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  • 「プロじゃなかった…」リストラで運転手になったミドルの重い一言:日経ビジネスオンライン

    テーマは何だろう? グローバル時代の真実、雇用喪失時代の悲劇……。いずれもちょっと違う。まぁ、いい。まずは皆さんも、読み進んでみてください。 「道にまだ詳しくなくって…。すみませんが、行き方を教えていただいてもいいですかね?」 先日、仕事の帰り道で乗り込んだタクシーの運転手さんは、目的地を告げるなり、そう話し出した。 数年前から道を知らない運転手さんが、明らかに増えた。だから「またか……」としか思わなかったし、「はい。〇〇方面に向かってくだされば、近くなったら詳しく言いますね」と、いつものように私も答えたのである。 ところがその運転手さんは私がありきたりの答えをするや否や、突然、ご自身の身の上話を始めた。年齢は、恐らく40歳過ぎ。話しぶりからは、50歳にはなっていないと思われる。で、その内容が、何とも考えさせられるものだったのである。 中国語が話せて最初は重宝されていたが… 「いやぁ~、ホ

    「プロじゃなかった…」リストラで運転手になったミドルの重い一言:日経ビジネスオンライン
  • 「日本の農業に、正しく絶望しましょう」:日経ビジネスオンライン

    最近、神門教授は『日農業への正しい絶望法』(新潮新書)というを出された。かなりショッキングなタイトルだが。 神門:昨今、農業論議が華やかだが、ほとんどの人が農業問題の質というのが分かっていない。そもそも農業自体が分かってない。農業の定義って分かります? 農産物を作ることではないか。 神門:農産物というのは用動植物だ。世界中どこを探しても、野菜なり米なりを自分の体で作る人間はいない。人間が光合成するわけではないのだから。農業の主人公はあくまでも動植物だ。ところが、巷で「識者」の顔をして農業問題の解説をしている人の中で動植物の生理がわかっている人がどれだけいるのだろうか。農業の質はものすごく単純かつ深刻だ。それは日の耕作技能が崩壊の危機に瀕しているということにほかならない。 農家の腕がどんどん落ちている 今、野菜の栄養価がどんどん落ちて、収量変動も大きくなっている。これは農家の腕が

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  • 第8回 翻訳調はなぜ衰退したのか:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (前回から読む) 古典の翻訳を読んでさっぱり理解できなかったという思い出のある人が少なくないのは、最近まで、古典などの重要なの翻訳は翻訳調で行うのが当然だとされていたからである。原文の意味を伝えず、論理も文体も伝えず、もっぱら「正しい訳し方」とされるものに忠実に訳したものが多かったのだから、理解できなくて当然だったのである。いくつかのキイワードを覚え、雰囲気をつかめればそれでいいというのであれば別だが、しっかりと読んでしっかりと理解しようと考えているのであれば、翻訳書だけを読んで何かが分かったという感激を味わうのは難しかった。 翻訳調は明治半ば以降、理解することなどとてもできないと思えるほど進んだ欧米の文化を学ぶために、手段として使われてき

    第8回 翻訳調はなぜ衰退したのか:日経ビジネスオンライン
  • 藻類の超高速増殖で日本が産油国になる?:日経ビジネスオンライン

    燃料の常識を一変させるもしれない研究が進んでいる。微小藻類だ。旺盛な繁殖力を生かして大量に培養した藻類から油分を搾り出し、石油やガソリンを代替しようというのである。 生物資源を原料とするバイオ燃料は、燃やしても大気中のCO2を増やさない再生可能エネルギーとして注目されてきた。 欧州では2012年1月から国際線の航空機に温暖化ガスの排出削減を義務付ける規制がスタート。規制強化をにらみ、航空会社などはCO2削減策として、これまでバイオ燃料を混合したジェット燃料による試験飛行を繰り返している。航空業界では品質とコストで競争力のあるバイオ燃料への期待が高まっている。 トウモロコシなどを原料にしたバイオ燃料はよく知られている。だが、作物の場合、耕作面積を急激に増やすことはできない。限られた作物の中から燃料利用が増えれば、穀物価格が高騰するなど糧供給不安につながる。そこで、バイオ燃料研究の主流が非

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  • 戦前の建築が残り、戦後の建築が消えていく、という不条理:日経ビジネスオンライン

