東京証券取引所は18日、今夏の節電対策として出社、退社時間を1時間繰り上げる「サマータイム」を導入すると発表した。取引に直接関係のない社員が対象で、東京電力管内の電力不足が心配される7〜9月の期間限定。空調や照明に使う電力のピークを他の企業とずらすねらいがある。 対象者の勤務時間は午前7時45分から午後3時45分になる。昼休みを挟んで午前9時から午後3時までの取引時間は変えない。 節電を徹底するため、期間中は取引所内の一般見学やイベントも中止する。昨年の7〜9月の間は自由研究の小学生ら約1万6千人が見学に訪れていた。