タグ

ブックマーク / somethingorange.net (18)

  • 古くてマイナーだけれど大好きな漫画×10。 - Something Orange

    遥か昔に連載が終了したマイナーな名作ZMAN(ゼットマン)の感想などを地道に進めている身としては、玉石混淆いちじるしい新作のレビューがブログ全体で多いように思う。というよりも旧作のレビューが少ないといった方がいいかもしれないが、旧作がレビューされない理由ではなく新作がレビューされる理由から考えてみる。 「なぜ新作のレビューが多いのか?」 なるほど。たしかにぼくのレビューもリアルタイムで読んでいる新作(現在連載中の作品)に偏りがちではある。 もちろん、旧作(連載が終了した作品)にも大好きな作品はいくらでもあるんだけれど、やはりいま読んでいる作品を優先させてしまう。 これはある意味で仕方ないことでしょう。ひとはやはり今日に生きているのだから。 また、古い作品を取り上げても古以外に入手経路がないわけで、読んでもらうことがむずかしいということも理由の一つではある。 しかし、メジャーでもなければ新

    古くてマイナーだけれど大好きな漫画×10。 - Something Orange
    kurotokage
    kurotokage 2008/06/09
    懐かしい。絶妙な古さだと感じるのは歳が近いせいか。 / 「マダムとミスター」ってマイナーだったの?「クージョ」はうろ覚えだけど好きだったなぁ。
  • somethingorange.net

    This domain may be for sale!

    somethingorange.net
    kurotokage
    kurotokage 2008/01/12
    本筋からは離れているけど面白い。 / 「9000円払わせてくれ!」と思うことはある。
  • ケータイ小説を笑うまえに。 - Something Orange

    題に入るまえに、一篇の詩について話しておきたい。北村薫の『詩歌の待ち伏せ』に掲載されていた詩である。 詩歌の待ち伏せ 1 (文春文庫) 作者: 北村薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/02/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (20件) を見る 詩歌の待ち伏せ 2 (文春文庫) 作者: 北村薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/03/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (13件) を見る わずか3行。 れ ママ ここに カンガルーがいるよ 詩といっても、まだ字を知らない3歳の子供が口にした言葉を親が書きとめたものである。北村は、この「詩」を、雑誌『VOW』で目にしたらしい。 ご存知の方も多いと思う。投稿者が身の回りで見つけた奇妙なものを掲載しているだ。そのの、「詩人の血」と題するコーナーに、この詩は掲載されていた。 もともとは、読売新聞に掲載され

    ケータイ小説を笑うまえに。 - Something Orange
    kurotokage
    kurotokage 2007/11/28
    海燕さんらしい良い内容。
  • アイデンティティなんていらない。 - Something Orange

    アラブ人はばかだって? アラビア数字を発明したのは彼らだ。 一度、ローマ数字で 長々しい筆算の割り算をやってみるがいい。 カート・ヴォネガット『国のない男』 アイデンティティなんてご大層なもの別にいらないよ、という趣旨の記事を書こうと思ったんだけれど、どうも上手く行かない。 仕方がないから、書きたいことを順番に書き並べて行くことにしようと思う。まとまりを欠く記事になるかもしれないけれど、どうかご容赦ください。 アイデンティティがどうこうといっても、勿論、アカデミックなバックボーンがあるわけではない。ただぼくはこう思うようになった、というだけの話である。 アイデンティティという言葉が、学問的にどう定義されているのか、それすら詳しくは知らない。 とりあえず、はてなキーワードにはこのように記されている(ちなみに、「アイデンティティ」でGoogleとこの記述が一番上に出て来る)。 自我同一性、自己

    アイデンティティなんていらない。 - Something Orange
    kurotokage
    kurotokage 2007/11/17
    hashigotanさんのは帰属意識ではないと思う。「子供を産めない(という逃れられない事実を抱える)人間」に対する抑圧への反撃が元では(その行動や論理には賛成できないが)。
  • みんな昔子供だってね。 - Something Orange

    私も亀田家は大嫌いですが「切腹しろ」と大騒ぎすることへの違和感には同感です。負けを認めて謝れと言いたいのが音、という意見もとてもよくわかりますが、そんな中学生の反省会みたいな気分でヒステリックになるのは恥ずかしいです。このごろネットでよくある「匿名の大勢が力を合わせれば巨大な悪をやっつけられる」というストーリーを求めて悪役捜しをする人達みたいです。みんな絶対、自分が悪、あるいは大きな存在の側にはならないと、確信しているからやってるんでしょうか。 別件ですが、私は、海燕さんのエントリは見出し無しのほうが読みやすいです…mより たしかに、ぼくも、亀田家が好きなのかといわれれば、決してそういうわけじゃないんですよね。 リングの外での暴言に加えて、リング上でのあの醜態、いまとなっては亀田ファンなんてほとんどのこっていないんじゃないでしょうか。 試合前のパフォーマンスはまだしも、試合中の反則はなあ

