今日の目黒は快晴です。日が出てると寒さは少しやわらぎますね。 さて、新年最初の記事の紹介です。 中国で英語の出版会社を経営していた人物による、北京政府の熾烈な検閲の経験が語られております。 === 中国の圧力に屈服すること By マーク・キット ●私は10年前に『これこそ中国』という本を出版した。 ●その中で私は、自分が中国国内で築いた雑誌の出版ビジネスが、主に中国のメディアをコントロールする政府機関の圧力によってじわじわと破滅させられた様子を描いた。 ●この本を出してくれることになった中国側の出版社は、この出版企画に興奮していた。本が出れば、その内容は中国内の権力者たちを苛つかせることになるのは確実だった。 ●彼らは「われわれはスキャンダルが好きですし、これこそが出版にとっての最大の意義なんですよ」と言っていた。 ●ところが出版する最後の段階になり、北京政府側の担当部署に見本の本を送ると
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