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うつ症やアルコール依存も 熊本地震から5年、孤独深める被災者 | 毎日新聞
最大震度7を2度観測した2016年4月の熊本地震から5年になるのを前に、毎日新聞が災害公営住宅(復興住宅... 最大震度7を2度観測した2016年4月の熊本地震から5年になるのを前に、毎日新聞が災害公営住宅(復興住宅)で暮らす被災者にアンケートしたところ、回答を寄せた128人の48%に当たる62人が「被災前より人付き合いが減った」と答えた。また、地震後、市町村などによる「見守り」を受けていた102人のうち84人(82%)が、復興住宅に入居後、見守りが「減った」「なくなった」と回答。住んでいた場所で住宅再建ができず、地域コミュニティーを離れて孤独を深める被災者へのケアが課題として浮かび上がった。 4月14日の前震と16日の本震でいずれも最大震度7の揺れに見舞われ、大きな被害を受けた熊本県益城(ましき)町。町内に19ある復興住宅の一つ、馬水(まみず)団地で、認知症の夫(81)と暮らす女性(77)はアンケートに「相談できる人がいない」と答えた。 地震で町内の別の地区にあった一戸建ての借家が全壊。4年近く過
2021/04/10 リンク