    みんな昔子供だってね。 - Something Orange
    kurotokage
    kurotokage 2007/10/14
    webを始めてからこういう現象をよく見るようになった気がする。 / 「輝夜姫」のネタバレが!
  • Something Orange - 水木しげるに学ぶ、幸せになるための七か条。

    1 名前: 考える名無しさん 投稿日: 02/01/30 03:03 頻出問題だが哲学板の頭脳を駆使して 何かしらの成果を見せて欲しい。 え?ふざけんな? ふざけてなんかないよ。大マジメ。 ――「どうしたら幸福になれるのか?」 なるほど、むずかしい問題だね。 わが日の歴史上、いまほど平和で、安定していて、豊かな時代はない。しかし、同時に、いまほど切実に幸福の意味が問いかけられている時代もないかもしれない。 洗濯機もある。自家用車もある。薄型テレビもある。DVDレコーダもある。クーラーもある。携帯電話も、パソコンも、何もかもそろっている。足りないものはメイドロボくらい。 それなのに、あまり幸せそうじゃないひとが多いのはなぜだろう。いったいどうすれば当の意味で幸福になれるのだろうか? そもそも幸福って何だろう? 思うに、何でも悩んだときは専門家の意見を聞いてみるにかぎる。幸福論の専門家、

    Something Orange - 水木しげるに学ぶ、幸せになるための七か条。
    kurotokage
    kurotokage 2007/09/10
    さすが水木しげるさん。
  • Something Orange -  傷口に包帯を。

    少なくとも、今まさに自分は価値の無い人間だ、自分の人生は無意味で辛いものでしかないという自己嫌悪感と戦っている人間には、自分で自分を受け入れろという言葉は、ある種の「切り捨て」でしか無いと思う。とりあえず、kaienさんがどうやって自己嫌悪感から抜け出したか、その経緯を知りたいです。 ――「「不幸」と「幸福」と」 聞きたいですか? ま、べつに話してもいいんだけれど、長くて暗くて退屈な話だよ。それに、まったく、自分でもうんざりするくらいよくある話でもある。 ぼくはふだん、日記では自分語りはしない。だって、仕事で失敗して怒られただの、今日の夕飯はチキンカレーだっただの、そんなことを書いてもおもしろくないだろうから。 ぼくの日記はエンターテインメントである。読んだひとがおもしろいと思わないだろうことを書く気はない。 ただ、まあ、今回は特別に自分のことを書いてみることにしよう。たまにはいいだろうし

    Something Orange -  傷口に包帯を。
    kurotokage
    kurotokage 2007/07/26
    共感できると書くのは傲慢かもしれないけど、共感できる。
  •  『プリンセス・チュチュ』のマッド・ムーヴィ - Something Orange

    http://video.google.com/videoplay?docid=485713900082606471 まきがいさん(id:id:sikii_j)が取り上げていた『プリンセスチュチュ』のMAD。 おお! 素晴らしい。いまひとつ説明しにくいこの作品の魅力を的確に表現してのけている。 どうも製作者は海外のひとのようですね。海の向こうにもこれだけ『チュチュ』のおもしろさがわかるひとがいると思うと、何ともいえない素朴な感動を感じるなあ。 もちろん、これを見ただけでは、『チュチュ』のもうひとつの魅力である、練りに練られた多重メタフィクション構造の物語については何もわからないでしょう。 それはじっさいに作品を見てもらうよりほかにない。しかし、その独創的な世界設定の一端は掴めるのではないでしょうか。 やらアリクイやらが平然とバレエを踊り、女の子に変身したアヒルがバレエ学校に通うふしぎなふ

    kurotokage
    kurotokage 2007/05/14
    これはいい。ただパイロット版から多く持ってきているのが少し難点。もっとこの作品は広く知られて欲しい。
  • ■ - Something Orange

