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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (5)

  • 北陸新幹線の試験走行にはどうして「ふた冬」が必要なのか?

    現在は長野までが開業している北陸新幹線ですが、既に長野から飯山、上越、糸魚川、新黒部、富山、新高岡を経て金沢まで(一部の駅名は仮称)の延伸区間に関しては、ほぼ土木工事が完成しています。レールの敷設もほとんど完了しており、残る主要な工事としては電化関係の設備と駅舎の整備を残すだけです。 また東京から金沢までの直通運転を担う新型車両のE7・W7系の車両もデザインと諸元が発表になっており、今年、2013年の秋には第一弾の編成が落成する予定になっています。内外装に「和」のコンセプトを取り入れたデザインは、既に好評を博しているようです。 では、肝心の開業時期はいつになるのでしょうか? 一部には開業の前倒しを望む声もありましたが、現時点では長野=金沢間の開業は14年末、つまりおそらくは15年の3月になるという計画です。 一見すると奇妙な話です。土木工事はほぼ完了し、新造車両もドンドン完成するのであれば

    kurumigi
    kurumigi 2013/02/08
    『JRはこの新線と新車両による試験走行に「ふた冬」をかける計画』『特に長野と新黒部の区間で徹底した試験走行を続ける』『この区間は、世界的にも珍しい豪雪地帯』
  • ジンバブエ「国庫残高217ドル」の焦り

    独裁者 国庫がほとんど空なのはムガベが着服しているせい? Philimon Bulawayo-Reuters ロバート・ムガベ大統領の独裁政権下で、2億%以上のハイパーインフレに見舞われたジンバブエ。09年に米ドルや南アフリカ・ランドを法定通貨に組み入れたことで、なんとか危機を脱したが、不安定な台所事情は変わらないようだ。 「先週、公務員の給与を支払った時点で、国庫金の残高は217ドルになった。政府の財政は現在、麻痺状態にある」 1月29日、ジンバブエのテンダイ・ビティ財務相は記者団にそう語った。憲法改正をめぐる国民投票と総選挙を年内に控えているが、その実施には2億ドル近くが必要とみられる。「政府には選挙を行う財源がない」と、ビティは窮状を訴えた。「国際社会に支援を依頼するが、政府としても対策を取るべきだ」 「大臣の発言は、この国の非常に厳しい状況を表している」と、同国内の民主化団体を束ね

    kurumigi
    kurumigi 2013/01/31
    『発言が世界中で報じられると、ビティは火消しに追われた』『翌日には、3000万ドルの歳入があったと説明』/……あ、やっぱりうっかり発言だったのか。
  • 世界の武装ゲリラがトヨタを愛する理由

    レジャー用なのに 紛争地でも交換部品がすぐ手に入るほど出回っている(アフガニスタンでゲリラ戦に備える米兵、02年) Paula Bronstein/Getty Images 数年前、アフガニスタンでアメリカ軍と武装勢力の戦闘が激化し始めた頃、アメリカの対ゲリラ戦専門家デービッド・キルカランは、新しい模様のタトゥーを彫ったゲリラ兵がいることに気付いた。 それは、イスラム原理主義組織タリバンを象徴するものでもなく、アフガニスタンを象徴するものですらない。そのタトゥーは、カナダ国旗のカエデの葉を描いたものだった。 不思議に思って調べてみると、場違いなカエデの葉は、アフガニスタンと世界中のゲリラ戦で極めて重要な役割を果たしている(とキルカランが見なす)「武器」と関係があると判明したと言う。その武器とは、軽量で極めて頑丈なトヨタのピックアップトラック、ハイラックスである。 「(ハイラックスは)特にア

    世界の武装ゲリラがトヨタを愛する理由
    kurumigi
    kurumigi 2012/01/19
    「トヨタ戦争」史(2010年執筆)。
  • エジプト:軍とイスラム勢力にまつわる「誤解」

    一週間前、エジプトの反ムバーラク勢力が「怒りの日」に結集したときには、こうも急速に事態が展開するとは予想できなかった。3日ごとに組織される数十万規模のデモ、外出禁止にも従わず終日ムバーラク退陣を叫ぶ若者。米政権も現政権を見限り、30年間のムバーラク大統領の治世は終焉を迎えつつある。 「ムバーラク政権の独裁に反対する民衆に、軍も共感し、反政府勢力のムバーラク下ろしが勢いを増しているが、野党のなかで最も強力なイスラーム主義のムスリム同胞団が新体制下で支配的になり、イランのようになるから危険だ」――。これまでの報道振りをまとめると、こんな感じだろう。だが、このロジックに強い違和感を覚える。 第一は、軍に対する認識である。ムバーラク政権は、52年以来続いてきた紛うことなき軍事政権である。52年の共和制革命を担った主役として、以来軍は支配層の中核にあった。ムバーラク批判が強まるにつれて、軍が真っ先に

    エジプト:軍とイスラム勢力にまつわる「誤解」
  • 祝33人救出! でも微妙なチリとボリビアの距離

    33人の作業員が地下700メートルに閉じ込められたチリの鉱山落盤事故が、ついに感動のクライマックスを迎えた。被害者たちの強靭な精神力と、綿密に練られた救出作戦、そして計り知れない幸運が実を結んだ、まさに奇跡の生環劇。救出用カプセルに乗り込む様子までライブ中継するあたりは演出過剰に思えるが、今はそんなことを言うのも憚られるほどのお祝いムードに包まれている。 もっとも、感動てんこ盛りの報道が一段落すれば、いずれ避難所での人間関係の内幕や彼らが手にする補償金をめぐる騒動といった美しくない話も聞こえてくるのだろう。事故原因の解明や救出作戦の冷静な評価が可能になる頃には、「美談」のいくつかは立ち消えになっているかもしれない。 なかったことにされかねないエピソードの一つが、チリとボリビアの親密な関係だ。33人の中で唯一の外国人が、チリに出稼ぎに来ていたボリビア出身のカルロス・ママーナ。チリ政府はママー

    kurumigi
    kurumigi 2010/10/14
    太平洋戦争以来の微妙な関係。
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