[パリ五輪・バスケ]男子代表、最終強化試合で強豪セルビアに敗戦も 八村塁29点、渡辺雄太が復帰、主将・富樫勇樹(新潟新発田市出身)「最高の準備に」 女子はベルギーに敗れる
「基準引き下げで生存権侵害」生活保護の減額処分取り消し、賠償請求は棄却 鹿児島地裁「厚労相の判断 裁量逸脱や濫用」
[パリ五輪・柔道]角田夏実が女子48キロ級で金メダル!パリ五輪日本勢の第1号、夏季五輪で通算500個目 永山竜樹は男子60キロ級で銅
原発事故の災禍を受けた福島県で、若者たちは地域の現状と将来についてどう考えているのか。共同通信記者を務め、今年5月からいわき市で会社員として勤務、地域の未来について考える市民活動にも参加している伊藤江梨さんに、内側から見つめた福島の情況について寄稿してもらった。(47行政ジャーナル・橋田欣典) 東日本大震災から1年9か月余り。震災や原発事故のことが全国ニュースで取り上げられる機会は目に見えて減る中、福島県外からは「福島の情報が入ってこない」という声が聞こえてくる。 そんな福島の市民の声を届けようと、11月9~11日に福島市で「ふくしま会議2012」が開催された。震災後の昨年11月に第1回が開催され、今年で2回目。福島県立博物館館長で東北学を提唱した民俗学者の赤坂憲雄氏らが発起人となり、誰でも参加して発言できる「草の根の会議」を目指す。 私は震災後の今春、6年間続けた報道の仕事を辞めて、10
▽ボランティアは被ばくしたのか ついせんだってまで宮城県にボランティアに行っていた大学生の子どもが言う。「がれきの片付けに行ったけど、服や布団や保険証まで出てきた。がれきというより生活の名残だった」。それでも「処理」せざるを得ない現実を考えれば、大変心苦しいがやはり廃棄物。法律上では一般廃棄物と産業廃棄物に区別されるが、がれきというと主にコンクリート片のような印象を受ける。しかし実際に現地で見ると印象はまるで違うようだ。 その震災廃棄物を受け入れる動きと反対する声が各地で交錯している。この問題は残念なことに国の対応遅れが発端と言わざるを得ない。環境省によると、岩手、宮城、福島の被災3県沿岸部で発生した震災廃棄物は2250万トン。県外処理を希望しているのは岩手、宮城両県で、可能な限り県内処理をし、なお不可能な分のうち焼却できるものについてのみ他自治体に委託する意向だ。だが、受け入れには放射性
▽「震災がれき受け入れ反対」はエゴか? 東日本大震災から1年。11日には、被災地ばかりでなく、国内各地や海外でも慰霊のイベント・集会があった。「復興の道はまだ遠いけれど、絆で乗り越えていこう」が共通した心構えのようだ。しかし、その絆を根底から揺さぶる事態がいま進行している。それは、震災がれきの受け入れ問題だ。 以前、私はこのコラムで「拒否すればすむのか」と書いた。放射能汚染の危険を理由に、受け入れに反対している人たちの態度が非科学的で感情的に思えたからだ。実際、原発事故で避難した人たちを中心にした受け入れ反対派に「地域エゴだ」などの批判が強まっている。しかし、最近「受け入れ反対にはどんな論理があるのだろう」と思って調べた結果、問題はもっと複雑で、現在のこの国の根本的な矛盾が表れていると思うようになった。 被災3県の震災がれきのうち、処分されたのはわずか6%。国は「みんなの力でがれき処理」を
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