    文中のイラスト(一部除く)はクリックすると拡大表示されます。 「昭和モダン建築巡礼」というコラム名を見て、「戦前の洋館を訪ね歩く話かな?」と思った人がいるかもしれない。残念ながらそれはちょっと違う。いや、むしろそれとは正反対かもしれない。ここで「昭和モダン建築」と呼んでいるのは、戦後につくられたモダニズム建築のこと。レンガ積みのノスタルジックな建物ではなくて、コンクリート打ち放しだったり、総ガラス張りだったり、金属板で覆われていたりするような建物のことである。 そんなの興味ないと言わず、せめて今回だけでも読んでみてほしい。実は近年、戦後のモダニズム建築、特に高度経済成長期につくられたものが猛烈な勢いで取り壊されているのである。“モダニズム建築危機の時代”なのだ。 例えば、建築家・磯崎新の出世作である「大分県医師会館」は1999年に解体。村野藤吾設計の「名古屋都ホテル」は2000年に閉館

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  • 「研究者を“憧れの職業”に」ノーベル賞山中伸弥・京都大学教授:日経ビジネスオンライン

    2012年のノーベル生理学・医学賞の受賞が決まった山中教授。再生医療の切り札「iPS細胞」を発見し、日で最もノーベル賞に近い研究者と言われ続けてきた末の快挙だ。2011年秋の山中教授へのインタビューでは、研究への取り組みと、後進の科学者を育てるためには何が必要かを語った。 日は科学技術立国として輝き続けることができるでしょうか。 山中:日人の技術者は、間違いなく世界一です。器用さ、勤勉さ、創意工夫、チームで取り組む力など、研究者として重要な素養を備えている。現在は米国にも研究室を構えているのですが、日人は素晴らしいと痛感しています。 日が生きていく大きな道の1つは科学技術立国だと考えています。研究者や技術者はみな、科学技術立国たる日を背負っているのだと自負しています。若くて柔軟な人が次々と研究に従事するようになれば、もっと伸びていくでしょう。 ただ、理系離れは深刻です。日では

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    lotus3000 2012/10/09
  • 「デモで暴れたやつは中国人の面汚し」と北京人は吐き捨てた:日経ビジネスオンライン

    9月30日は中秋の名月だった。中国では月を贈りあい、家族や友人ら親しい人でごちそうを囲んだり、パーティを開いて、この日を楽しむ。ちょうど北京にいたので、知り合いの北京人のカラオケパーティに誘われた。ゴッドマザーと言うべきおばあさん、そしてその子供たち、それぞれの連れ合い、家族、年配者から孫世代までが一同に集まり、飲んで歌っての宴会である。 典型的な北京のプチブル家庭。このパーティに誘ってくれたのは日に留学経験がある24歳の女の子で、彼女の家族、親せきは誰もが「日友人を歓迎!」と、先日の反日デモなど嘘のような友好ぶりを示す。年輩者も一緒ということもあり、歌われる曲も革命歌や抗日軍歌が多かった。するといちいち、「ごめんね、特に(嫌がらせの)意味はないのよ」と言いわけする。こちらも、こういう宴席ではリズミカルで勇ましい抗日軍歌は外せないのは分かっているので、「別に気にしてないよ~」と答え

    「デモで暴れたやつは中国人の面汚し」と北京人は吐き捨てた:日経ビジネスオンライン
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    lotus3000 2012/10/03
    プチブル層と地方との対立。文化大革命の遠因はここにあるんだよなあ。よくもあしくも士大夫層は未だ健在なのかと思う。
  • 不敗の構造を自分の仕事に作り込もう:日経ビジネスオンライン

    を代表するアニメーション映画の監督である押井守監督は、実は、組織マネジメントにおける「勝敗」についてずっと論じてこられました。たとえば『勝つために戦え!』(エンターブレイン)というでは、映画ゲームといったご自身に近い世界だけでなく、サッカーについても語っていらっしゃいましたね。 押井:もともと、「キーパー以外の選手は手を使っちゃダメ」くらいの、簡単なルールしか知らなかったんだけど、静岡人の奥さんに教育されたんです。そのうちにゲームの勝敗よりも「フットボールクラブとは、何を目的にした、どういう性格を持つ組織なのか」「監督が次々に交代になるのは、クラブのどんな状況や、条件によるものなのか」という方に興味が出てきて、いろいろ考えているうちに「サッカーの監督も映画監督も、基的に考えていることはみんな同じだ」ということに気がついたんです。映画監督として30年ぐらいのキャリアの中で気がついた

