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ブックマーク / stjofonekorea.blog6.fc2.com (52)

  • Taejunomics慣れと成長

    やることがたくさんあって疲れることとか、嫌気が差す人は結構いると思うのだけれど、こういった「大変さ」というのは常に相対的なものだ。実のところ、絶対的に大変なことというのははそう多くはない。例えば、今の僕の生活は相応に予定が詰まっていて、ここ2ヶ月くらい一日も休日がないのだけれど(仕事と執筆とNPOを合わせたらコンスタントに週に100時間以上は働いている)、多分アメリカの大統領とかが僕の代わりをしたら退屈するくらい楽だろうと思う。 何が「大変さ」を感じさせるかというと、それは現在の経験が習慣から外れているかどうかによる。自分の習慣の外にあるものを人は辛いと思うし、その中にあるものは大してつらいとは思わない。他の見方をすると、こういった「慣れ」の範囲を拡げることが、人の成長と言えるのだろう。 慣れの幅は、意外と簡単に広がる。ドストエフスキーは、自身の収容所での体験を語った「死の家の記録」で人は

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    masato611 2013/04/04
    やることがたくさんあって疲れることとか、嫌気が差す人は結構いると思うのだけれど、こういった「大変さ」というのは常に相対的なものだ。実のところ、絶対的に大変なことというのははそう多くはない。
  • Taejunomics落ちこぼれの努力

    ゴールデンウィークに520km走るんだけど、諸々忙しくて全く時間がとれないので、長い距離を走る代わりに、短い距離をなるべく急いで走るようにしてトレーニング時間を圧縮

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    masato611 2013/02/22
    差を生み出す要因において、才能より継続することが占める割合が遥かに大きいので、そもそもの能力が凡庸であっても、とにかく毎日規律をちゃんと立ててやるべきことをきっちりと続けていけば、大抵のことはうまくい
  • Taejunomics動機の言語化

    政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。

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    masato611 2012/12/07
    一番気をつけたいと思っているのは、自分を騙さないこと。ドストエフスキーは、人間は自分の嘘を信じてしまいがちであると喝破していたけど、自分の動機を分かりやすい物語に落としこむことにも、似たような陥穽があ
  • Taejunomics努力と環境

    僕は夏野さんや竹中さんが普段話していることについて同意すること・尊敬するところが多いと思っている。だけど、それは決して彼らの全ての言論に同意することを意味はしない。 先日のTwitterで夏野剛さんがこう書いていた。 「@tnatsu: 僕は富裕層でもないが、お金に困ってない人に共通することが一つだけある。自分の現状を人のせいにしない。この件で絡んでくるやつのほとんどが、社会のせい、政治のせい、人のせい。自分の力不足なんだよ。」 竹中平蔵さんは、東洋経済オンラインで次のように述べている(だいたい、こういう取材記事は時々脚色されるものだけど、ご人がレビューしたと仮定する)。 「私が、若い人に1つだけ言いたいのは、「みなさんには貧しくなる自由がある」ということだ。「何もしたくないなら、何もしなくて大いに結構。その代わりに貧しくなるので、貧しさをエンジョイしたらいい。ただ1つだけ、そのときに頑

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    masato611 2012/12/07
    努力できる強い心は親をはじめとした多くの人との出会い、環境が作る。たまたまそれに恵まれている人は、自分の今の地位は自分の努力で勝ち取ったものだと思っているけれど、多分、人が築きあげた地位のうち、自己決
  • Taejunomics貧乏人の経済学

    今も、毎年900万人が5歳の誕生日を迎える前に死んでいる(The Millenium Development Goals Report (2010))。そういう状況を変えるために、多くの経済開発のための取り組みがなされてきた。その多くは、現在のところ、思ったより多くの成果を残せていないのかもしれない。 この分野での論争で一番話題を読んでいるのは、ジェフリー・サックスと、ウィリアム・イースタリーの間のものだろう。サックスは貧困の罠から人々が脱して豊かになるにはより多く援助が必要だと説き、イースタリーはインセンティブを阻害する援助には効果がないと切り捨てる。 こういう一般論レベルの議論の意味は限定的で、当にするべきは個別具体的な事例を丹念に調べて、その時その時に必要なアクションを知り、そこから得られた知見を積み上げて得られる知識体系ではないかと、アビジット・V・バナジーとエスター・デュフロは

