安倍総理大臣は、相模原市の知的障害者施設で19人が死亡した事件を受けて開かれた関係閣僚会議で、自分や他人を傷つける危険性がある人を強制的に入院させる措置入院の在り方の見直しも含めて、再発防止策を検討し、速やかに実行に移していくよう指示しました。 会議の冒頭、安倍総理大臣は「何の罪もない多くの方々の命が奪われた決してあってはならない事件であり、断じて許すことはできない。亡くなった方々のご冥福を心からお祈りするとともに、ご遺族にはお悔やみを申し上げたい」と述べました。 そのうえで、安倍総理大臣は「この事件で多くの方々が大変な不安を感じている。事件を徹底的に究明し、再発防止、安全確保に全力を尽くしていかなければならない。施設の安全確保の強化、措置入院後のフォローアップなど、さまざまな観点から必要な対策を早急に検討し、できるところから速やかに実行に移していくよう指示する」と述べ、措置入院の在り方の