中国の深圳に拠点を置くAI(人工知能)関連のスタートアップ「SmartMore(思謀科技)」は、今年6月のシリーズBラウンドで2億ドル(約220億円)を調達し、ユニコーン企業の仲間入りを果たした。将来の上場を視野に入れる同社は、シンガポールに進出し、東南アジア全域に事業を広げようとしている。 6月のラウンドには、既存出資元のセコイア・キャピタル・チャイナやレノボキャピタル、ZhenFundなどが出資した。また、IDGキャピタルやCoStoneキャピタル、Green Pine Capital Partnersらも参加した。 「当社は新たな調達資金で、研究開発への投資を増やし、インテリジェントな製造ソリューションの大規模な導入を推進していく」と、今年のフォーブスの「30アンダー30アジア」に選出された同社のプロダクト部門の責任者のLi Ruiyuは話した。 2019年設立のSmartMoreは