ヤフーは3月28日、ネット技術や市場のニーズなどを研究する「Yahoo!ラボ」を今年度内に設立すると発表した。 最新技術の研究や、既存サービスの新しい使い方の提案などを行う技術部門と、ユーザー目線でネットの使い方や将来のネットの姿を研究していく生活部門を設ける予定だ。 同社の井上雅博社長は「詳細はまだ言えないが、技術部門がシーズ、生活部門がニーズ」と表現。設立の具体的な時期などは追って発表するとしている。 また同日、団塊の世代向けサイト「Yahoo!セカンドライフ」と、災害時などに緊急支援を行う「Yahoo!基金」の設立も発表した。 セカンドライフは今年度中にスタート予定。オピニオンリーダーやユーザーの提案をもとに、ライフスタイルをテーマにしたコンテンツをユーザー参加型で形作っていくという。 基金は今年4月にスタートする。同社からの拠出金とネット募金などを資金とし、ネット社会の発展に寄与す