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    masato611 2012/10/22
    貧乏な人は重要な情報を持っていない事が多く、間違ったことを信じている
  • Taejunomics経済成長における4つのドライバー

    メモ代わりに、サマーダボスで参加したセッションと関連して3つの興味深いトピックに関することを書き留めておきたい。 今日は経済成長に関して。 世界経済は一つのターニングポイントを迎えようとしている。2025年には、世界人口の半数が一日10ドル以上で生活をするようになる。この変化に相俟って生じる中間層の増大は、「新しい産業革命」ともよばれる。そこに至るまでの過程には、かなりの変化と混乱が待っているだろう。 では、このポイントまでの成長がどのようにもたらされるのか。いくつかの主要なドライバーがある。 労働力人口の増大 日にいると感じにくいが、世界人口の半数は27歳以下で、その多くがまだ労働力となっていない。これから10年の間に、若い世代が労働市場に流れ込むことになる。それだけではなく、定年年齢の引上げと女性の社会進出と相俟って、労働力人口はさらに増大するだろう。 労働力人口が増大しても、産業が

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    masato611 2012/09/21
    Frugal Innovationとは、新興国でやってきている低コスト化(ただし品質は満足できる水準)におけるイノベーションのこと。
  • Taejunomics新興国発の医療イノベーション

    インドの医療イノベーションについて、現地にいる友だちからのメールを転載(許可は得ています)。これがまさに途上国・新興国で起こっているイノベーションの一例で、コスト削減と質の向上をともに実現している好例。制度の不在が理由でこのような思い切ったイノベーションが生じるという側面もあるので、日で同様の取り組みができるのかは分からないけれど、その精神から学ぶべきことは非常に多いと思う。 ------------------------------------------------- Narayana Hrudayalaya病院(以下NH病院)は、南インドのバンガロール郊外にある800床程度の心臓外科専門病院です。バンガロールはInfosysなどインドの代表的なIT企業が多く存在し、「インドのシリコンバレー」と呼ばれる産業の集積地です。街の中心部から車で40分ほどいったところに、NH病院は立地して

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    masato611 2012/09/21
    Walmartは小売の世界で、規模を大きくすることで圧倒的な低価格で製品を販売できることを証明しましたが、NH病院は医療の世界でも規模の経済が働くことを証明しました。
  • Taejunomics周囲の評価という躓きの石

    西郷隆盛の西郷南洲遺訓はそれこそ500回くらい目を通している。というのも、僕の仕事PCデスクトップの背景は西郷南洲遺訓だから。 そこに、こういう記述がある。 「総じて人は己れに克つを以って成り、自ら愛するを以って敗るるぞ。能く古今の人物を見よ。事業を創起する人その事大抵十に七八までは能く成し得れども、残り二つを終わりまで成し得る人の稀なるは、始めは能く己れを慎み事をも敬するゆえ、功も立ち名も顕(あらわ)るるなり。 功立ち名顕るるに随(したが)い、いつしか自ら愛する心起こり、恐懼(きょうく)戒慎(かいしん)の意緩(ゆる)み、驕矜(きょうきん)の気漸く長じ、その成し得たる事業を負(たの)み、いやしくも我が事を仕遂げんとてまづき仕事に陥り、終に敗るるものにて、皆自ら招くなり。故に己れに克ちて、賭(み)ず聞かざるところに戒慎するものなり。」(西郷南洲遺訓の20番) これは当にそうだと思う。人間

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    masato611 2012/07/18
    どうしたら自意識から離れられるのか。多分、自分の内なる声に忠実に従って、高い目標を立てて日々ひたむきに生活すること。というのも、そうしていたら、回りの評価とかに気を配っている暇はなくなるから。一生懸命
  • Taejunomics"これまで”が崩壊する時代