    不敗の構造を自分の仕事に作り込もう:日経ビジネスオンライン
  • 英雄の愚行に拍手はすまじ:日経ビジネスオンライン

    竹島をめぐって一悶着あったと思ったら、今度は尖閣諸島で騒ぎが起こっている。 私の抱いている感触では、この種の騒動はオリンピックと連動している。なんというのか、四年に一度、五輪が開催されるタイミングになると、わが国を含む極東アジアの周辺国は、ナショナリズムをめぐる小競り合いを繰り返している気がするのだ。 「競技なのか? これは」 と、毎度私はそんなふうに感じる。 ロンドン五輪で活躍したアスリートの皆さんが、領土問題を誘発しているとか、そういうことを言いたいのではない。 これは政治の問題だ。 スポーツに政治を持ち込むことを控えるマナーは、いまや国際社会の常識になっている。が、その一方で、政治にスポーツの余韻を持ち込むことはその限りではない。少なくとも極東アジアでは、ごく普通に励行されている。 今回も同じ展開だ。 おそらく、オリンピックを機に一時的に国家意識が昂揚すると、政治家はそれを利用する誘

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  • 絶滅危惧種のウナギ。食文化維持か、商取引制限か:日経ビジネスオンライン

    残暑お見舞い申し上げます。 暑さが厳しくなると出てくるのが夏バテ防止の定番「ウナギ」の話題だ。しかし、今年のウナギの話題は少しばかりいつもと様子が違って生物資源的な扱いが散見される。ということで、今回は「ウナギ」の話を一席。 架空番組「ウナギがべられない日が来る?」 ナレーション:土用の丑の日といえば、ウナギ。夏バテ防止の特効薬としてこの時期に欠かせない風物詩ですが…今年はウナギの原価が高騰して庶民には手の出ない高値の花になっています。 (街頭インタビュー「ウナギ?好きですよ。でも高くてねぇ。専門店でなんてべられませんよ」などの声) ナレーション:なぜ、こんなに高くなっているのでしょうか?その理由の一つにウナギの稚魚であるシラスウナギの不漁があります。 (シラスウナギの漁獲量を示すグラフを表示) ナレーション:そして、日へのウナギ輸出大国である中国台湾の輸出コントロールがあります。

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    lotus3000 2012/08/02
  • 日本のバイオマス政策はなぜ迷走したのか:日経ビジネスオンライン

    2011年2月に総務省のバイオマス政策評価で、「1374億円以上かけて国が行ってきたバイオマス政策によるバイオマス関連事業214事業中、効果が発現しているものは35事業で、これらにも施設の稼働が低調なものが多い」と指摘されたことを第4回で紹介した(バイオマスに関心のある方は、ぜひこの報告書を読むことをお勧めする。日のバイオマスの状況について、非常に緻密に調査されている)。 この総務省の評価にも、バイオマスに長年かかわっている人間には、後出しじゃんけんだと感じる指摘や評価の仕方として疑問を感じる内容もある。例えば、事業が計画された時点ではあまり認識されていなかったライフサイクルアセスメント(LCA)を持ち出したり、マテリアル利用を資源有効利用ではなく温暖化対策効果で測ろうとしたりする点だ。 そうは言っても、特に公的機関や第三セクター、森林組合が行っているバイオマス事業のほとんどで採算がとれ

    日本のバイオマス政策はなぜ迷走したのか:日経ビジネスオンライン
  • もらえないと生きられない、もらいはじめると死にたくなる~『生活保護が危ない』 産経新聞大阪社会部著(評:三浦天紗子):日経ビジネスオンライン

    〈「普通に暮らしていきたい」と思っていても、リストラや病など、ほんのわずかな偶然が重なれば、いつ貧困に陥ってもおかしくはない〉 書のこの指摘に、あなたは「そうかもしれない」とうなずくだろうか。それとも、「そんなばかな」と鼻で笑うだろうか。 いま自分の身に降りかかっていなくても、現代の日において貧困は身近になりつつある問題だ。 もっとも、関心はほぼ「貧困は増えているのか」という数値的な問題に集中している。ニュースで、やはり増え続ける生活保護の現状に触れる場合も、大抵は、「弱者切り捨て」の行政バッシングか「不正受給」の受給者モラルバッシング、そのどちらかで語られてしまう。 だが、「弱者」のはずの人が事件を起こすこともあれば、「強者」である行政側が真剣に手を差し伸べることもある。入り組んでいる現実から目を逸らし、善悪や強弱の二元論で斬ることは、結局はこの問題の質から遠ざかることになるのでは

