【ヤンゴン共同】ミャンマーのメディアとロイター通信は10日、中部バゴー地域で8日から9日にかけて国軍がデモ参加者らを相次いで銃撃するなどし、80人以上が死亡したと報じた。3月下旬には全土で100人以上の市民が殺害されたが、単独の州・地域での1日の犠牲者としては最悪規模になる恐れがある。 【動画】「5歳のおいの顔に爆弾が」避難の少数民族 人権団体「政治犯支援協会」(AAPP)によると、弾圧による死者は10日時点で計701人となった。 犠牲者数についてロイター通信はAAPPの集計などを基に報じ、オンラインメディアの「ミャンマー・ナウ」は市民ら82人が死亡したと伝えた。70人以上が死亡したとの別の報道もある。