7月の米住宅着工、9.6%減 1年5カ月ぶり低水準 着工は弱いけど、みんな金利さえ下がれば建てまくるぞという気概が非常に強い。 個人的に米国景気を占う上で重視している米国住宅統計が出始めてきたので確認していきたい。 新規住宅着工は144.6万件と市場予想152.7万件に対して非常に弱い内容となった。 これだけ見るとじゃあ米国債金利は低下やろと思うかもしれないが、問題は建設許可件数である。 建設許可件数は市場予想164万件に対して167.4万件と強いと非常に強い内容であった。 もちろん最盛期のところからは落ちているわけなのだが、ここに来て落ちが非常に鈍り始めているということである。 これが意味することは住宅ローン金利上昇で一時的に買い手がフリーズしていることは確かなのだが、一方で在庫は引き続き不足しており、住宅ローン金利さえ適正範囲に収まればいくらでも買い手が湧いてくるでしょという前提に多く