ああいうかたちで、4月末に新潟県知事を辞めた現在の私が、他人に何かを言う資格がないことは、私自身がよく分かっておりますし、「物言えば唇寒し」で、それ自体、非常に気がひけることです。 しかし、私は生まれてこの方、自民党に所属していた時ですら、「リベラル」を自認してきました。「リベラル」ということさえはばかられるような現在の政治状況を眼前にし、そうした状況を作ってしまった責任の一端を負うものとして、野党統一候補として新潟県知事に当選した時から、短いながらの地方政治を実際に体験する中でずっと考えてきた「リベラル復権の鍵」について、一言お伝えしたいと思い、恐縮ながら筆を取りました。 保守とリベラルは鏡に映った右左 「我こそはリベラル」と思う方の多くは、おそらく安倍政権を嫌いでしょう。しかし、好き嫌いはともかくとして、政治、特に小選挙区制で選挙に勝つこと、を考えた場合、安倍政権がとっている政治戦略は
法務省の東京矯正管区が九月に開いた職員向けの駅伝大会で、川越少年刑務所(埼玉県川越市)の男性職員が熱射病で死亡していたことが分かった。周辺の最高気温が三三度を超える中、給水態勢も不十分だった。同省は死亡について公表していない。 記録的な猛暑となった今夏、全国の矯正施設では熱中症による受刑者の死亡や搬送が相次いだ。スポーツ団体の指針は三一度以上の環境下での持久走を避けるよう定めており、矯正当局の管理のあり方があらためて問われそうだ。 駅伝大会は例年、荒川戸田橋陸上競技場(東京都板橋区)を発着点に荒川河川敷で十月に行われるが、今年は十月の枠が確保できず九月八日に開催。関東甲信越と静岡の十一都県から約四百人が出場し、各チーム五人が三・五~七・一キロの五区間、二四・一キロでたすきをつないだ。第一走者が走り始めた午後二時すぎ、隣接する練馬区の最高気温は三三・六度を記録。飲料を持って走ることは認められ
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