米Zend Technologiesは7月2日(米国時間)、PHPをベースとしたオープンソースの開発フレームワーク「Zend Framework 1.0.0」を発表した。Webアプリケーション開発を効率化できるという。コミュニティベースで開発を進めてきたもので、米IBM、米Googleなどもプロジェクトに加わった。 2005年10月に開発を表明し、2006年4月に公開したプレリリース版は100万回以上ダウンロードされたという。MVC(Model-View-Controller)コンセプトを取り入れて、ユーザーインターフェイスとロジック処理を分離することで、容易に効率よく開発できるのが特徴。 個人のブログから企業の電子商取引システムまで、あらゆる規模に対応。また、自分のペースで利用できるアーキテクチャをとることで、ロックインの心配がなく、ユーザーはフレームワークを段階的に適用できるという。