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ブックマーク / hamatsu.hatenablog.com (14)

  • 1996年のスーパーマリオ - 色々水平思考

    1996年のスーパーマリオ スーパーマリオ64 出版社/メーカー: 任天堂発売日: 1996/06/23メディア: Video Game クリック: 29回この商品を含むブログ (10件) を見る 1996年に発売された『スーパーマリオマリオ64』はゲーム史に残る傑作であるのと同時にスーパーマリオというゲーム質に大きなブレが生じたタイトルでもあった。 1985年に発売された『スーパーマリオブラザーズ』は、マリオがひたすら右へ右へと進めばゲームをクリアすることが出来るゲームだった。 このゲームが今日においても驚異的なのは、「右へ進む」以外の義務をゲーム中にほぼ発生させていないところと、ゲーム開始の時点で主人公のマリオにゲームクリアに必要な能力を全て備えさせているところだ。 『スーパーマリオブラザーズ』というタイトルが示しているようにこのゲームにおける最大の特徴はマリオがスーパーキノコを取

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    kujoo
    kujoo 2016/02/04
    フィールドアクションゲームから任意ジャンプというアクションを奪ったゼルダの秀逸さは、もっと広くもっと大きくそしてもっと繰り返し語られて良い。
  • スプラトゥーンとは何だったのか - 色々水平思考

    スプラトゥーン 2016カレンダー 壁掛け 出版社/メーカー: エンスカイ発売日: 2015/11/16メディア: オフィス用品この商品を含むブログ (2件) を見る ※大分荒っぽく仕上げた文章なので、ちょこちょこ追記してます。 スプラトゥーンが発売されて早いもので半年が経とうとしている。絶え間なく更新され続け、ブキ、ギア、ステージの数も増え、ゲームモードも追加され、何度かの大規模なアップデートも経て、ようやくスプラトゥーンは完成形に至ったと見て良いだろう。スプラトゥーンの総括的なレビューを書くための機は熟したと言って良いだろう。時は来た。でも今更ながらに自分が昔、それも発売される前っていうか去年のE3で発表された直後に書いた記事を読み直したら我ながら良い事書いてるのね。ほぼ当たってんじゃんこの記事。もう書く事ないんじゃないのって程に。 d.hatena.ne.jp でもまあいいや。やっぱ

    スプラトゥーンとは何だったのか - 色々水平思考
    kujoo
    kujoo 2015/11/29
    体験談、でしかないのでイロイロあれな感じ。どうせだったらちゃんと調べて書いて欲しい。 あと、3Dと3Dが入り交じってるのがジワジワ気になる
  • スプラトゥーンにおける相互補完的な機能の在り方について - 色々水平思考

    Splatoon(スプラトゥーン) [オンラインコード] 出版社/メーカー: 任天堂発売日: 2015/05/27メディア: Software Downloadこの商品を含むブログ (4件) を見る 「スプラトゥーン」は「撃つ」という行為の中に多くの機能性を含んだゲームである。そして、「撃つ」という行為の対になるであろうイカになって「潜る」という行為にも多くの機能を含んでいる。 スプラトゥーンSplatoon)プレイ動画- わかばシューター - YouTube 「スプラトゥーン」における「撃つ」という行為は、敵を撃破するための攻撃手段であり、地面の色を塗り替えることであり、勝利するための得点を獲得する手段であり、移動経路の設定であり、補給ポイントの確保である。 それに対して、イカに変身してインクに「潜る」という行為は、ヒトの形状の時よりも高速で移動する手段であり、ヒトでは移動不可能な壁等

