以前、「フリーランスにまつわる12の幻想」で、フリーランスとして働くことの厳しさを紹介しましたが、会社員と比較した場合に、より現実的、具体的に待遇面で大きく差が開く部分があります。それが「福利厚生」です。 2011年に社団法人日本経済団体連合会(経団連)が発表した「第54回福利厚生費調査結果報告 2009年度(2009年4月~2010年3月)」によると、企業が社員一人あたりに支払っている福利厚生費の平均額は、法定福利費(健康保険、厚生年金、労災などの社会保険料)で月額7万1,480円、法定外福利費(住宅補助や社食、慶弔給付、健康診断などの費用)で月額2万5,960円だそうです。 フリーランスの場合、これと同等のサービスを受けようと思うと、当然全て自腹を切らなければならないわけですから、そりゃあ姉さん大変です。元フリーライターだった先輩曰く、「フリーランサーは、会社員の1.5倍~2倍稼いでや
ここ最近立て続けに、美崎栄一郎さんが主催される朝会「築地朝食会」、勉強会「UNDERGROUND」、PODCAST「仕事の楽しさ研究所」などにゲストで参加させて頂くという好機に恵まれました。 美崎さんは本の内容もさることながら、話し方、考え方など実際に会って肌でその凄さを感じれたこともとても幸運でした。 勉強会「UNDERGROUND」(mixiにリンク)やPODCAST「仕事の楽しさ研究所」では僕が何故本を書き、BLOGを書くのかという、僕自身も気づいていなかった、今の僕を形作るとても重要なことを引き出して貰うことができました。 改めて僕の考え、想いをここに記しておきたいと思います。 ■僕が本を書き、BLOGを書く理由 僕が本を書くきっかけなどは「EVERNOTE情報整理術ー「あとがき」に代えて(裏話あり)」に書いていますが、この記事でその中に書いてあった シゴタノ!の大橋さんとライフハ
ツイてない日というのは、1日の最初から最後までツイてない日のような気がします。しかし、その悪い流れを断つことは可能です。コツは、時間旅行とユーモア。下記がその方法です。 我々はツイてない日に関する科学について、過去記事を参考に再度書いてみました。参考にしている原則は同じものもありますが、解決方法のアプローチは異なります。 ■1日の始まりの失敗への対処 ツイてない日というのは、スタートの失敗を皮切りにツイてないことが起こり続けるものです。 朝起きたら、目標にしていた時間よりちょっと寝坊。急いで準備して車に乗ったら、忘れ物をしていることに気づいたので、また取りに戻る。 その後、急いで車を運転し始めたらガソリンが足りないことに気づき、仕方なく高速を降りたものの、どこにガソリンスタンドがあるかが分からず右往左往...。 やっとガソリンスタンドを見つけたものの、割高で損した気分の上、このままでは絶対
不安心理をハックする 2011年01月31日 (月) |コメント(0) |トラックバック(0) 不安というのは非常に主観的で、同じ刺激に対してもまったく不安を感じなかったりやたらと不安がる人がいると同時に、不安を感じることはかなり不快で不便なことなので、昔からあらゆる心理学分野で取り上げられてきました。 認知心理学という分野は心理学の中でも、「主観」を「分解」して「分析」するのが好きな人が関わってきたようで、「認知的不安論」というのがありますが、やっぱりとても分析的です。 それを簡単に説明すると、次のような感じになります。 1.不安を引き起こす原因になっていることが、どのくらい驚異的か。自分と関係があるかを評価する 2.驚異的で自分に関係が深いとして、自体をコントロールできるかどうかを評価する 3.驚異的で自分に関係が深そうで、かつコントロールできるスキルも自分に欠けているとわかると、不安
iPhone でスケジュール管理をするのもいいですし、OmniFocus でタスク管理をするのもいいですが、靴紐を結ぶのを忘れていたら間が抜けていますよね。 それは極端な例としても、The Happiness Project の方が友人と「幸せ」について意見を交わしていたときに、友人が彼女にとっては “First thing First” が大切だと言ったという話が印象的です。 “It means, don’t skip the obvious first steps in your haste to get to the next thing. Don’t overlook the basics because you’re trying to get fancy.” 次へ次へと忙しくものごとをやろうとするあまりに、明らかにやらなくてはいけない「最初の一歩」を忘れるようなことがあってはい
昨日の記事では、怒りっぽい自分を言葉の力で変えていく方法について紹介しましたが、実はもう一つ並行して実践していることがありました。 短気で怒りやすかった自分だからわかるのですが、怒りっぽいと「このように言われたら怒って当然」「自分は怒る権利がある」「怒りを解くものか」とう具合に怒りの感情にしがみついてしまう、あるいは捕らわれてしまう傾向があります。 本当に怒ってよいケースもあるにはあるのでしょうけれども、怒りに捕らわれていると怒りでしか状況に対処できなくなって、周囲を傷つけたり、感情的な解決方法(あるいは解決の拒否)しか選択肢がなくなってしまいます。なので、いったん怒ってしまった自分を制御するための方法が自分には必要でした。 そこで「自分の体」というハンドルで感情をコントロールするのが有効です。 心と体の連携を逆利用する たとえば怒りを感じると、当然のことですが拳を握り締めたり、呼吸が荒く
心配性を克服する 2011年01月02日 (日) |コメント(4) |トラックバック(0) 先送りと一口に言っても、様々なタイプがあります。完璧にやろうとしすぎるあまり、手がけられる範囲を自ら狭めている完璧主義タイプや、人のことばかりにかまけて、自分のことは先へ進められない偽善タイプなど。 しかし、もっともよく見られる「先送り」のパターンは、心配するあまり、とりあえず先に送っておこうとするやり方でしょう。新しいことに手がけたり、やり遂げる際には、いくつもの心理的抵抗に遭います。それらは言語化するほどでもないちょっとした抵抗ですが、積み上がるとハードルが高くなるのです。 それを乗り越えるだけの決意も言語化しないままに、「とりあえず先送り」するのです。これは、心配と不安を回避する、典型的な行動パターンです。 言語化する この性癖を克服する、1つの方法が「言語化」です。 ・不安を言葉に直してみる
今日は大晦日。ブログを書いてると今年1年を振り返る時に便利だ。今年の年初に掲げたキーワードは「動(どう)」。日々インプットされる数ある情報の中で、ちょっとでも関連性など関心があったものは、「ご縁」があると考えることにして、まずは迷わず体験してみることに。そして、少しでも感じる何かがあったら、自ら実行してみる。つまり、ご縁に対し、タイミングと初動を大切にするということだ。 ■twitter お陰で今年は例年以上に交流が増えた。名刺の数というよりも親しくなった人の数が一気に増えた。それに役立ったのがtwitterだ。昨年の秋頃に「twitterって知ってたら教えて」と尋ねられ本格的に始めたtwitterだったが、これが人脈を広げるのに大いに役立った。従来のSNSと異なるのは、twitterはネット上での交流にとどまらず、twitterがきっかけで、オフ会などリアルな場で交流をもつ場面が増えた点
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く