「1強」が、たった2議席の新政党におびえている 参院選が終わってからも、永田町の話題は山本太郎氏が率いる「れいわ新選組」が独占している。山本氏は、相変わらず歯切れよく破天荒な発信を続けている。「れいわ」から当選した重度障害者の2人のために国会は突貫工事でバリアフリー化を進める。 安倍晋三首相は、早ければ今秋にも衆院解散する選択肢を持っていたのだが、今は「来年の五輪後」に傾いてきた。これは「れいわ」の実力を慎重に見定めようという判断によるものだという。「1強」が、たった2議席の新政党におびえていているのか。 第25回参議院選挙で当選確実となり、インタビューに答える「れいわ新選組」の舩後靖彦氏(中央)と山本太郎代表=2019年7月21日、東京都千代田区(写真=時事通信フォト) 「総理大臣を目指す」とテレビ番組で明言 25日朝、山本氏は、テレビ朝日の「モーニングショー」に出演した。参院選挙期間中