先日、「エンジニア人生のリアル」というエントリで、フラッシュメモリ関連の研究者である竹内健先生(中央大学教授)の御著書を紹介しました。 またそのご縁により、竹内先生と対談もさせていただき、内容がダイヤモンドオンラインに掲載されました。こちらも好評で、合計80万PV近い閲覧があったそうです。 その対談の中で私は、エンジニアのキャリア形成について、下記のような考え方を述べています。 私はエンジニアの人に、キャリアのロールモデルを5つぐらい提示して選んでもらったらいいんじゃないかと思ってるんです。 たとえば、第一の道として、「この分野に関してはコイツの右に出る奴はいない」みたいなオタクエンジニアになる道。狭く深い知識で生きていくことになるから社内での出世は難しいけれど、ノーベル賞を取るぐらいの勢いで頑張る人なら挑戦していい道だよ、と。 2つめに、そこまで高い技術力はもっていないけれど、トレンドに
"Comparing the yields of organic and conventional agriculture" V. Seufert, N. Ramankutty and J.A. Foley, Nature, 485, 229-232 (2012). 現在広く行われている農法(慣行農法)は,農薬と除草剤の散布により収量低下を回避し,肥料(主に窒素とリン)を与える事で収量の増加を図っている.これは実に良くできた手法であって,現在の食糧生産性は過去に比べると劇的に改善している. さて,このように優れた慣行農法であるが,問題も無いわけではない.一つは農薬類・除草剤・肥料の大量投入による周辺環境への悪影響である.例えば先進国や農業国における土壌および水系ののリン・窒素汚染はかなり酷い状況になっており,富栄養化を発端とする赤潮・青潮,河川および海水域での生態系の激変などはかなり問題の
原発事故の原因についてはいろんな問題があり過ぎて、一言で語るのは難しいと思います。 ただ、事故の時の現場のエンジニアの対応を見て、「ああ自分も似た経験がある」、とヒヤッとした技術者も多いのではないでしょうか。 システムが複雑化し過ぎて、技術も分業が進み、システム全体がわかる人が減っている。 事故や不良が起こった時には、全体がわかる人が居ないと、とっさの対応が難しい。 平時はマニュアル的な対応で良いのでしょうが、異常時に応用がきかない。 今回の原発は設計者が事故の対応をしたわけではないので、なおさらでしょう。 実は、LSIの開発の現場でも同じことが起こっています。 LSIは多機能化が進んでいますが、システムの規模が膨大になり、複雑化するにつれ、開発者が増えて、開発も分業化。 全体のシステムをわかる技術者が減っており、市場不良が起こった時に、不良解析をできる人が減ってきているのです。 入社して
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