    スプラトゥーンにおける相互補完的な機能の在り方について - 色々水平思考
  • やっぱり面白かったスプラトゥーンとローラーというブキについて - 色々水平思考

    いやー、面白かったですね。完成披露試射会。最高ですね、スプラトゥーンSplatoonスプラトゥーン)【Amazon.co.jp限定】オリジナル「イカす ステッカー」セット(B6型抜き×4枚)付 出版社/メーカー: 任天堂発売日: 2015/05/28メディア: Video Gameこの商品を含むブログ (7件) を見る なんやかやで仕事が忙しくて血の涙を流しながら皆の楽しそうな試射会感想を眺めたりしてたわけですが、ギリギリ最後の回だけ参加出来ました。いやー当に良かった。 結果としては、去年初めて発表されてなんとなく予感出来た面白さがそのまんま再現っていうかそれ以上に面白かったですね。 映像の段階である程度はわかっていたことだけど、1つ1つのアクションが一々気持ちいい。音が良いしレスポンスも良いから、動かしているだけでも楽しい。 そして1つ1つのアクションにゲーム中の目的を達成するた

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    kujoo 2015/05/13
  • ゲームにおける「身体」と「空間」 - 色々水平思考

    多くのゲームには「身体」と「空間」がある。 ゲームにおける「身体」とはスーパーマリオブラザーズにおけるマリオであり、ドラゴンクエストにおける勇者であり、FPSにおける画面の下から突き出た銃を持った腕のことである。 では、ゲームにおける「空間」とは何かと言えば、マリオが駆け抜けるフィールドであり、勇者が冒険の旅をするアレフガルドの大地であり、FPSにおける銃弾が飛び交う戦場のことだろう。 ゲーム的「身体」とは端的に言ってしまえばパソコン操作の際に用いるマウスカーソルのことだ。そして、ゲーム的「空間」とは、カーソルが動き回ることができるモニターである。ファイルやフォルダ、アプリケーションのアイコンはゲーム空間上にある障害物や建物といったオブジェクトのようなものだと言えるかもしれない。 なんらかの機能を持った「身体」がその機能を駆使することが可能な「空間」に介入することでゲームは駆動を開始する。

    ゲームにおける「身体」と「空間」 - 色々水平思考
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    kujoo 2015/03/15
  • FF15はF1マシンすらぶち抜く大型トラック車になろうとしていないか? - 色々水平思考

    私は一応ゲーム業界で働いており、もう10年以上ゲームを作り続けているのだけど、私なりに考えるある程度規模の大きなゲームを作る上で最も大事なこと、それは、リソースマネジメントだと思っている。 リソースマネジメントとはどの工程にどの程度の時間を割くか、どのデータにどれくらいのメモリを割くか、どのステージにどれくらいの人数を表示させるかなど、ゲームを作る上でのリソースの限界を見極めた上でそれをどの程度配分するかを決める作業のことだと思って欲しい。 よく美談のように、「見えない部分まで描きこみました!」みたいな話があったりするが、メモリや処理速度が間に合った上でそのような作り込みを行うなら全く問題は無い。だが、メモリや処理を無駄にった上でそのような話をする奴がいたとしたらそいつは真っ先に斬首にすべきだろう。 ゲームのデータは見える部分だけが最高の状態に保たれ、それ以外の部分は出来る限り省いて軽く

    FF15はF1マシンすらぶち抜く大型トラック車になろうとしていないか? - 色々水平思考
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    kujoo 2015/02/12
  • 任天堂失敗列伝〜第四回〜「マリオ64の巻」 - 色々水平思考

    ずいぶん前から書くよ書くよと言っておいて延々書かないでいた失敗列伝第四回ですが、ついに書きます。ってかこのブログを読んでる皆はもう、このブログが任天堂失敗列伝っていうシリーズ記事を書いてるって忘れてるよね。 まあ簡単に説明しちゃうと任天堂が過去にやらかしたことを後出しジャンケン的に検証するっていう嫌らしいシリーズなんだけど、任天堂って失敗から学ぶ会社だから長期的に見るとあの失敗が今になって活きてるよねってことも確かめていくシリーズでもあります。まあ第三回のバーチャルボーイの回を書いた時は3DSが出るなんて夢にも思ってなかったんだけどね。過去の回のリンク貼っとくんで良かったら読んでみて下さい。 任天堂失敗列伝〜第一回〜「64DD版MOTHER3の巻」 - 枯れた知識の水平思考 任天堂失敗列伝〜第二回〜「ポケモンスナップの巻」 - 枯れた知識の水平思考 任天堂失敗列伝〜第三回〜「バーチャルボー