    もらえないと生きられない、もらいはじめると死にたくなる~『生活保護が危ない』 産経新聞大阪社会部著(評:三浦天紗子):日経ビジネスオンライン
  • たぶん世界一簡単な『純粋理性批判』からの学び方。:日経ビジネスオンライン

    カント哲学の内容そのものには一歩も足を踏み入れることなく、話は人物像や逸話に終始した。兄が語るその口調は、まるでカントが今現在、海の向こうで大ブレイク中のロックスターであるかのように熱かった。 哲学者といえば、やっぱりカント。カントで決まりでしょ。自然科学の研究もしていたというし、天才だよね。性格も実に哲学者らしい哲学者で、やることなすこと厳格このうえない。毎日必ず決まった時刻に同じ道を散歩するものだから、近所の人々はカントの歩く姿を見て、時計の針を調整していたんだって。オマエ、信じられるか? とにかく、それぐらい偉いヤツなんだ。哲学の歴史はすべてカントに流れ込み、その後はすべてカントから流れ出たと言われるほどさ。カント哲学はあまりにも画期的で、それまでの哲学を根からひっくり返したものだから、その衝撃を「コペルニクス的転回」と呼ぶんだぜ。 兄の話に耳を傾けているうちに彼のカント熱がたちま

    たぶん世界一簡単な『純粋理性批判』からの学び方。:日経ビジネスオンライン
  • 大阪の「維新」とまだるっこしい民主主義 (5ページ目):日経ビジネスオンライン

    小田嶋 隆 コラムニスト 1956年生まれ。東京・赤羽出身。早稲田大学卒業後、品メーカーに入社。1年ほどで退社後、紆余曲折を経てテクニカルライターとなり、現在はひきこもり系コラムニストとして活躍中。 この著者の記事を見る

    大阪の「維新」とまだるっこしい民主主義 (5ページ目):日経ビジネスオンライン
    lotus3000
    lotus3000 2011/12/03
  • マスコミが「政治報道」できなくなった理由 御厨貴・東京大学先端科学技術研究センター教授に聞く【第3回】:日経ビジネスオンライン

    毎年のように変わる日の首相。日の「首相の器」が小さくなったのはなぜか? 歴代首相にロングインタビューを行ってきたオーラルヒストリーの第一人者、御厨貴東大教授と池上彰さんが探るシリーズ第3回。今回俎上にあげられるのは、マスコミの政治報道の問題です。 「政治」ではなく「政局」のすったもんだを興味位のみで報道する姿勢。政治家の一言を切り取って「失言問題」に仕立て、芸能人のスキャンダル報道のような扇情的なニュースとして取り上げるやり方。政治報道とは、来、マスコミによる権力の監視機能であり、基的には日国の政治を良き方向に導くのが目的のはず。「首相の器」と同時に「メディアの器」について、考えます。 池上:さて、「首相の器」の問題を取り上げたからには、返す刀で自らを一度切る必要があります。「マスコミの政治報道」姿勢について、です。 今の政治家は政治をやっていない、選挙活動と政局ばかりを気にす

    マスコミが「政治報道」できなくなった理由 御厨貴・東京大学先端科学技術研究センター教授に聞く【第3回】:日経ビジネスオンライン
  • 第9回 新しい翻訳の可能性:日経ビジネスオンライン

    (前回から読む) 翻訳調の翻訳の問題点にいち早く気づいて、新しい翻訳のスタイルを確立してきたのは、意外ではないはずだが、エンターテインメント小説の分野である。勉強のために読むのなら、少々理解しにくくても必死に考えるし、原書を読むのが正しい方法だと教えられれば、無理してでも原書を読もうとする。だが、エンターテインメントの小説は楽しみのために読むものだ。原書と対照して読む人などいるはずがない。 忠実に訳しながらも質の高い日語 典型的な例を示してみよう。訳書が出版されたのは1967年、訳者が30歳のときの作品である。 おもむろに、もったいぶって、スターは煙草をもみ消した。ヴァレリー艦長はその仕種に、なんとなく決断と最終的態度があらわれているように思った。彼はつぎになにがくるかを知って、すると一瞬、ひりりと刺すようなにがい敗北感が、このところ前頭部から消えぬ鈍痛のあいだをつらぬいた。が、それもほ

