今朝の新聞で文楽協会の技芸員が、大阪市長の橋下徹と非公開の場で面談したいと申し入れることを決めたという記事を読んだとき、爺庵はきっと非公開という部分に橋下が難癖をつけるに違いないと思った。そしたら案の定、橋下は定例記者会見で、「公開でしか応じない」と語ったという。公開とは即ち、メディアに対する公開であり、テレビカメラや記者が立錐の余地もないほど押寄せた場でしか会わないと言っているのである。 爺庵は言いたい、文楽の技芸員たちは橋下に会ってはならない、と。 爺庵は4月27日のエントリーの中で、「テレビとは橋下のホームグラウンドである。限られた放送時間の中で、己の主張をさも正当であるかのように見せるのは、橋下の最も得手とするところの瞬間芸である。主張が正しいか否かは問題ではなく、その一瞬に相手をやりこめ得たか否かだけが重要。それがテレビ討論での橋下を輝かせる」と書いた。また「議論とはそれを通じて