自衛隊機が6日、体験搭乗目的で使用した石垣空港6番スポットの南側には最大80人の市民が結集した。「自衛隊の先島配備の一歩だ」「市民、子どもを巻き込むな」「軍事利用は許さない」。約3時間にわたって炎天下で抗議行動を展開、フェンス越しに自衛隊機の空港使用に反対の声を挙げ続けた。 平和・労働7団体で組織する平和憲法を守る八重山連絡協議会(仲山忠亨代表)は午前9時半から抗議集会を開き、自衛隊機の到着後はシュプレヒコールを繰り返した。 仲山代表は最近の相次ぐ軍事的な港使用に「こうした事象は独立したものではなく、自衛隊の強化や先島配備、日米軍事同盟の強化の一環。これを許せば年中行事になる」と危機感を表明、「今こそ市民挙げて反対の声を挙げる必要がある」と訴えた。 集会には大浜市長も足を運び、「駐機場が空いているが、これは緊急用でゆとりはない」と不満をあらわにし、「今後の軍事利用が憂慮される。大きな声を挙