグループは、先月までおよそ1年間かけて、福島県沖などの海底を合わせて400キロの距離にわたって船で調査し、土の中に含まれる放射性のセシウム137の濃度を計測しました。 その結果、福島第一原子力発電所から20キロ圏内の海底では、濃度が周囲の5倍以上の高さになっている場所がおよそ40か所見つかり、多くは土1キログラム当たり数千ベクレル程度の放射線量でした。これらの場所は、多くが数十メートルから数百メートルの幅があり、海底のくぼみと一致していたということです。 また、宮城県にある阿武隈川の河口付近でも、放射性セシウムの濃度が周囲の2倍以上になっていることが分かり、研究グループ
2010年から、海の日にEM提唱者である比嘉氏が主導して、河川や湖沼、海などへの「EMの日・全国一斉EM団子活性液投入」活動が行われています。 今年は、投入目標量がEM団子100万個・EM活性液1000トンです。 昨年の投入実績は、主催者発表によると、EM団子 555,485個、EM活性液 624,888Lでした。 これまでの規模(参加団体数・参加者数)は次の通りです。 『福島県生活環境部生活排水対策推進指導員講習会資料』(抜粋) http://d.hatena.ne.jp/warbler/20130712/1373605438 特に、この資料にある『微生物資材の水環境中での利用に関するQ&A』は、ぜひお読み下さい。とても参考になります。 にある通り、微生物資材による培養液を投入すると水質の悪化を招く恐れがあります。 同様な見解が、広島県、岡山県などの公的機関から出されています。 http
県が初の見解「EM菌投入は河川の汚濁源」 県は、河川や学校で水質浄化の環境活動に使われているEM菌(有用微生物群)などの微生物資材について「高濃度の有機物が含まれる微生物資材を河川や湖沼に投入すれば汚濁源となる」との見解をまとめ7日、郡山市で開いた生活排水対策推進指導員等講習会で発表した。 県環境センターが、市販のEM菌など3種類の微生物資材を2つの方法で培養、分析した結果、いずれの培養液も有機物濃度を示す生物化学的酸素要求量(BOD)と化学的酸素要求量(COD)が、合併浄化槽の放流水の環境基準の約200倍から600倍だった。 県が微生物資材の使用について見解をまとめたのは初めて。県生活環境部は「活動している方々と今後、幅広く議論の場を設ける。(今回の見解が)議論のきっかけになればいい」としている。EM菌使用の環境活動は県内の学校や団体で幅広く行われており、波紋を広げそう。 (2008年3
今日のニュースで2013年のシラスウナギ稚魚の漁獲量が昨年比で42%、過去最低の5.6tという報道がされて話題になってるけど、これどれぐらいヤバいかわかりますか。過去資料と比較してみないと、いまいちピンとこないよね。つくりました。国の資料の抜粋です。 見ての通りで特に付け加えることもないのですが、ピーク時には250t近く獲れたものが5tになった状況で、まだ漁業規制が敷かれてないというのがすごい。この状況に関する、水産資源管理研究者の勝川氏の言。 ウナギをどう看取るか? - 勝川俊雄 公式サイト 結論からいうと、ウナギは、もう詰んでいる。(略)日中台が協力して、これから禁漁したとしても資源が回復するかは微妙な情勢ではあるが、禁漁に近い措置を獲れる可能性はほぼ無い。 10年前なら、ニホンウナギを持続的に利用するという選択肢はあったかもしれないが、もうそういう段階ではない。「ニホンウナギの最後を
ここんところウナギに関することばっかり書いてるが、俺はここ数年ウナギを食べていない。資源を守るためではなくて家計の事情である。とはいえ、そう食べたいとも思わない。ウナギが嫌いというわけではなく大好きだ。それなのに禁断症状が出ないのは、ウナギの蒲焼が食欲をそそるのは匂いによるところが大きいからではないかと思う。だからスーパーでウナギを見ても特に何とも思わないのだろう。 ところでウナギに関して、最近調べて驚いたのがウナギの消費量。 ⇒国産ウナギの安全性と品質について 日本の養殖鰻生産量は、最盛期には約4万トンありましたが、ここ数年は、2万トンから2万2千トンで推移しています。 一方、外国の主な鰻生産国は、中国、台湾で、平成12年には両国合わせて13万トン以上の輸入がありました。 日本の鰻消費量に係る統計はありませんが、日本の生産量と外国からの輸入量の合計を日本における鰻の年間消費量と推定してい