    きょうの午後9時から、ドラマ「白虎隊」が放映されますね。 ぼくは小学生のときの修学旅行でこの白虎隊の史跡を訪ねました。木刀とか買って帰った憶えがあります。痛いガキです。 ここで言う白虎隊とは、会津戦争に際して会津藩が組織した少年部隊のことを指します。そのなかでも有名なのは若松城が火に包まれたのを見た、とかってに思い込んで相次いで自刃して果てた19名の少年たちです*1。 この壮絶な自殺劇がなければ、いま白虎隊を知る者は一部の歴史通くらいにとどまっていたでしょう。 いいですよね、自殺。やっぱり日人は自殺好きだと思うんですよ。『忠臣蔵』にしても、結局はさいごに腹を切ったからこそあれほど有名になれたのであって、もし幕府から切腹の沙汰がなければ国民的物語になることはなかったでしょう。 たぶん日人には、生き恥をさらすくらいならいさぎよく腹をかっさばいて死ぬべきだ、という美意識がどこかに存在するんで

    ■ - Something Orange
    kurotokage
    kurotokage 2007/01/07
    “皆さんも、自殺するべきかどうか迷ったら、この故事を思い出して決意を固めましょう。”ブラックだ。
  • Something Orange - 「オタク」についての総括

    昨年から書いている記事なのですが、いくら書いても巧くまとまらないので、まとまらないまま載せておきます。まあ、いままで書いてきたオタク論の総括みたいなものなんですけれど。 何度も同じことを書くなと思われるかもしれませんが、こちらとしては書くことによってまとめている側面があるので、我慢して読んでください。あるいはスルーしてください。 さて、たぶん同世代には似たような感覚を抱いているひとも多いと思うのですが、ぼくはずっと「オタク」という言葉に違和感を感じてきました。 どうやら自分のことを指しているようなのに、でも一方では自分の内実をあらわしているとは思えない。 いわゆる世間一般のネガティヴ・イメージに違和感を憶えるだけじゃなくて、オタク論者によるオタク論にもはっきり「違う」と感じる。 岡田斗司夫の『オタク学入門』にせよ、田透の『電波男』にせよ、はっきりいって別世界の話をしているようにしか思えな

    Something Orange - 「オタク」についての総括
  • Something Orange - 石田衣良は本当に「日本人を差別」したのか

    別冊宝島『石田衣良Style』 (別冊宝島 (1062)) 作者: 『このミステリーがすごい!』編集部出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2004/08/27メディア: ムック購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見る 電子の星 池袋ウエストゲートパークIV (文春文庫) 作者: 石田衣良出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/09/02メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (152件) を見る ウィキペディアの石田衣良の項目が、ちょっとした話題になっている。かれを特集した「石田衣良Style」に載ったインタビューのなかに、石田による「日人への差別発言」があるというのだ。 既に該当文章は削除されているので、ウィキペディアからその個所を引用しているここから孫引きさせてもらう。 孫引きであるから、以下の文章が正確にウィキペディ

    Something Orange - 石田衣良は本当に「日本人を差別」したのか
    kurotokage
    kurotokage 2006/11/02
    また一つガセビアが?
  • ■ - Something Orange

    という国 (よりみちパン!セ) 作者: 小熊英二出版社/メーカー: 理論社発売日: 2006/04メディア: 単行購入: 13人 クリック: 441回この商品を含むブログ (160件) を見る 「中学生以上すべての人」に向けて、さまざまな専門家の言葉を集めた「よりみちパン!セ」シリーズの一冊。 太平洋戦争以前から、自衛隊海外派遣に至る日の近代史を手堅くまとめている。読むひとによっては、辛口の内容と感じるかもしれない。まあ、しかし、事実は事実ですからね。どうしようもない。 と、ぼくなどは思うのだが、Amazonを見ると、例によって、これは自虐史観だという批判もあるようである。この自虐史観という概念自体、ぼくにはあまり納得できないのだが。 そもそも、自虐とは「自分で自分を痛めつけること」である(辞書)。したがって、自虐史観とは、「自分で自分を痛めつけるような歴史観」ということになる。

    ■ - Something Orange
  • Something Orange 長い道

    長い道 (Action comics) 作者: こうの史代出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2005/07/28メディア: コミック購入: 4人 クリック: 81回この商品を含むブログ (228件) を見る まだ書店の店頭で入手できるはずだからぜひ読んでもらいたいのだが、こうの史代が「わしズム」に書き下ろした「古い女」は凄い作品だった。 ちらしの裏にそのまま描くという実験的手法と、あくまでも男たちの影のように生きる「古い女」の不気味さがひしひしと迫る、恐るべき傑作である。 わずか6ページの掌編ながら、そこには小林よしのりのこけおどし的世界を吹き飛ばすほどの漫画的圧力が横溢していたように思う。 「長い道」はそのこうの史代による夫婦漫画の秀作。ひとこと、素晴らしい。 いいかげんな親の約束で、だめ男の荘介と結婚させられることになった道。なぜかあっさりとその境涯を受け容れた彼女は、荘介とふたり、