    先日、「よるヒル超会議」で、「"これまで"が崩壊する時代」というタイトルでトークセッションをした。 http://www.ustream.tv/recorded/23211485 グローバル化が進む中で、個人がどうやって生きるべきか、ということがテーマ。トマス・フリードマンが2005年に「フラット化する世界」で語ったことは、当時はまだ萌芽に過ぎなかったが、今は現実味を持っている。誤解を恐れずに概括すると、 (1)第二次世界大戦・冷戦の終結によって世界各国を隔てる政治的な障壁が下がったことと、(2)情報技術の進歩が、(1)世界レベルでの競争・協働と、(2)個人の台頭をもたらしている。 人類の歴史で時々訪れる飛躍的な技術の進歩は、雇用の不安定や格差の拡大と、ゲームのルールの変化をもたらすことがある。 先進国のリーダーたちが最も頭を悩ませているのが、雇用不安だ。特に若年層の失業率は先進国各国でど

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    masato611 2012/06/12
    ピープルビジネスというのは一般従業員の人間性が競争優位の源泉となっている事業だ。マクドナルド、スターバックス、スシローなど、成功している外食産業の多くは、自らの事業をピープルビジネスと規定し、従業員教
  • Taejunomicsマイクロファイナンスのカラクリ

    今は、マイクロファイナンス機関のDue Diligence(DD、投資実行前に行う諸々の精査のこと)をしにカンボジアにきている。もともとカンボジアとベトナムの両方に行く予定だったのに、ベトナムに行けなくなり、カンボジアだけをみることに。 (泊めて頂いた借手のお宅にて撮影) 今朝まではカンボジアの農村で寝泊まりしながら、現地の人々と一緒に過ごす。どのマイクロファイナンス投資ファンドの人々もこういうことはしないらしいが、現場感を補うためにはこういうことはとても大切だと思って最近はずっとこのスタイル。日中は、マイクロファイナンスの支店でオペレーションを精査。 そして、今日からは部でマネージャーらを対象としたQAセッション。 オペレーション関連のセッションでのこと。 「このマイクロファイナンス機関では、借手たちによるミーティングを行わないのか?借手ミーティングは、借手のソーシャルキャピタルの強化

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    masato611 2012/03/22
    このミーティングの場所において、ある借手のビジネスにおける成功経験がシェアされることにより、借手たちの間で小さなレベルではあるがビジネスイノベーションが生じる場になっている。同時に、借手に対して社会教
  • Taejunomicsイノベーションにおける教養について

    政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。

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    masato611 2012/03/09
    異なる分野にいる人々の知見をまとめて新しいものを作り出すためには、当然ながら、各分野の専門家の言うことを理解できるだけの知見を持つ必要がある。教養が必要であると説く。具体的には、古典、歴史、芸術などに
  • Taejunomicsコーディネート力

    事の始まりは、今の勤め先の面接に遡る。 僕:「モデル作りなら誰にも負けないと思います。」 相手:(ため息をついて)「そういう、エクセル早いですとかって、この仕事じゃあまり重要じゃないんだよね。全体のコーディネートをどうやってするかが大切なの。」 仕事を始めるようになって、この言葉を思い知るようになる。 今の仕事を通じて知った、実務上の一番大切な能力の一つは、全体のコーディネート力、とでもいうようなもの。PE(Private Equity)以外のプロフェッショナルファームでは、こういった能力を使う機会は意外と少ないかもしれないので、いまいち伝わりにくい気もするが、ちょっと書いてみる。この能力は、パートタイムでNPOをする上でも、当に大切な能力だと思う。 PEの投資プロフェッショナル達が一つの案件をするとき、自社チームの人数は5人くらい(会社によっては大量に人を貼り付けるが)。このチームだけ

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    masato611 2012/03/09
    こういった仕事をするためには、自分たちよりもはるかに大勢で、かつ専門性を有している人々と働く能力を身につける必要がある。それがコーディネート力で、必要なタイミングで必要な外部リソースの助けを借りつつ
  • Taejunomics人間の学びに関するメモ