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    kujoo 2014/10/07
  • マリオのジャンプはなぜ優れているのか?そしてスプラトゥーンはなぜ「面白そう」なのか? - 色々水平思考

    「アイデアというのは複数の問題を一気に解決するものである」 これは、任天堂のゲームクリエイター宮茂の言葉である。この言葉ほどアイディアというものの質を突いた言葉は無く、故・横井軍平の「枯れた技術の水平思考」に匹敵する名言だと思う。 ではこの言葉の示すアイディアとは具体的にどのようなものなのだろうか?その答えはこの言葉を発した当人である、宮茂が作った大ヒットタイトル、「スーパーマリオブラザーズ」の「ジャンプ」というアクションに込められている。 「スーパーマリオブラザーズ」における「ジャンプ」というアクションは、目の前の障害物や落とし穴を乗り越えるという機能以外に、頭上のブロックを叩く、「ジャンプ」からの落下地点にいる敵キャラクターを踏んづけるという機能を持っている。だから「ジャンプ」で障害物を乗り越えた先にいる敵を踏むという複数の行為を一つのアクションの中で行うことが出来る。一つのアク

    マリオのジャンプはなぜ優れているのか?そしてスプラトゥーンはなぜ「面白そう」なのか? - 色々水平思考
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    kujoo 2014/06/24
    FPS/TPSなのに無駄弾を撃たせる動機付けがあるのは良いね
  • 宮崎駿と細田守の自然観、田舎観の違いについて - 色々水平思考

    宮崎駿という人は自然を一種キャラクター化して描く。トトロのクライマックスで田んぼを吹き抜ける風はバスが駆け抜けるから起きる。ここでは風という自然現象をバスというキャラ化して描いているわけだ。それ以外にももののけ姫の森にはシシ神やコダマのような象徴的なキャラクターがいるし、ナウシカにおける腐海の象徴として王蟲がいる。そして、なんと言ってもポニョの津波表現なんかは、キャラクター化した自然描写の最たるものだろう。 それに対して、細田守という人は、自然をあくまでありのままの自然として描く。主人公達に恵みを与えることもあれば、命が危うくなるほどの牙をむくこともある。それはただ自然が自然として存在する結果そうなっただけのことで、大自然の大いなる怒りとかメッセージみたいなもの描こうとはしていない。 そして、細田守という人は田舎にある、人為的なものに美点を見いだす人なんだと思う。 田舎というのは、自然

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    kujoo 2012/08/23
  • レベルデザインなんていらない 前編 - 色々水平思考

    タイトルは内田裕也 こんな記事を読んで思ったことを色々と。 http://ameblo.jp/logicalpanda/entry-10389091155.html うーん、なんだろう。この記事では、薄っぺらなゲームシステムを考案する日の企画者に対比するような形で、ゲームシステムなんて考案してる暇があったら、レベルデザインに勤しむ海外の企画者がいるってなことが述べられている。でもさ、そもそもゲームシステムとレベルデザインて対比して語るようなものなんだろうか?俺は違うと思うよ。つーかまずこの記事ってまた例によって例のごとく海外のFPS/TPSの最良の部分と、日の凡庸なJRPGを比較して書いてるんでしょ?だから俺もその前提に乗っかった上で記事を書くね。 もう一辺太字で言っとくと、 ゲームシステムとレベルデザインってのは不可分のもので、対比して語るようなもんではない。 横スクロールアクション

    レベルデザインなんていらない 前編 - 色々水平思考
  • 堀井雄二に学びたい - 色々水平思考

    もうとうに昔のことでほとんどの人は忘れてしまったかと思われますが、堀井雄二を知らない人のための堀井雄二入門をようやく書きます。まあ、堀井雄二っつうかドラゴンクエスト(以下ドラクエ)にまつわるアレコレについて自分なりの考えだったり、自分が刺激を受けた見解を紹介していくわけなんですけどね。結構長くなると思いますが、お付き合いの程を一つよろしく。 ゲームにおけるテキストライターとしての堀井雄二 まずは、ゲームにおけるテキストライターとしての堀井雄二の仕事ぶりについて考えていこう。ゲーム作家としての堀井雄二が語られる際、もっとも語られることが多いのが、堀井雄二自身の手によるテキストである。事実、ネット上にも面白い評論、考察文が数多くある。まずはこのコラムを紹介しよう。 ブーバ/キキ/ギラ/ホイミ 神は細部に宿り給う このコラムでは、ドラクエの代表的魔法、ホイミが回復魔法っぽくてギラが攻撃魔法っぽく

