神戸市を拠点に活動する4人組のゲームクリエーターチームが手がけたソフト「都市伝説解体センター」の人気が急拡大している。都市伝説をテーマにさまざまな謎の真相を突き止めていくミステリーアドベンチャーで、2月に発売されると10日で10万本を売り上げた。秀逸なストーリーで多くのプレーヤーをとりこにし、多言語対応で海外にもファンを広げている。(村上貴浩) 「ゲームの面白さってこれだよな」「後半、止まらなくなる」「面白すぎて記憶を消したい」-。交流サイト(SNS)では感想や考察を書いた投稿が増え続けており、任天堂公式通販サイトのダウンロードソフトランキングで1位になった時期もあった。 チームは2020年に結成された「墓場文庫」。神戸市在住のグラフィック担当「ハフハフ・おでーん」さんと兵庫県芦屋市在住のプログラミング担当「MOCHIKIN(モチキン)」さんが2人で立ち上げ、インターネット上で意気投合した