    こういったものは、ほとんど英語ブログに寄せているのだけれど、久々に日語でも書いてみる。人間の学びに関するいくつかのメモだ。 1.人間は追体験によって多くを学ぶ。 人間の学びは、経験と追体験から得られる。もちろん経験が重要なパートを占めるわけだが、人間の学びの多くは追体験から得られる。ここでの追体験というのは比較的広い意味で用いられていて、物語を聞かせてもらうことから始まり、自動車の運転まで様々だ。 人間の学習が経験だけに依らない一つの理由は、経験だけで学ぶことのコストが時に非常に高いからだ。例えば、飛行機の運転を経験だけで学ぼうとしたら、習熟するまでに事故死してしまう可能性が高い。 ナポレオンは歴史を非常に熱心に学んでいた。そのため、彼は指揮官として戦場に立ったとき、ほとんどの状況をパターン認識して的確な指示をだすことができたという。これも一つの追体験を通じた学びの効果を示す事例だろう。

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    masato611 2012/03/09
    人間の学習にはサイクルがあり、それは動機と認識能力(言語能力)に依存する。
  • Taejunomics定かならぬもの

    最近、このブログをどうしたものかと考えていたのだけれど、やっと運用方針を決めることができた。 これから、このブログでは、自分が心動かされたものについて、なぜ自分がそう思うのかを掘り下げて書くことにしようと思う。 専門家の間で既に知られていることを噛み砕いて書いてみたり、様々な場所に散らばっている情報や海外の情報を紹介したりすることから自分が得られる意義は限定的になっている。何かをちゃんとした形で調べるというのは業や執筆活動で相応に規律をきかせてやっていることなので、ブログでそういったことを書いても追加的に得られる学びはあまり多くない。ただ、先の事柄を慣れない言語で書くことには意義がまだ残っていると思い、知的関心がある事項のメモはほとんど英語のブログに移行した。 上記のようなことも踏まえ、これからこのブログでは、すでに明らかであること、時間をかければ明らかになることではなくて、もう少しふわ

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    masato611 2012/02/16
    このブログでは、自分が心動かされたものについて、なぜ自分がそう思うのかを掘り下げて書く。知的関心がある事項のメモはほとんど英語のブログに移行。自分自身の内なる思いは、言葉にすることによって、より深く理
  • Taejunomicsエゴからの解放について1

    前のブログでも書いたのだけれど、自分可愛らしさとか、自己顕示欲とか、エゴとかから抜けられると、当に楽になるし、良いことがたくさんある。 一つ目は、何を言われてもあまり気にならなくなることだ。謂れのない非難を受けても、別にダメージを受けない。というのも、目指すべきものが自己のエゴの防衛でなく、何か他の目的達成(例えば機会の平等の実現とか)であれば、別に非難を受けても、それはどうでもよいものだから。 更に良いことがある(それが最近気づいたこと)。エゴや自己顕示欲から解放されると、侮辱が気にならないだけでなく、物事がより透き通って見えるようになる。なぜなら、世の中をありのままに見られるようになって、自分の都合のよいように解釈しなくなるから。特に「嬉しそうだな」、「意地になってるのかな」、「自信ないのかな」と、人の心の機微を察する力が増す。外れる場合もあるだろうけど、観察眼が曇りにくい分、正解率

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    masato611 2011/12/29
    常に謙虚・素直を心に叩きこんで、エゴから離れること。そうして得られる心の平静と、間違いのない判断、他者理解と思いやりは、人生を多分もっと素晴らしいものにしてくれる。[思考]
  • Taejunomics推薦の構造について

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    masato611 2011/12/29
    利得=①Yとの関係による利得ー②推薦のコスト±③Zとの関係による利得
  • Taejunomics2011年レビューと2012年の抱負

    今年もあっという間に年の瀬。今年のレビューと来年の目標報告をします(プライベートは割愛)。 (去年のレビューはこちら) 業について 今の仕事を初めて1年半、もう少し色々なものが見えてきて、自身のプロフェッショナルとしての成長を少し実感できた一年でした。まだまだ分からないことだらけですが、ディールを3件やり、自分でも(最後まではいけなかったけど)案件を作ったりもできました。知識は全く足りていないので、今後経験を積みつつ、日々を無駄にせずに過ごして行こうと思います。 業に関する来年の目標は四つ。 ・社内でも遠慮せず思うことを言うこと(どうも相手が年上だと遠慮しがちなのだけれど、それを克服) ・今度こそ自分で案件を一つ作ること(そのためには、ディールに忙殺されない時間管理をすること) ・常に仮説を持って臨むこと。毎週開催される投資委員会で必ず質問・提案を持つようにして、それが的を射ていたら○