福島香織「なぜ中国は台湾を…」発売中! @kaori0516kaori さっき河北省の夏デェン村というところから帰ってきた。北京に一番近いところにある癌村として報道されているので、ちょっと行ってみるか、と車チャーターして行ってきたのだが、 2013-05-10 19:25:32 福島香織「なぜ中国は台湾を…」発売中! @kaori0516kaori 真っ黒の酸っぱい匂いのする河(鮑丘河)の写真とっていたら、知らない男の人が、何しているとか、どこからきたことか、とか尋問してきて、えー旅行ですよ、新聞で北京で一番近い癌村だと、聞いてきたんですよ、と正直に答えると、 2013-05-10 19:27:44
どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の食事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点で食の課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 食品企業のお客様相談室で、PM2.5にかんする問い合わせが増えているそうだ。先日、九州で開かれた食の安全にかんするシンポジウムで聴衆から寄せられた質問の中にも、PM2.5にかんする内容があった。 中国産食品や九州産食品にPM2.5が付着し、口へ、というイメージなのだろう。日刊ゲンダイは『PM 2.5大気汚染また悪化 食べてはいけない中国産「猛毒食品」』 を出している。こんな記事に影響されて、市民の不安は大きく、という構図なのだと思うが、どうも誤解があるようだ。おそらく、誤解の根幹には、吸い込んだ場合の毒性(吸入毒性)と食べた場
Expired:掲載期限切れです この記事は,産経デジタル との契約の掲載期限(6ヶ月間)を過ぎましたので本サーバから削除しました。 このページは20秒後にBusiness Media 誠 トップページに自動的に切り替わります。
北茨城市北西部に隣接する福島県鮫川村で、環境省が一キログラム当たり八〇〇〇ベクレルを超える放射性セシウムを含んだ指定廃棄物を燃やす焼却炉を稼働させようとしている。建設地は県境に近く、北茨城市民の民家が周囲に点在する。だが、同省は市側に計画を周知しないまま進め、運転開始一カ月前の今月になってようやく北茨城市で初の説明会を開催した。住民側は国の手法に猛反発し、事業の白紙撤回を求めている。(永山陽平) 北茨城市の要望を受けて国が同市関本町小川地区で初の説明会を開いたのは、試運転が間近に迫った今月九日。環境省廃棄物対策課の山本昌宏課長が施設建設の経緯について「隠していたわけではない」と釈明すると、住民側から怒声が飛び交った。同席の豊田稔市長も「住民がナーバスになっている責任はあなた方にある」と批判した。
「土用の丑の日」など、日本の食卓に馴染みの深い魚のひとつであるウナギ。日本には「ニホンウナギ」という種類が主に生息し、古くから食材として利用されてきました。このニホンウナギが絶滅危惧種に、という衝撃的なニュースが流れたのをきっかけに、背景などを整理してみました。 ◆はじめに 2013年2月1日、「ニホンウナギを絶滅危惧種に指定」というニュースをNHKが報じていました*1。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130201/k10015212801000.html 日本の食卓になじみの深いニホンウナギについて、環境省は、生息数が激減していると判断し、絶滅の危険性が高い「絶滅危惧種」に指定することを決めました。 ANNニュースでは。 本エントリでは、このショッキングなニュースについて、「ウナギってどんな魚?」「どうして選定されたの?」「これからどうすればいいの?
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く