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ユーロに関するkonstantinosのブックマーク (10)

  • 三千世界の鴉を殺し―『ユーロ破綻 そしてドイツだけが残った』 - 事務屋稼業

    東日大震災以後は『国策民営の罠』等で原発問題に取り組んできた印象の強い竹森俊平氏だが、新著はひさびさに来のフィールドに帰還した感がある。 「ユーロ」という通貨政策が政治的にも経済的にも無理筋の企てだったという視座は、『中央銀行は闘う』から一貫するものだ。無理を通せば道理が引っ込む。道理の消えた世界が呼び寄せるのは、もちろん混沌にほかならない。 もっとも、これは著者独自の視点というわけではなく、たとえばクルーグマンの『さっさと不況を終わらせろ』でもそうした考えは示されている。書の大半は、ユーロのどこがどう無理筋なのか、その無理を通した(通している)ことによってどのような道理が引っ込められ、そしてどんな混沌たる危機が起きた(起こっている)のか、という記述に割かれているので、くわしくは直接あたられたい。 しかし、竹森氏の思考がおもしろいのは、今そこにあるユーロ圏の経済危機を前にして「いった

  • 独国民の65%がユーロの必要性感じず、仏でも支持低下=世論調査

    9月17日、最新の世論調査によると、ドイツ国民の約3分の2がユーロの必要性を感じておらず、フランス国民のユーロ支持も低下していることが分かった。サラエボで3月撮影(2012年 ロイター/Dado Ruvic) [ベルリン/パリ 17日 ロイター] 17日に発表された最新の世論調査によると、ドイツ国民の約3分の2がユーロの必要性を感じておらず、フランス国民のユーロ支持も低下していることが分かった。 世論調査会社のTNSエムニドが独ウェルト紙の依頼で実施した調査によると、65%のドイツ国民がユーロ加盟の必要性を感じておらず、ギリシャなどへの財政支援をめぐり、国内で反発が強まっていることを示している。

    独国民の65%がユーロの必要性感じず、仏でも支持低下=世論調査
  • ジョージ・ソロスがドイツ政府に迫る決断 「ユーロ圏を先導するか去るか、どちらかだ」

    億万長者の投資家で慈善家でもあるジョージ・ソロス氏がドイツ政府に対し、成長促進と共同財政機関の創設、共同債の保証によってユーロ圏を先導して景気後退から脱出させるか、そうでなければ、欧州の未来を救うために自ら通貨同盟を去るよう求める熱烈な嘆願をした。 「先導するか、去るか。これがドイツが下さねばならない論理的な決断だ」。ソロス氏は紙(英フィナンシャル・タイムズ)とのインタビューでこう語った。 「ほかの欧州諸国と運命をともにし、一緒に沈むか一緒に泳ぐかというリスクを取るか、ユーロ圏から離脱するか、どちらかだ。なぜなら、ドイツが去れば、ユーロ圏の問題が改善されるからだ」 ソロス氏はさらに「完全にドイツの態度次第だ」と付け加えた。「ドイツがあくまで緊縮政策と、現在のデフレを招く立場を強化する政策を主張し、その立場を崩さないのなら、実際、(去った方が)長期的にドイツのためにもなるだろう」 ECBの

  • asahi.com(朝日新聞社):ユーロ、100円割れ 10年半ぶり安値水準 - ビジネス・経済

    印刷  30日のロンドン外国為替市場で、欧州の共通通貨「ユーロ」が売られ、一時、1ユーロ=99円97銭をつけた。1ユーロ=100円の大台を割り込むのは、2001年6月以来、約10年半ぶり。欧州の政府債務(借金)危機への不安が根強く、ユーロを売って円やドルを買う動きが進んだ。  債務危機をめぐっては、米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、近くドイツやフランスを含むユーロ圏各国の国債の格下げを検討すると表明し、投資家の不安が高まっていた。  ユーロは29日のロンドン市場で一時、1ユーロ=100円06銭近辺まで値下がりし、ユーロの現金が世の中に出回り始めた2002年以降の最安値を更新していた。 朝日新聞デジタルでは、以下のような関連記事も読めます。登録はこちら自慢の品はワンコイン 「100円笑店街」大盛況 熊〈子どもを読む〉コスメグッズ、脱100円均一100円商店街ヒット 

    konstantinos
    konstantinos 2012/01/01
    おやまぁ
  • ユーロ圏:本当にこれで終わりなのか?

