【ソウル=峯岸博】韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相は13日の国会外交統一委員会で、ソウルの日本大使館前と釜山の日本総領事館前に設置された従軍慰安婦を象徴する少女像について「国際社会では
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「少女像撤去すべきだ」=韓国民団の呉団長-東京 取材に応じる在日本大韓民国民団の呉公太団長=12日午後、東京都千代田区 在日本大韓民国民団(民団)の呉公太団長は12日、東京都内で行われた新年会のあいさつで、韓国・釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦問題を象徴する少女像について「撤去すべきというのが在日同胞の共通した切実な思いだ」と述べた。今後、訪韓し行政側に要望を伝えるという。 呉団長はあいさつで、2015年12月の日韓両政府の慰安婦問題に関する合意について「苦渋の末に選択した結果で、両国の関係発展のための英断だ」と評価。「合意が誠実な態度で履行されなければ、この問題は永遠に解決されない」と訴えた。 その後、取材に応じた呉団長は「韓国国内で反発が予想されるが覚悟している。両国関係の悪化による一番の被害者は在日同胞だ」と強調。元慰安婦の大半が、両国の合意に基づき設置された財団からの現金
【ワシントン=尾関航也】米国務省のトナー副報道官は29日の定例記者会見で、慰安婦問題を巡る日韓合意に関して「この合意の成功には市民社会の支持が欠かせない」と述べ、米国内の民間活動団体(NGO)などに慰安婦問題の最終解決へ向けた支持を呼び掛けた。 韓国系市民団体が全米各地で慰安婦像の設置を進めていることを念頭に、活動の自制を求めたものだ。 トナー氏は「米国内を含めて、当事者以外も、この合意とその完全な履行を支持してほしい。それが治癒と和解を促す重要な意思表示になると信じている」とも述べ、日韓の関係改善へ向けて合意の着実な履行を望む立場を強調した。 米国では2007年に下院が慰安婦問題で日本に公式謝罪を求める決議案を採択し、その後、慰安婦像の設置など韓国系市民団体の活動がさらに活発化した。
日韓両政府が慰安婦問題を決着させるとした合意について、元慰安婦を支援する日本国内の団体でつくる「日本軍『慰安婦』問題解決全国行動」は29日、「被害者不在の『妥結』は『解決』ではない」とする声明を発表した。 声明は、政府間協議が「被害者不在」と批判。「日本政府が責任を認めたことは被害者と市民運動が勝ち取った成果」とする一方、少女像の移転について「勝手な『合意』は被害者を再び冒瀆(ぼうとく)する」と反発した。 さらに安倍晋三首相の「おわびと反省」をめぐり、首相が朴槿恵(パククネ)大統領との電話で表明したことに対し、「被害者が謝罪と受け止めることができる形で、改めて首相自身が公式に表明する」よう求めた。 この団体など各国の元慰安婦や… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員
「日韓合意を撤回せよ」=元慰安婦ら集会、野党も再交渉要求−韓国 日韓合意に憤る元従軍慰安婦の李容洙さん=30日、ソウル 【ソウル時事】韓国の元従軍慰安婦や支援者らは30日、ソウルの日本大使館前で定例の集会を開き、「朴槿恵政権は屈辱的な外相会談の結果を撤回せよ」と慰安婦問題に関する日韓合意に抗議した。また、最大野党「共に民主党」の李鍾杰院内代表は記者会見し、白紙に戻し再交渉するよう求めた。 「われわれの意向無視」=元慰安婦ら、外務次官に激怒−韓国 元慰安婦を中心に合意への反発は強く、外務次官による説得も失敗。事態を収拾できるか不透明で、朴大統領自らが説得に乗り出すべきだとの声も広がっている。 日本大使館前の慰安婦問題を象徴する少女像のそばに、通常よりはるかに多い警察調べで約700人の支援者や学生が集結し、関心の高さをうかがわせた。マイクを握った元慰安婦の李容洙さんは「引っ張って行って慰安
【ワシントン=吉野直也】米国務省のトナー副報道官は29日の記者会見で、従軍慰安婦問題を巡る日韓両国の合意を米国内の韓国系団体が非難していることに
岸田文雄外相は12月28日に韓国・ソウルで、同国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相との共同記者会見を開き、従軍慰安婦の問題について、「両国が受け入れられる合意を導き出すことができた」と述べ、両政府が合意したことを明らかにした。 South Korean Foreign Minister Yun Byung-Se, right, and his Japanese counterpart Fumio Kishida pose for a photo at the start of their meeting at Foreign Ministry in Seoul Monday, Dec. 28, 2015. The foreign ministers met Monday to try to resolve a decades-long impasse over Korean women for
28日に開かれる日本と韓国の外相会談を前に、いわゆる従軍慰安婦の問題を象徴する少女像をソウルの日本大使館前に設置した団体は、像の撤去を問題の妥結の前提条件にするのは認められないと主張する声明を発表しました。 それを前に、元慰安婦を支援してきた中心的な団体で、ソウルの日本大使館前にこの問題を象徴する少女像を設置した挺対協=韓国挺身隊問題対策協議会が声明を発表しました。 この中で挺対協は、日本政府が、大使館前の少女像の撤去やこの問題が再び懸案事項とならないよう最終的な決着とすることなどを求めていることに対し、「こうした前提条件をつけるのは問題解決の意思がないと見なすほかない」として、像の撤去などを問題の妥結の前提条件にするのは認められないと主張しました。 また挺対協は、いわゆる慰安婦問題を巡る日本の法的責任について、「当時の国内法や国際法に違反した重大な人権侵害だったという事実と責任を認めるべ
Park Yu-Ha, a literature professor at South Korea's Sejong University, speaks during a press conference on her controversial book 'The Comfort Women of the Empire,' in Seoul on December 2, 2015. The South Korean academic facing trial on charges of defaming wartime sex slaves -- or 'comfort women' -- in a recent book, accused prosecutors of distorting her work. AFP PHOTO / JUNG YEON-JE / AFP / JUNG
オーストラリア人の良識が勝利した。同国最大の都市シドニー近郊のストラスフィールド市で11日夜、特別市議会が開かれ、中国・韓国系勢力が求めていた慰安婦像設置計画が全会一致で否決されたのだ。日豪友好を傷つけ、コミュニティーを分断する策謀が排除された。 「まさに良識、常識の勝利だ。同国の多文化主義に打撃を与え、国民を分断させるような動きを拒否した。反対運動も紳士的かつ効果的だった」 先月現地で、設置に反対する連続講演を行ってきた国際政治学者の藤井厳喜氏はこう語った。 採決に先立つ公聴会では、一般の賛成派と反対派の各4人が意見を表明した。嘆願運動を行った中国人男性は「20万人の女性が旧日本軍の犠牲になった」と根拠のはっきりしない数字を挙げて、人権意識向上のため設置を要求した。 一方、同市に住むオーストラリア人男性は、賛成派団体が市役所前で日本語で「安倍(晋三首相)は日本の恥だ」などと書かれたプラカ
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