毎日の定期的な読書を再開しようと習慣づける努力をしている。 そういう時に「読書にまつわる本」を読むとモチベーションがあがるケースがある。 僕の場合だと、斉藤孝の「読書力」やアドラーの「本を読む本」が昔そうであった。 最近の本よりなるべく古典的なものがよかったので、今回は加藤周一の「読書術」を読む。 タイトル通りテクニックについて書かれている本ではあるが、 その調子が読書の「方法」ずばりを俗に言う「どや顔」で解説するというよりか、 エッセイ風味であり文章のリズムや「漢字とひらがな、カタカナのバランス」が非常に良く読みやすい。 さくっと1時間ほどで半速読してしまった。 速読術や精読術にも触れているのだが、 ふっと肩の力が抜けるところが『本を読まない「読書術」』という章で印象に残った。 要約すると世の中全ての本、ましては地方の図書館にある蔵書レベルでも全てのものを読むことは不可能であり、 何を読
初めに言っておくと、どちらかといえば私はmixi応援派です。 盛者必衰とは申しますが、こういうニュースを見るとwebサービスの儚さについ涙しそうになるわけです。 mixiのオワコン化が止まらない!広告収入激減で収益が6割減! webサービスではこういう落ち目なブランドが一旦付いてしまうと、何をどうテコ入れしても過去のポジションを取り戻すのは不可能な気がします。greeみたいにサービスそのものをガラリと鞍替えしてしまわない限り。個人的にはmixiは頑張ってもらいたいとは思っていますが。 しかし5,6年くらい前?までは隆盛の一途を極めていたのに、もうこのボロクソな言われようを見るとweb従事者としてハタから見てても「空しい」しか感想が出てこないわけです。 で、これを機会に「SNSが終わるとき」について考えてみました。「mixiの利用者はなんで減ってきたのか」ということです。 SNSというのはど
大学院の頃のとある半年間、講義には出席するがプロジェクト活動は特にしなくて よいという「半」休学期間があった。時間はたっぷりあったのだけれど、 僕の今までの性格だとつい怠惰な生活になりかねないと思っていた。 その時にとある本と出会った。自己啓発に少しでも興味のある人ならば知っているだろう 「7つの習慣」の実践本「人生は手帳で変わる - 3週間実践ワークブック」という書籍だ。 タイトル通り毎日少しずつ読んでそこに書かれているちょっとした実践を行うことで、 人生が変わるよ、と提案している。 実はこれ、著者達の発売するフランクリンプランナーを買わせるための宣伝本も兼ねているのだが、 その件については後述する。 3週間のワークショップを、だまされたと思って僕もやってみた。 本に書かれている質問には素直に答え、本に直接書いていくことでだんだんと根本の考え方である 「7つの習慣」も理解しつつやりたいこ
タイトルをつけるのが難しい本だ。最初から最後まで首尾一貫リーダーシップについて書いてある本だが、これはリーダーシップの本ではない。もう少し正確に言うと、新しい「リーダーシップ」が定義されてしまっているため、「リーダーシップ」という言葉で趣旨を伝えることが難しい。 リーダーシップでいちばん大切なこと 日本能率協会マネジメントセンター 酒井 穣 Amazonアソシエイト by では本書は何の本か。それは、人が幸せになるためにはリーダーシップが必要だという、酒井さんによる新しい「個人の幸福論」だと思う。 本書の構成は、1)「リーダーシップとは何か」、2)「リーダーシップなしには生きられない時代」、3)「本物のリーダーシップを学習する方法」、の3部構成になっており、リーダーになりたい人がその方法を学ぶための本というたてつけに見える。しかしながら、酒井さんからの反論を恐れず言えば、この本は第1部の「
最近、このブログをどうしたものかと考えていたのだけれど、やっと運用方針を決めることができた。 これから、このブログでは、自分が心動かされたものについて、なぜ自分がそう思うのかを掘り下げて書くことにしようと思う。 専門家の間で既に知られていることを噛み砕いて書いてみたり、様々な場所に散らばっている情報や海外の情報を紹介したりすることから自分が得られる意義は限定的になっている。何かをちゃんとした形で調べるというのは本業や執筆活動で相応に規律をきかせてやっていることなので、ブログでそういったことを書いても追加的に得られる学びはあまり多くない。ただ、先の事柄を慣れない言語で書くことには意義がまだ残っていると思い、知的関心がある事項のメモはほとんど英語のブログに移行した。 上記のようなことも踏まえ、これからこのブログでは、すでに明らかであること、時間をかければ明らかになることではなくて、もう少しふわ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く