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  • 任天堂がここまで躍進できた理由〜00年代のゲームシーンを巡る二つの中心点 中編〜 - 色々水平思考

    はい、今度こそ終わるどーってことで、当に当の後編中編です(書いた後の追記:最初は後編のつもりだったんです、、ごめんね)。以前の内容を読んでいない人は、以下の記事を読んでから読むと良いでしょう。でも読まなくてもそれなりに理解は出来ると思います。 レベルデザインなんていらない 前編 - 枯れた知識の水平思考 JRPGが希求するもの〜レベルデザインなんていらない 中編〜 - 枯れた知識の水平思考 00年代のゲームシーンを巡る二つの中心点 - 枯れた知識の水平思考 前回、2000年あたりから2002年までどうにもこうにも暗中模索状態だった任天堂が放った、状況を大きく変えた一発として、メイドインワリオを挙げました。人によってはこのタイトルをそこまで大きく評価するかと、訝しがる人もいるかもしれません、ですが、僕はこのタイトルを、海外ゲーム業界の躍進の象徴としてのタイトル、グランセフトオート3(以下

    任天堂がここまで躍進できた理由〜00年代のゲームシーンを巡る二つの中心点 中編〜 - 色々水平思考
  • JRPGが希求するもの〜レベルデザインなんていらない 中編〜 - 色々水平思考

    レベルデザインなんていらない 前編 - 枯れた知識の水平思考 はい、つーことで↑この記事からの続きでございます。FPSはシステムとして完成されてるからシステムに下手に手を入れずにレベルデザインに注力するのが得策なジャンルであるってことと、JRPGはかつて確かにシステムに手を加えることで、ユーザーを熱狂させる時代があったってなお話でしたね。今回はその続き、JRPGというジャンルはそもそも一体なにを目指しているジャンルなのかということを考えていきたいと思います。その前にまずはこのことについて語っておかねばなりますまい。 そもそもレベルデザインってなんなの? 来なら前の記事の時点でもうちょっと説明すべきことなんですが、改めてレベルデザインとはなんなのでしょうか?多くの場合レベルデザイン=プレイヤーが闊歩する地形の形状や性質を指し示す場合が多いのですが、それは必ずしも正確ではありません。レベルデ

    JRPGが希求するもの〜レベルデザインなんていらない 中編〜 - 色々水平思考
  • 「ときメモ」に見るギャルゲー的お約束の排除ぶりについて - 色々水平思考

    よく考えると、ときメモって自分のスペックを向上させることと、マメに連絡することによって、初めて女の子がなびくというギャルゲー的お約束(なんのとりえもない平凡で受身がちな主人公をなぜかヒロインが好きになってしまうというアレ)を排除したリアリズムの作品だったんだなあと今更ながらに思う。 ゲーム中でスペック向上に励むと、全国でもトップレベルのスペックが得られるわけで、そりゃどんな女の子だって落とし放題だよね。藤崎詩織だけはそれでも落ちないことがあるのが凶悪なんだけど。 商業的に最も成功したギャルゲーである「ときめきメモリアル」がこのような男性のスペックを厳しく問う作品だったということは、もう少し振り返って考えられても良いのではないだろうか。 参考 実は - インタラクティヴ読書ノート別館の別館

    「ときメモ」に見るギャルゲー的お約束の排除ぶりについて - 色々水平思考
    kujoo
    kujoo 2009/06/15
    なんとなくモテてしまうはそれこそ「ときメモ」以降の物語では? / ↓にもう意見ありましたね / ~以前の王道は自分を磨いて憧れのあの子に近づく物語では?(「ダッシュ勝平」的なイメージ) 要するに「ときメモ」
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