27日に閉幕した主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)は、安倍晋三首相にとって、消費増税を先送りする口実づくりの場となった。G7で共有した「世界経済のリスク」を理由に、「アベノミクスの失敗」という批判をかわしたい考えだが、ほかの首脳との認識の差は大きく、野党も反発を強めている。 「我々はリーマン・ショックという危機を防ぐことができなかった。リスクについてしっかり議論し、大きなリスクに直面しているという認識で一致した」 2日間に及んだサミットを締め… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。