Ⅰ、運動生理学とバテない方法 1,運動生理学(運動と身体の仕組み) 1-1はじめに 1)内容の基本 ①医学的知識ではなく運動生理学、体力科学、健康科学を中心に。 どうしたら良い成績・楽に・健康的に、さまざま意味で登山を「よりよく行う」 ②ハウツー集ではない。 人間の身体は個人差が大きい、身体をよりよく扱う基礎知識を身につけ、状況に応じて自分の判断で巧く動かし、 何故そうするのが良いのか!を体験して自分なりの方法を見つける事が大事。 ③対象はハイキングからヒマラヤへ、初心者からベテランまで、少年から中高年まで。 1-2登山は健康に良い 1)成人病 ①運動不足と栄養過剰 体内エネルギー過剰→脂肪蓄積→コレステロール増加→動脈硬化→心臓病・脳卒中→? ②成人病には運動が効果的(有酸素運動) 体(車)を動かすのは筋(エンジン)で、食物の炭水化物(糖質)と脂肪(ガソリン)を酸素で燃焼させエネルギーを
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