福岡市立中学の男性教諭が道交法違反(酒気帯び運転)容疑で4月に逮捕された事件を受け、市立校の教職員らが飲酒を伴う懇親会などの開催を自粛している。あおりを受けているのが、新学期の歓迎会を当てにしていた地元飲食店だ。突然のキャンセルが相次ぎ、店主らは「飲酒運転は論外だが、経営への影響が大きすぎる」とぶつけようのない怒りを訴える。飲酒不祥事のたびに繰り返される宴会自粛。識者は「世間にとりあえず反省のポーズを示すだけなら意味がない」と疑問を投げ掛ける。 【取り締まり】悪質運転に目を光らせる福岡県警 中央区の飲食店は、大型連休前後に10校近くの歓迎会の予約を受けていたが、教諭の逮捕後、ほぼ全校がキャンセルした。1団体40〜80人、1人5千〜6千円の収入減は大きい。店主は「食材の調達先にも迷惑を掛け、対応する勤務を入れていた従業員は仕事がなくなった」と頭を抱える。 男性教諭が摘発されたのは4月20
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