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    masato611 2011/12/29
    、多くのイノベーションは色々なものをつなげるときに起こるので、そのつなげるネタを増やそうと思っています。あと、英語は一刻も早く日本語並みにしたいと思っています。最近国際会議やら何やらで話すことがすごく
  • Taejunomicsディシプリン

    尊敬するプロフェッショナルの人に、どうやったら「傍からしかものを見ていない第三者が、その事業を数十年行なっている経営陣をうならせるようなことを言えるようになるのか」と質問したことがある。 彼の答えはすごくシンプルだった。「ディシプリンだよ」。 ここでのディシプリンとは、「徹底的に自分の頭で考えぬくこと」だ。 コンサルやPEに勤めている人は、仕事にある程度慣れてくると流れ作業をしてしまいがちだ。分析資料とかもさっさと作ることができて、一丁上がりとなる。それをしないで、一度自分の頭で必ず消化してから作業をすること。おかしいと思ったら声をあげること。 また、他のチームが行なっている資料を見せてもらって、1時間のうちに、その案件での大きなイシューは何か、当にチームの立案しているプランでうまくいくのかを自分なりに考えてみて、チームにぶつけてみる。自分の疑問点がチームの「痛いところ」をついていれば「

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    masato611 2011/12/16
    ここでのディシプリンとは、「徹底的に自分の頭で考えぬくこと」だ。
  • Taejunomicsミッション・インポッシブル

    少なくない日製造業の経営者たちは、ミッション・インポッシブルともいえる課題を前にして日夜必死に考えて、事業の運営をしている。そこに尊敬の念と希望を抱き、鼓舞される。 日の製造業、特に新興国でも製造可能なモノを国内で作っている企業は当に苦しい状況にある。普通に計算すると、コスト競争力が圧倒的に異なってくるからだ。原材料や工場設備はどこの国でもほとんど同じ価格だが、土地代や人件費などが大きく異なる。例えば、人件費が全体のコストの3割を占めるのであれば、日と新興国で同じモノを作った場合に必要なコストが2割は変わってくる。同じものが100円と80円で売られていたら、どちらが購入されるのかは明らかだ。最近はさらに為替の影響まである。 こういったことを理由に、学者や金融関係者その他「プロフェッショナル」とよばれる人からは、製造業はこの国を出ていくべきであるという意見がかまびすしい。企業が株主の

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    masato611 2011/11/29
    株主の役割とは何なのだろうということも考える。まだまだこの点について結論は出ないのだけど、本物の実力と心を有した経営者たちとそこからモチベートされた従業員がいれば、国内に留まっての事業継続と利益追求の
  • Taejunomics走る理由

    9月17~19日にかけて開催される佐渡のエコ・ジャーニーに向けて、最近は走りこんでいる。名前はかわいいけれど、48時間かけて206キロを走るという、結構過酷なレース。 24時間連続耐久レースのチャンピオンによると1週間かけてその距離を走れたら完走できるらしいので、8月の下旬と9月の第一週は6日で210キロずつ走る(一日は休息)。今はバングラデシュにいてトレーニングを中断しているのだけれど、ここでは体幹関係の筋トレをして、戻ってから最後のスパートをかける予定。 なぜ走るのか、という質問をよく受ける。約束したから、というのが大きな理由の一つでもあるのだけれど、もう一つは自分と向き合う期間をつくりたかったからだ。 「自分と向き合う」という意味が分かりにくいかもしれないので、実例を。 この前、仕事を早めに切り上げて42km走った。会社から皇居まで1キロ強で、あとは皇居を8周。前日までの走りこみで足

    masato611
    masato611 2011/08/17
    自分を偽らず自然体でいたい、もし可能ならより強い意志の力を身につけたいのなら、弱い自分を定期的に直視せざるを得ない機会を設けて、可能であればそれを乗り越えていく必要があると僕は思う。