ケータイを没収されたら挙動不審になる、プロフでの二重人格に「どっちが素なの?」と戸惑う、数え切れないほどのケータイ小説を書いたが内容は誰にも教えていない……。ハイパーネットワーク社会研究所が開催したワークショップで19日、大分県内の現役高校生5人がケータイ事情を語るセッションが行われた。同セッションは、ハイパーネットワーク社会研究所で研究企画部長を務める渡辺律子氏が質問するかたちで進められた。 ――まず、皆さんがいつからケータイを使い始めたかを教えてください。 Aさん(高校1年生・女性):私はauを父親名義で契約しています。高校入試に合格した日に買ってもらいました。 Bさん(高校2年生・女性):私も高校入試の合格発表の日に買ってもらいました。使用機種はドコモSH905iで、契約は親名義です。 Cさん(高校2年生・女性):私も高校入試合格の時に買ってもらいました。機種はドコモP903iで、親
文部科学省が2008年11月、「『ネット上のいじめ』に関する対応マニュアル・事例集(学校・教員向け)」を作成・公開した。マニュアルを作った経緯や公開した理由について、同省の須原愛記氏(初等中等教育局児童生徒課生徒指導室生徒指導企画係長)に話を聞いた。 ● 具体事例を紹介し、教育現場で役立つ内容に まず、このマニュアル・事例集の内容について、簡単に紹介しよう。内容は、マニュアル編と事例編に分かれている。 マニュアル編は、ネット上のいじめに関する基礎的な知識と参考にすべき資料などが一覧となっており、ネットいじめについて知識のない教員でもおおよそが理解できる入門編的内容となっている。まずはネットいじめを掲示板・ブログ・プロフによるものと、メールによるものとに分けて類型化。ネット上のいじめの典型的な事例を紹介し、掲示板などへの誹謗・中傷に対する削除依頼など、対応の具体的な手順や、児童生徒への指導の
東京都北区にある東京成徳大学中学校で、インターネット先進ユーザーの会(MIAU)によるネットリテラシーの授業が行われた。講師は、MIAUの代表を務めるコラムニストの小寺信良氏と多摩大学情報社会学研究所リサーチアソシエートの中川譲氏。MIAUが作成・公開したネットリテラシーの教科書「“ネット”と上手く付き合うために」を用いて、中学1年生を対象に行われた授業の模様とともに、その意図や受け入れた学校側の話も聞いていく。 ● 授業のテーマは「メールつらくなってない?」 「残念なことに、世の中は携帯電話を小・中学生には持たせない方向に進んでいます」と小寺氏は子どもたちに話しかける。「僕にも中学生の娘がおり、塾に行かせるために小学生のころから携帯電話を持たせています。もちろん当初は、ネットいじめやメール中毒といった問題が起きるとは思いませんでした。しかし、悪いことが起きたから取り上げてしまうのはよくな
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