<2020年、プログラム制御可能な生体ロボット「ゼノボット」を世界で初めて開発し、大いに注目を集めたが、この研究を進化させて、自己複製する生体ロボットが開発された> 米バーモント大学、タフツ大学らの研究チームは2020年1月、プログラム制御可能な生体ロボット「ゼノボット」を世界で初めて開発し、大いに注目を集めた。ゼノボットは、人工知能(AI)による設計のもと、アフリカツメガエルの胚から採取した多能性幹細胞から培養されたもので、目標に向かって移動したり、物を運搬したり、集団行動できる。また、自己再生でき、切られても自然に修復する。 Meet the Xenobot, the World's First-Ever "Living" Robot 生殖する「ゼノボット3.0」の開発に成功 2021年3月にはこれを進化させた「ゼノボット2.0」を開発。アフリカツメガエルの胚から採取した幹細胞を自己組