今回と次回は、Hadoopがどのようなシーンで活用されているのか、具体的な事例を基に見ていきます。今回は、国内での活用事例として、国立国会図書館でHadoopを検索インデックスの生成に活用している事例を紹介します。 国立国会図書館サーチ(NDLサーチ)におけるHadoopの活用事例 NDLサーチ[1]とは国立国会図書館が公開している検索サービスです。国立国会図書館をはじめ全国の公立図書館、公文書館、美術館や学術研究機関など、複数の機関が所蔵する著作物の検索が可能で、検索した著作を所蔵している機関の表示や、関連する著作物を検索結果に表示させることができます。 図 NDLサーチ公式サイト NDLサーチでは、Hadoopを検索インデックスの生成に利用しています。検索インデックスを生成するために、日本全国の機関からデータ収集します。このため処理すべきデータ量は膨大です。NDLサーチにおける検索イン
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