学習指導要領の改訂による小学校の英語教科化も間近に迫る中、実際の小学校では英語の授業づくりはどのように進められているのでしょうか? 今回は学習指導要領の改訂に先駆けて、全学年で外国語活動の授業を実施している東村山市立久米川東小学校の研究授業と、授業後に行われた校内の研究会の様子をご紹介します。 校内の掲示でもふだんから英語に親しめる工夫が 東京の郊外にある東村山市の市立久米川東小学校は、英語の授業づくりに早くから取り組んでいることが特色の1つです。 校内に入ると校舎の階段には、上りながら何段目か英語で数えられるように、1段ずつ “forty-eight, forty-nine, fifty, fifty-one…” (48、49、50、51…)という風にカードが貼り出されています。 さらに、壁にも色や形、曜日や天気、季節などのイラストに英単語が添えられたカードが掲示されています。このように