タグ

ブックマーク / ktdisk.hatenablog.com (47)

  • シニアなフューチャリスト予備軍への伝播 - Thoughts and Notes from CA

    フューチャリスト宣言 (ちくま新書) 作者: 梅田望夫,茂木健一郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/05/08メディア: 新書購入: 15人 クリック: 170回この商品を含むブログ (691件) を見る 『フューチャリスト宣言』を読んだ。梅田さん二冊目の対談で、今回の対談相手は脳学者の茂木健一郎さん。作家平野啓一郎さんを相手に『ウェブ人間論』では ウェブの進化が人間のどんな来の欲求を引き出すのか それに伴い、人間はどのように変わっていくのか というような「人間の根源の変化」を軸に対談がされたのに対し、書では ウェブの進化が対談者二人の生活・行動規範にどんな変化をもたらしたのか 変化の最先端での行動は、二人のフューチャリストにどんなビジョンを思い描かせたのか そのビジョンと談合・エスタブリッシュメント社会との間にどんな軋轢が生じているのか など、ウェブの進化を追い風に受

    シニアなフューチャリスト予備軍への伝播 - Thoughts and Notes from CA
  • 猶予期間より駆り立てれる外圧が大事 - Thoughts and Notes from CA

    米国ではこれを指標に20年くらい経営されてきたのだが、わが国では企業経営者が気で株主利益を考え始めたのは、ほんの数年。だから、新しい「株主利益を最大化する」というルールのもとでの経営が定着するまでは「下駄をはかせる」必要があると考える。 岩瀬さんは「株主利益を最大化する」というルールが日の経営者に定着するまで三角合併を解禁せず、猶予期間をもうけるべきと主張されているが、当に猶予期間が必要なのだろうか。 "定着"に至るまでのロードマップがクリアであり、必要かつ妥当な猶予期間が算定されているのであれば話は別だが、解禁反対に向けての議論を見る限り、手っ取り早い買収防衛策の有無に焦点があたり、残念ながら「株主価値重視」経営へのシフトに向けてのロードマップなどはあまり念頭におかれていない。 駆り立てられるような外圧がなければ、結局のところ染みついた行動様式を変わらないというのが、仕事としていく

    猶予期間より駆り立てれる外圧が大事 - Thoughts and Notes from CA
  • 機関投資家資本主義 - Thoughts and Notes from CA

    「真の実力(曖昧な定義だが・・・)」が5倍というわけではなく、「時価総額という指標で図るゲーム」の中での実力が5倍ということ。同じような事業をやっていても、よりフリーキャッシュフローが出やすいのような戦略を取り、資効率を高めるような財務リストラクチャリングをやっていかないと、時価総額では圧倒的な差がつき続ける。 米国ではこれを指標に20年くらい経営されてきたのだが、わが国では企業経営者が気で株主利益を考え始めたのは、ほんの数年。だから、新しい「株主利益を最大化する」というルールのもとでの経営が定着するまでは「下駄をはかせる」必要があると考える。 岩瀬さんの"三角合併解禁に反対"というエントリーを読んだ。企業の「時価総額」というのは、「資効率がいかに高いか」というゲームのルールに基づいた企業価値の尺度であり、同じような規模で、同じような事業を営み、同じような価値をお客様に提供し、同じく

    機関投資家資本主義 - Thoughts and Notes from CA
  • ロングテールの潜在的成長率 - Casual Thoughts about Any Phrase

    My guess - and it's only a guess - is that the Internet Long Tail is substantially larger than the pre-Internet Long Tail, but that, in its current form, it amounts to something less than a monumental change in the market. The important question, then, is this: Is the Long Tail going to get a lot bigger, or has most of the growth already happened? 私の推測、当に単なる推測だが、現在のインターネットのロングテールは、実質的にはインターネット時代前

    ロングテールの潜在的成長率 - Casual Thoughts about Any Phrase
  • アマゾンとロングテールに関する“小さな勘違い” - Thoughts and Notes from CA

    毎回楽しみしている磯崎さんの『ネット・エコノミー解体新書』の今回のテーマは"アマゾンとロングテールに関する“大きな勘違い”"。 報道などで、Amazon.com(アマゾン)が「ロングテール」の代表例として取り上げられることが多いですし、世の中では、「web2.0」→イコール「ロングテール」→イコール「かっこいい、最先端」といった文脈で語られることが多いので、「ぉぃぉぃ、ちょっとまってよ」ということで。 ネット・エコノミー解体新書(第4回) アマゾンとロングテールに関する“大きな勘違い” という総論には賛成なのだが、いくつかの"小さな"勘違いも生み出してしまいそうな気がしたので、気になった部分についていくつかコメントさせて頂きたい。 アマゾンはグーグルやイーベイよりも売り上げは大きいが、粗利率はたったの24.0%。ネット以前の通販は、健康器具、健康品、下着など、粗利率が5割とか7割ある商品

    アマゾンとロングテールに関する“小さな勘違い” - Thoughts and Notes from CA
  • 投資家のリテラシー - Thoughts and Notes from CA

    中島さんが"Life is beautiful マザーズへの提言"というエントリーで、下記のことを書かれているが、少し釣りすぎ、煽りすぎで正直あまり感心できない。 まずは、京都大学のコミュニティサイトのこの書き込みを見ていただきたい(日付に注目)。 1. あ 2006/02/05(日) 22:02:43 2/9に東証マザーズに上場するドリコム、社長が京大卒。 売り上げ2億なのに、公募段階で時価総額150億。 1年前に1500円でばら撒いた株券を76万に設定。 そのばら撒いた相手が売り上げの過半数を占めるという不気味な関係。 社長は1万株ホルダー、時価100億円。 どう見ても売り抜け目的の上場。 大問題になると思われるので監視を。 【kyoto-u.com > 談話室 > 議論 > 疑惑のドリコムより引用】 このままでは信憑性の薄い「怪情報」でしかないが、もしこれが真実であるならば、違法な「

    投資家のリテラシー - Thoughts and Notes from CA
  • 20代のキャリアにおける「鶏と卵」 - Thoughts and Notes from CA

    「仮にどんな仕事にアサインされても、自分のだせる最高のパフォーマンスでその仕事をこなし、相手の満足、望むらくは感動を引き出すことに腐心する」というのが今となっては30代になってしまった私の20代の際の仕事に対するポリシーだった。 入社当時に配属された部署というのは正直私があまり関心がある仕事ではなかったが、当時はまだ"ひよっこ"という意識が強かったので、とにかく結果をだすことに専念をした。「こんな仕事をするためにこの会社に入ったわけではない」と言い残し、会社を去る同期も1〜3年目くらいの間に結構多かったが、それほど器用かつ、狡猾でない私はどちらかというと目の前にある仕事をこなし、そこで結果をだすのが精一杯で、自分の関心が当にどこにあるのかということを真剣に考える余裕も正直なく、とにかくアサインされたプロジェクトで結果をだすことにがむしゃらになった。 初めに配属された部署の仕事は結局、その

    20代のキャリアにおける「鶏と卵」 - Thoughts and Notes from CA
    masato611
    masato611 2007/02/12
    「未来に先回りして点と点を繋げて見ることはできない」わけであり、いわんや経験未熟な会社に入りたての人に「本当の自分のゴール」と「それに向けて今やるべきこと」がクリアにわかるわけなんてない。