    Something Orange 長い道
  • Something Orange - [妊娠中絶は殺人か?] その1

    妊娠中絶について考えています。いや、違う、べつに恋人を妊娠させてしまったわけではありません。あくまで社会問題、あるいは倫理的問題としての中絶について考えているのです。 きっかけはmixiのあるトピックでした。それは友人妊娠中絶を考えているというある女性が作ったトピックで、その友人をどう励ませばいいのかと訊ねていました。そして、そこに寄せられた反響はそのほとんどが中絶に反対するものだったのです。 曰く、中絶は殺人である。曰く、いのちより大切なものはない。曰く、こどものためを思えば学校を中退するくらいなんでもないはず。さまざまなことばで中絶を否定する意見が寄せられていました。 ひとつひとつの内容はわからなくもないものなのですが、とにかくここまで圧倒的に中絶反対派が多いとは思っていませんでした。 現在、日では年間30万件以上の中絶手術が行われているといわれています。中絶に対する抵抗感はそれほ

    Something Orange - [妊娠中絶は殺人か?] その1
  • Something Orange - 「負け犬の遠吠え」と「オニババ化する女たち」

  •  その11 - Something Orange

    「ちびくろサンボよすこやかによみがえれ」からもう少し引用をつづけましょう。同書には、被差別者のアイデンティティ獲得運動についてつぎのように述べた個所があります。 反差別運動は、差別される人びとを代表して、社会に対して被害の状況を訴え、その是正をもとめる。被差別者は、政治的、経済的、社会的、文化的に劣位におかれているため、被差別者同士の団結が必要である。そして、この団結を支えるものとして、多数派集団の価値観に対抗するためのアイデンティティが生みだされる。たとえば「穢多の誇り」「ブラック・イズ・ビューティフル」「朝鮮民族の誇り」「障害がなぜ悪い」「原始、女性は太陽であった」などだ。多くの反差別運動が、社会的価値観に対抗して自らを肯定するこういった「対抗的アイデンティティ」を生みだし、一時代を画する飛躍をとげていることは、歴史上しばしば目にするところである。 田さんのかかげる「萌える男は正しい

     その11 - Something Orange
  • Something Orange - [いまさら「電波男」について考えてみる] その4

    ぼくが驚くのは、田さんが、オタクを差別する思想にかんしては非常に敏感なのに、ぎゃくにひとを差別する観点にかんしては案外鈍感であることです。「萌える男」には、三砂ちづる『オニババ化する女たち』を引いて、つぎのように述べている個所があります。 三砂ちづるの著書『オニババ化する女たち』(光文社新書)は、女性の負け犬化・非婚化に対するひとつのアンチテーゼだ。 内容は「女性は子供を生んで育てないと、オニババになる」という極端な話だが、萌える男の僕としては、うなずける部分も多々ある。僕は今年で三十六歳だが、思い起こせば、同年代の独身女性と一緒にいて心が癒されたという記憶がまったくない。『喫茶店で2時間もたない男とはつきあうな!』的な厳しいチェックの視線にさらされ、オタク趣味を咎められ、金を稼げと叱咤され、果ては役にも立たない陳腐な人生訓を長々と説教され……という経験を十数年も積み重ねてくると、「恐ろ

    Something Orange - [いまさら「電波男」について考えてみる] その4
  •  その2 - Something Orange

    作品製作と批判についてもう少し話をしてみましょう。 そもそもこの話の発端は、ここ。なんだこのトラックバックの数。語り手がはてなスタッフであることもあって、各地で意見が百出したようです。しかし、そこまでは追いかけていられないので、とりあえずは無視することにします。 さて、このエントリの要旨は、「人が一生懸命作ったものを安易にクソゲーだとかいってボロクソに書く無神経さが許せない」というところだと思います。ある意味で率直な、理解しやすい意見です。 しかし、これに対して「金だして買ったユーザーが文句をいうことも赦されないのか。クリエイターというのはそんなに偉いのか」という反論が出てくることもまたよくわかる。 ぼくの意見としては、まあ、書きたいことがあれば好きに書けばいいんじゃないか、というところです。ぼくも好きに書いているし。ただ、それがクリエイターのためだとか、作品をよくするためだとかいうのはい

     その2 - Something Orange
  • 1