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  • イタリアと大阪の実に困った相似:日経ビジネスオンライン

    大阪市長選が告示された11月13日の午後、私は大阪駅に降り立っていた。 大阪に特段の用事があったのではない。途中下車だ。その日の夕方、神戸を訪れる予定があって、往路の新幹線で駅弁をべる姿が、なんだかわびしく思えたので、大阪で遅い昼をとるプランを採用したのである。 大阪に立ち寄るのは、おそらく20年ぶりぐらいだ。 御堂筋の中心街を自分の足で歩く経験ということになると、さらに久しぶりだ。もしかして、大阪に赴任した新入社員の頃以来かもしれない。ということは、約32年ぶりということになる。その前は万博。41年前。タイム・スリップだ。 大阪は、すっかり様変わりしていた。薄汚れた印象のあったJR大阪駅も見違えるようにきれいになって、駅前からの眺望は、一から十まで私の記憶と違っている。別世界に来たみたいだ。 その日は、2時間ほどかけて、主に梅田の近辺を歩きまわった。 曽根崎あたりで道に迷いながら、

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    lotus3000 2011/11/22
  • サクセスストーリー、取り扱いに注意 誰かの「熱さ」が自分の弱さを浮き立たせることも:日経ビジネスオンライン

    遙から 仕事のモチベーションをどうやって上げるかを考えさせられる貴重なシンポジウムがあった。 テーマは“介護”。離職率が高いといわれる介護士たちの集まる会場で、それぞれのパネラーたちが討論しあうというものだ。斬新な介護を提唱実践しているカリスマ介護士(私が勝手につけた)と、素人介護経験を著した私と、同じく家族介護経験者の女性司会者だった。 以前、私はそのカリスマ介護士と仕事をしたことがある。私が「ウンチのオムツ替えがつらかった」というと、「自分のウンチを他人に見られるほうがよほどつらい」と諭され、実に当だ、なんと自分勝手な目線しか持たなかったのかと、心底納得したことがある。しかしそれ以降、そうでなくとも自責の念が拭えなかった介護体験にもうひとつ自責の要素が加わった。「つらい」という声を一刀両断に切られてみると、そんな感情を発した自分をも恥じるような自己嫌悪の感覚が生まれた。 正しい人は、

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  • 「妊娠解雇」が「児童虐待」の引き金になった:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 「こんなはずではなかった。つい、激しく叩くようになってしまった」 4歳の娘と1歳の息子の母、野村加奈子さん(仮名、33歳)は、肩を落とし、ぽろぽろと涙を流しながら話し始めた。 妊娠で正社員の道が閉ざされた 加奈子さんは2000年の超就職氷河期に大学を卒業。就職率55.8%という中では就職先が見つからず、派遣社員で社会人のスタートを切った。一般事務職の派遣として品メーカーで1年働き、「派遣でもスキルをつけなければ生き残れない」と感じた加奈子さんは簿記試験を受けるなどして経理の勉強を始めた。 そのうち、IT(情報技術)関連会社の経理部に派遣された。25歳で大学時代から交際していた恋人と結婚。彼は居酒屋チェーンで正社員として働いている。加奈子さん

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    lotus3000 2011/11/05
  • 『笑わないで、私の大学入試の作文は零点』:日経ビジネスオンライン

    2010年の全国統一大学入試“全国普通高等学校招生入学考試”(略称:“高考”)は6月7日から9日まで3日間の日程で行われた。今年の“高考”の受験志願者数は全国で957万人となり、昨年より65万人減少した。ちなみに、地域別の受験志願者数は、北京が8万人強で昨年より2万人の減少、上海が6万6000人で過去10年の最低、広東省は61万5000人で初の減少に転じている。今年の合格者数は657万人となる予定で、当初の計画より増大されたのと同時に志願者数も減少したので、平均合格率は7%近く上昇することが予想されると言う。 何点取れるかは採点者の胸先三寸 “高考”の日程は、初日の6月7日が、午前(9時~11時30分)の“語文(国語)”、午後(15時~17時)の数学、2日目の8日は、午前の文科総合と理科総合の選択、午後の外国語であり、一般の受験生はこの2日間で終了した。3日目の9日は特定の地域で科目選択の

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    lotus3000 2011/11/01