ウェブを活用した金融事業の新しい形として「ファイナンス 2.0」を提唱するSBIホールディングスCEOの北尾吉孝氏。そのファイナンス 2.0を具現する第一歩とも言えるサービス群の姿が見えてきた。 SBIホールディングスの子会社であるSBI Roboは4月27日、金融やビジネス向けのインターネットサービス群を展開することを明らかにした。 SBIホールディングスは、2006年11月にSBI Robo(旧:ソフトバンク Robo)をソフトバンクより買収。ノルウェーの検索技術開発会社Fast Search & Transfer(Fast)もSBI Roboに発行済株式数の16%を出資しており、検索技術を用いた新しい金融サービスの開発を進めている。 SBI Roboではまず、SBIイー・トレード証券のオンライントレードサービスの検索を強化するため、会社名や銘柄コードによる検索だけでなく、商品名や人名