    (英エコノミスト誌 2011年11月26日号) ドイツとECBが迅速に対応しなければ、単一通貨の崩壊はまもなく現実のものとなるだろう。 ユーロ圏が墜落に向かって突き進んでいても、大方の人は、最後には欧州の首脳たちがどんなことをしても単一通貨ユーロを守るだろうと考えている。というのも、ユーロの崩壊はあまりにも破滅的な事態を招くため、分別のある政治家なら、傍観して成り行きに任せるようなまねは到底できないはずだからだ。 ユーロが解体された場合、2008~09年よりもひどい世界的な不況が引き起こされるだろう。 デフォルト(債務不履行)、銀行破綻、資規制の導入により、世界で最も金融統合が進んだ地域が引き裂かれる。ユーロ圏は完全にばらばらになるか、北部の大きなブロックと、断片化した南部に分裂する可能性がある。 欧州連合(EU)最大の経済プロジェクトが失敗に終われば、非難の応酬と条約破棄という事態のな

  • 47NEWS(よんななニュース)

    「箱根山戦争」舞台の芦ノ湖、新遊覧船は五輪開催地の公園を意識   JR西日「ウエストエクスプレス銀河」デザイナーが明かす裏話 連載『鉄道なにコレ!?』【番外編】

    47NEWS(よんななニュース)
  • ユーロ圏を救う唯一の道 ドイツが運命を決する選択をする時が来た

    「もしかしたら未来の歴史家たちはマーストリヒト条約を、欧州全域にまたがる安定した勢力圏の誕生に向かう決定的な一歩だったと考えるかもしれない。だがそれとは違う、もっと暗い展開になる可能性もある」 「複数の国家を束ねようとする試みは、狙いに反して各国間の摩擦の激化をもたらす可能性がある。だとすれば、その出来事は典型的な悲劇の定義を満たすだろう。すなわち、ヒューブリス(傲慢)、アテ(愚行)、ネメシス(破滅)だ」 筆者がフィナンシャル・タイムズ紙にこう書いたのは、20年近く前のことだ。今、恐れていた事態がまさに実現しつつある。 今回の危機は、ユーロ圏の設計には(当時の聡明なアナリストたちの大半が気づいていたように)最初から欠陥があったことを白日の下にさらした。 それだけではない。今では不都合なものになってしまった婚姻関係にある国々には、アイデンティティーを共有しているという感覚どころか、互いに信頼

    konstantinos
    konstantinos 2011/09/15
    ユーロのレートの低さによるドイツの過剰利得-ユーロ保護の損害と脱退した際のマルク(仮)のレートによるドイツの減益はどちらがドイツにとって厳しいか。
  • ユーロ救済、ドイツ頼みが不当な理由 メルケル首相よ、自国のサイフをしっかり守れ

    「彼女が部屋に入って来ると、皆が黙り込む。まるで校長先生がやって来たような感じだ」。あるベテラン政治家によると、これが、欧州の保守派指導者の定期会合に姿を現した時にドイツのアンゲラ・メルケル首相が与えるインパクトだ。 ドイツの首相の登場で場の空気が凍り付くことは容易に理解できる。会合の出席者たちは、ユーロ、そして欧州連合(EU)全体の運命が今やドイツ政府の決断にかかっているということを知っているのだ。 国内外から批判されるメルケル首相だが・・・ メルケル首相について、想像力と温情と度量に欠け、腰が重く慎重すぎると批判する人は多い。ドイツ国内でさえ、欧州統一を支持する人々からの攻撃にさらされている。メルケル首相が師と仰ぐ、ドイツにユーロを導入した張人であるヘルムート・コール氏は最近、「ドイツが今どこにいて、どこに向かおうとしているのか」全く分からないと不満を口にしている。 批判の趣旨は明確

  • ユーロ高の思わぬ副産物。欧州で麻薬ビジネスが大活況|金融市場異論百出|ダイヤモンド・オンライン

    ユーロ紙幣の発行残高は2006年暮れ頃からドル紙幣発行残高を抜いて世界一となっている。その要因の一つとして、非居住者が安全資産として退蔵している現金の一部がドルからユーロにシフトし始めている可能性を2007年12月の当欄で説明した。 さらに、ユーロ高を背景にした欧州の麻薬ビジネスの活況がユーロの高額紙幣を増加させている現象も多少影響しているようだ。世界のアンダーグラウンド業界では、500ユーロ紙幣(約8万円)の人気が非常に高い。通貨価値は上昇しているし、巨額の決済時にかさ張らないからだ。特にスペインでは経済規模に対して500ユーロ紙幣の発行が異様に多い。 2008年1月16日付の「ウォールストリートジャーナル」に興味深い記事が載っている。 もともと近年の欧州では麻薬に対する需要が高まっていた。イタリアでは2005年に人口の2.1%が麻薬を使っていた。4年前のほぼ倍だ。フランスでは成人

    konstantinos
    konstantinos 2008/03/06
    ユーロ高というよりは信頼できる高額紙幣を持つユーロの有用性と言った方がしっくり来る
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